ペリー荻野
愛知県出身のコラムニスト
ペリー荻野(ペリーおぎの、1962年[1] - )は、愛知県名古屋市出身[2]のコラムニスト、舞台作家、時代劇研究家[3]。
愛知県立瑞陵高等学校33回生。愛知教育大学在学中から中部日本放送の深夜放送にて、ラジオパーソナリティ兼放送作家としての活動を始める[4][2]。1991年からは、東京での活動を開始[4]。
テレビ業界に精通するともいわれ[5]、特に時代劇に関する著書が多い。史上初とされる時代劇主題歌のオムニバスCD「ちょんまげ天国」シリーズ全3作のプロデュースも手掛けた[1]。2005年には、「チョンマゲ愛好女子部」を立ち上げ、その部長を務める[3]。
2011年2月放送 テレビ朝日タモリ倶楽部「大型痛快時代企画 クイズ答えてチョンマゲ!」回でちょんまげの知識を披露。近年はNHK大河ドラマについてのコメントがNHKのPRに掲載される等の活躍をしている。
カタカナ+漢字のペンネームにしたのはケーシー高峰の影響であり、「ペリー」の由来は動物園でペリカンに追いかけられた経験から来ていて、もとはペリカン荻野だった[6]。
著書
編集- 『チョンマゲ天国 : 時代劇が止まらない』ベネッセ(1995年)
- 『コモチのキモチ : お気楽ママのヘラヘラ育児日記』ベネッセ(1996年)
- 『ペリーが来たりてホラ貝を吹く : ヘンテコ音楽を追って』朝日ソノラマ(1999年)
- 『Iらぶチャンバラ : お侍さん、ありがとう』アスペクト(2001年)
- 『恋は痛いっ! : キスの後で泣かないために』マガジンハウス(2002年)
- 『ちょんまげだけが人生さ』日本放送出版協会(2003年)
- 『ちょんまげ八百八町』玄光社(2004年)
- 『ナゴヤ帝国の逆襲』洋泉社(2005年)
- 『幕末志士列伝 : 英雄の陰に女あり』ホーム社(2010年)
- 『バトル式歴史偉人伝』新潮社(2015年)
- 『脚本家という仕事 : ヒットドラマはこうして作られる』東京ニュース通信社(発売: 徳間書店)、2019年。
共著
編集ラジオ
編集脚注
編集- ^ a b ”ペリーのちょんまげ - 時代劇専門チャンネル”
- ^ a b 『脚本家という仕事 : ヒットドラマはこうして作られる』東京ニュース通信社、2019年、p. 288、著者プロフィール。
- ^ a b ”第二十一回 時代劇を盛り上げるアノ声! 名ナレーター列伝(ペリー荻野) - 時代劇うぇ部 @nifty 映画”、「時代劇うぇ部のライター紹介」欄。
- ^ a b ”紋次郎も鬼平も犬神家もこうしてできた - エルパカBOOKS(「BOOK」データベースのデータ)”、「著者紹介」欄。
- ^ ”ペリー荻野の「スターにクギづけ!ピカッとしてましたTV」一覧 - MSNエンタメ”
- ^ 『波』、2024年7月号、新潮社、37頁
外部リンク
編集- ペリー荻野とチョンマゲ愛好会女子部 (@Magejo_Club) - X(旧Twitter)