マナガツオ科
マナガツオ科(真魚鰹科、学名:Stromateidae)はサバ目イボダイ亜目の下位分類群の一つ。和名にあるマナガツオ(真魚鰹, 真名鰹, 鯧)など、3属17種が所属する。体高が高く、扁平な体型をもつ小型から中型の海水魚である。
マナガツオ科 | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Stromateidae Rafinesque, 1810[1] | |||||||||||||||||||||
タイプ種 | |||||||||||||||||||||
ブルーバターフィッシュ (Stromateus fiatola) | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
butterfish | |||||||||||||||||||||
属 | |||||||||||||||||||||
概要
編集南北アメリカ大陸、アフリカ西部、南アジア、東南アジアの沿岸域に分布する。体高が非常に高く、成魚は腹鰭をもたない。背鰭は1つで、臀鰭の棘条は2-6本。
中国、台湾では「鯧科」といい、マナガツオ属の魚は食用魚として重要である。英語ではButter fishといい食用魚とされる。
カツオ(サバ科)やイボダイ(地方名シズ。イボダイ科)は別科の魚。 中国語でも「鯧」がついても、イボダイ科、アジ科など別科の魚である場合がある。
下位分類
編集参考文献
編集- Froese, Rainer, and Daniel Pauly, eds. (2006). "Stromateidae" in FishBase. January 2006 version.
- ^ "Stromateidae Rafinesque, 1810". World Register of Marine Species. 2022年12月25日閲覧。
- ^ a b c d e 和名は次による。“マナガツオ属”. Biological Information System for Marine Life. 国際海洋環境情報センター. 2014年3月8日閲覧。
- ^ a b 和名は次による。清水長. “ニシマナガツオ”. 南半球の魚図鑑 The pictorial books→スリナム・ギアナ沖の魚類 硬骨魚綱 スズキ目. 水産総合研究センター 開発調査センター. 2022年12月25日閲覧。
- ^ a b 和名は次による。“輸入される外国産魚類の標準和名一覧” (PDF). 水産物市場改善協会. 2014年3月8日閲覧。
- ^ 和名は次による。中村泉. “ゴマシズ”. 南半球の魚図鑑 The pictorial books→パタゴニア海域の重要水族 脊椎動物門 魚類 硬骨魚綱 スズキ目. 水産総合研究センター 開発調査センター. 2022年12月25日閲覧。
- ^ 和名は次による。中村泉. “ホシゴマシズ”. 南半球の魚図鑑 The pictorial books→パタゴニア海域の重要水族 脊椎動物門 魚類 硬骨魚綱 スズキ目. 水産総合研究センター 開発調査センター. 2022年12月25日閲覧。