ビュブリスギリシャ語:Βυβλίς)は、ギリシア神話の登場人物。アポローンの孫でミレトスとキュアネエの娘。カウノスの双子の妹。

ビュブリス』 by ウィリアム・アドルフ・ブグロー (1884).
ビュブリスとカウノス by ローレント・デルヴォー英語版, 1734, ボーデ博物館.

神話

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兄であるカウノスに恋をして、一緒になることを願った[1]。その思いを蝋板に書いて召使に届けさせ、打ち明けるも、拒絶される。しかし、直接自分が言わなかったことにも原因があるのだと考え、何度も自ら兄のもとに行って言い寄るも、拒絶され続ける。とうとう兄が故国を去ってしまった後も追うが、そのうち追跡に疲れ果て、倒れる。そして、流れ出る自分の涙で溶けてしまい、泉に変わる。

出典

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  1. ^ オウィディウス『変身物語 下』(岩波書店、1984年)37ページ ISBN 978-4-003-21202-8

関連項目

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