バリ島珍道中
『バリ島珍道中』(バリとうちんどうちゅう、Road to Bali)は、1952年のコメディ映画[1][2]。ビング・クロスビー、ボブ・ホープ、ドロシー・ラムーアが主演する「珍道中シリーズ」の第6作目である。監督はハル・ウォーカー。
バリ島珍道中 | |
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Road to Bali | |
監督 | ハル・ウォーカー |
脚本 |
フランク・バトラー ハル・カンター ウィリアム・モロー |
製作 |
ハリー・テュージェンド ダニエル・デア |
出演者 |
ビング・クロスビー ボブ・ホープ ドロシー・ラムーア |
音楽 | ジョセフ・J・リリー |
撮影 | ジョージ・バーンズ |
編集 | アーチー・マーシェク |
配給 | パラマウント・ピクチャーズ |
公開 |
1952年11月19日 1953年12月25日 |
上映時間 | 90分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
前作 | 南米珍道中 |
次作 | ミサイル珍道中 |
あらすじ
編集オーストラリアのメルボルンに来ていた旅芸人のジョージ・コクランとハロルド・グライドリーは地元の女性と結婚する必要に追われ、ポート・ダーウィンまで逃走する。同じころ、とある小島の王子ケン・アロクがヴァツ島沖に沈む宝物を求めて潜水夫を募集しており、ジョージ達はこれに応募する。 現地に到着した2人は、ヴァツ島のララ王女に一目ぼれする。同時に、ケン王子が宝物をララーから横取りしていることが判明し、2人はララ王女に協力する。そして、宝物を回収するにあたり、ハロルドが潜水することになった。ハロルドが宝物を回収した矢先、アロク王子は彼ら3人を脅して宝物を奪おうとするが、ハロルドたち2人に騙され、船を奪われる。3人はバリ島へ向かうものの、別の島に到着する。 珍騒動の末、3人は島から脱出する。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹替(初回放送1964年3月2日『テレビ名画座』)
- ジョージ・コクラン:ビング・クロスビー(勝田久)
- ハロルド・グライドリー:ボブ・ホープ(柳沢真一)
- ララ王女:ドロシー・ラムーア(北里深雪)
- ケン王子:マービン・バイ
- ガン:ピーター・コー
- ボマ・ダ:ラルフ・ムーディ
- ラマヤナ王:レオン・アスキン
- ※以下はカメオ出演
スタッフ
編集- 監督:ハル・ウォーカー
- 製作:ハリー・テュージェンド
- 脚本:フランク・バトラー、ハル・カンター、ウィリアム・モロー
- 撮影:ジョージ・バーンズ
- 音楽:ジョセフ・J・リリー
脚注
編集- ^ Road to Bali - American Film Institute Catalog
- ^ “National Boxoffice Survey”. Variety: 3. (December 31, 1952).
- ^ “Films on Tv at Christmas, Part 1: 1957-1966” (22 December 2016). 2021年12月1日閲覧。