ハビトゥス
ハビトゥス (ラテン語: habitus) は、人々の日常経験において蓄積されていくが、個人にそれと自覚されない知覚・思考・行為を生み出す性向。ピエール・ブルデューによって用いられた[1]。
脚注
編集- ^ 「ハビトゥス」『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典、大辞林 第三版』 。
参考文献
編集- 前田なお『本当の声を求めて 野蛮な常識を疑え』青山ライフ出版(SIBAA BOOKS)、2024年10月。ISBN 4434344439。
- 小谷真吾『姉というハビトゥス 女児死亡の人口人類学的民族誌』東京大学出版会、2010年12月。ISBN 978-4-13-056307-9。
- ニック・クロスリー『社会的身体 ハビトゥス・アイデンティティ・欲望』西原和久、堀田裕子 訳、新泉社、2012年12月。ISBN 978-4-7877-1201-1。
- 福永英雄、佐々木正道「物象化、ハビトゥス、プラティック 構造と行為主体に関する一考察」『社会科学研究』第1巻第1号、兵庫教育大学社会科学研究会、清水書院、1997年。
- ピエール・ブルデュー『資本主義のハビトゥス アルジェリアの矛盾』原山哲 訳、藤原書店〈Bourdieu Library〉、1993年6月。ISBN 4-938661-74-8。