ナム・ジヒョン
ナム・ジヒョン(ハングル:남지현、漢字:南志鉉、1995年9月17日[1] - )は、韓国の元子役、女優。仁川広域市出身。マネジメントSOOP所属。西江大学心理学科卒業[2]。
ナム・ジヒョン | |
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生年月日 | 1995年9月17日(29歳) |
出生地 | 韓国・仁川広域市[1] |
国籍 | 韓国 |
職業 | 女優 |
ジャンル | テレビドラマ、映画 |
活動期間 | 2004年 - |
事務所 | マネジメントSOOP |
主な作品 | |
テレビドラマ 『大王世宗』 『エデンの東』 『善徳女王』 『ジャイアント』 『ショッピング王ルイ』 『あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜』 『100日の郎君様』 『リセット〜運命をさかのぼる1年〜』 |
ナム・ジヒョン | |
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各種表記 | |
ハングル: | 남 지현 |
漢字: | 南志鉉 |
発音: | ナム・ジヒョン |
ローマ字: | Nam Ji-hyun |
経歴
編集2004年にMBCにて放送された『愛してると云って』で子役デビュー[1]。 その後、『ロビイスト』のチャン・ジニョン、『大王世宗』のイ・ユンジ、『エデンの東』のハン・ジヘ、『善徳女王』のイ・ヨウォン、『クリスマスに雪は降るの?』のハン・イェスルなど、韓国トップクラスの美人女優の少女時代を演じてきた。これらのドラマで彼女は、印象深い演技で出演する作品ごとに話題を生み、MBC演技大賞では、2008年、2009年と連続で子役賞を受賞した[3]。2010年時点で、女性子役のオファー数が韓国で第1位を誇った[3]。
2016年、『ショッピング王ルイ』では、ソ・イングクと共演し、ヒロインを演じる。この作品で、子役のイメージを捨て、初めてのロマンスの演技に挑戦し[4]、MBC演技大賞で女性新人賞を受賞する[5]。
2017年、『あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜』では、チ・チャンウクと共演し、ヒロインを演じる[4]。2011年に時代劇ドラマ『ペク・ドンス』でチ・チャンウク演じる主人公の相手役の少女時代を演じたこともあり、それ以来のタッグとして注目を集め[6]、SBS演技大賞で優秀演技賞を受賞する[4]。
2018年、時代劇ラブロマンス『100日の郎君様』では、EXOのド・ギョンス(ディオ)と共演し、ヒロインを演じる[7]。それまで、tvN月火ドラマは視聴率が低迷していたが[7]、最終回に最高視聴率14.4%を記録し、日本でも2020年にNHK総合などで放送された[8]。
2020年、乾くるみによる小説『リピート』が原作で、日本のドラマをリメイクしたサスペンスドラマ『リセット〜運命をさかのぼる1年〜』に主演し、MBC演技大賞で最優秀演技賞受賞者4名の内の一人となった[9]。
出演
編集主演作は太字
テレビドラマ
編集- 愛してると云って(2004年、MBC) - ソ・ヨンチェ(少女時代)役
- マイラブ(2006年、SBS) - キム・ミン役
- 宮S(2007年、MBC) - ヤン・スニ(少女時代)役
- ロビイスト(2007年、SBS) - マリア / ユ・ソヨン(少女時代)役
- 大王世宗(2008年、KBS) - 昭憲(ソホン)王后(少女時代)役
- 私たちのハッピーエンディング(2008年、MBC)
- エデンの東(2008年 - 2009年、MBC)- キム・ジヒョン(少女時代)役
- 善徳女王(2009年、MBC) - トンマン(徳曼)/ 善徳(ソンドク)女王(少女時代)役
- クリスマスに雪は降るの?(2009 - 2010年、SBS) - ジウァン(少女時代)役
- ジャイアント(2010年、SBS) -ファン・ジョンヨン(少女時代)役
- ペク・ドンス(2011年、SBS) - ユ・ジソン(少女時代)役
- 少女探偵パク・ヘソル(2012年、KBS) - パク・ヘソル役
- あなたなしでは生きられない(2012年、MBC) - ウンドク役
- 花ざかりの君たちへ For You In Full Blossom(2012年、SBS) - ホン・ダヘ役
- エンジェルアイズ(2014年、SBS) - ユン・スワン(少女時代)役[10]
- 家族なのにどうして~ボクらの恋日記~(2014年 - 2015年、KBS) - カン・ソウル役[11]
- 深夜食堂fromソウル(2015年、SBS) - ヘリ役
- ショッピング王ルイ(2016年、MBC) - コ・ボクシル役[12]
- あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜(2017年、SBS) - ウン・ボンヒ役[13]
- 100日の郎君様(2018年、tvN) - ユン・イソ / ヨン・ホンシム役[14]
- ウンジュの部屋(2018年 - 2019年、Olive)- ホンシム役※カメオ出演[15]
- リセット〜運命をさかのぼる1年〜(2020年、MBC) - シン・ガヒョン役[16]
- 経路を離脱しました(2021年、JTBC)- カン・スジ役[17]
- 魔女食堂にいらっしゃい(2021年、TVING) - チョン・ジン役[18]
- シスターズ(2022年、tvN) - オ・インギョン役[19][20]
- ハイクッキー(2023年、未定) - チェ・スヨン役[21]
映画
編集- 無影剣(2005年)
- マイキャプテン、キム・デチュル(2006年)
- 麻婆島2(2007年)
- 視線1318(2009年)
- アストロボーイ - アトムの帰還(2009年)
- 今日(2011年)
- ファイ 悪魔に育てられた少年(2013年)
- トンネル(2016年)
- 古山子 大東輿地図(2016年)[22]
広告
編集- Bean Pole Bike Repair Shop(2014年)[23]
賞とノミネート
編集受賞
編集- 2006年 SBS演技大賞 子役賞『マイラブ』
- 2008年 MBC演技大賞 子役賞『エデンの東』
- 2009年 MBC演技大賞 子役賞『善徳女王』
- 2012年 KBS演技大賞 青少年賞『少女探偵パク・ヘソル』
- 2014年 KBS演技大賞 新人女優賞 / ベストカップル賞『家族なのにどうして~ボクらの恋日記~』[24]
- 2016年 MBC演技大賞 女性新人賞『ショッピング王ルイ』[25]
- 2016年 第1回 Asia Artist Awards ドラマ部門 ベストエンターテイナー賞『ショッピング王ルイ』[26][27]
- 2017年 SBS演技大賞 優秀演技賞 水木ドラマ部門『あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜』
- 2018年 第13回Soompi Awards ベストキス賞 with チ・チャンウク『あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜』
- 2019年 Soompi Awards ベストカップル賞 with ド・ギョンス『100日の郎君様』
- 2020年 MBC演技大賞 最優秀演技賞 月火ミニ・短幕部門『リセット~運命をさかのぼる1年~』[28][29]
ノミネート
編集- 2007年 SBS演技大賞 子役賞『ロビイスト』
- 2012年 第21回ブイル映画賞 新人演技賞『今日』
- 2013年 第34回青龍映画賞 新人賞『ファイ 悪魔に育てられた少年』
- 2015年 第51回百想芸術大賞 TV部門新人女優賞『家族なのにどうして~ボクらの恋日記~』
- 2016年 第1回 Asia Artist Awards 女性人気賞『ショッピング王ルイ』
- 2016年 MBC演技大賞 ミニシリーズ部門優秀演技賞『ショッピング王ルイ』
- 2016年 MBC演技大賞 ベストカップル賞 with ソ・イングク『ショッピング王ルイ』[30]
- 2017年 SBS演技大賞 大賞『あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜』
- 2017年 SBS演技大賞 ベストカップル賞 with チ・チャンウク『あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜』
- 2018年 第13回Soompi Awards 女性部門今年の演技賞『あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜』
- 2018年 第13回Soompi Awards ベストカップル賞 with チ・チャンウク『あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜』
- 2018年 第2回 The Seoul Awards ドラマ部門女性人気賞『100日の郎君様』
- 2018年 第3回 Asia Artist Awards 俳優部門女性人気賞
脚注
編集- ^ “「幸せな一日」 ナム・ジヒョンが西江大学を卒業”. 朝鮮日報. (2020年2月19日) 2021年5月2日閲覧。
- ^ a b ナム・ジヒョン(Nam JiHyun 남지현) Innolife 2015年6月14日閲覧。
- ^ a b c “「幸せな一日」 ナム・ジヒョンが西江大学を卒業”. Kstyle. (2016年12月19日) 2021年5月3日閲覧。
- ^ “「幸せな一日」 ナム・ジヒョンが西江大学を卒業”. もっと!コリア. (2016年12月30日) 2021年5月3日閲覧。
- ^ “「あやしいパートナー」ナム・ジヒョン“チ・チャンウク兄さんとの共演…新鮮な感じがします””. Kstyle. (2016年12月19日) 2021年5月3日閲覧。
- ^ a b “「100日の郎君様」ナム・ジヒョン“EXO ディオさんとキスシーンが多かったけど…友達のように過ごした””. Kstyle. (2018年12月12日) 2021年5月3日閲覧。
- ^ “ド・ギョンス(EXO-D.O.)「100日の郎君様」17日NHK地上波放送前に見どころと時代背景をチェック!”. navicon. (2020年5月3日) 2021年5月3日閲覧。
- ^ "2020 MBC演技大賞<字幕版>" KNTV. 2023年2日4閲覧。
- ^ “「エンジェルアイズ」ナム・ジヒョン“キム・スヒョンの応援、ありがたかった””. Kstyle. 2023年2月27日閲覧。
- ^ “【PHOTO】ユン・バク、ソン・ダムビ、ZE:A ヒョンシクら「家族なのにどうして」制作発表会に出席“期待してください!””. Kstyle. 2023年2月27日閲覧。
- ^ “ソ・イングク&ナム・ジヒョン出演「ショッピング王ルイ」予告編を公開!”. Kstyle. 2023年2月27日閲覧。
- ^ “チ・チャンウク&ナム・ジヒョン主演ドラマ「あやしいパートナー」ポスター公開…4人の表情に注目”. Kstyle. 2023年2月27日閲覧。
- ^ “EXO ディオ&ナム・ジヒョン主演ドラマ「100日の郎君様」メインポスターを公開…甘い新婚夫婦”. Kstyle. 2023年2月27日閲覧。
- ^ “EXO ディオ&ナム・ジヒョン、本日放送「ウンジュの部屋」に特別出演…“ユルシムカップル”に期待(動画あり)”. Kstyle. 2023年2月27日閲覧。
- ^ “イ・ジュニョク&ナム・ジヒョン&キム・ジス出演、新ドラマ「リセット~運命をさかのぼる1年~」メインポスター公開”. Kstyle. 2023年2月27日閲覧。
- ^ “ナム・ジヒョン&パク・ジヨン主演、新ドラマ「経路を離脱しました」メインポスターを公開”. Kstyle. 2023年2月27日閲覧。
- ^ “ソン・ジヒョ&ナム・ジヒョンら出演、新ドラマ「魔女食堂にいらっしゃい」スペシャルポスターを公開”. Kstyle. 2023年2月27日閲覧。
- ^ “ドラマ「シスターズ」、パク・ジフ「お姉さんたちの関心がありがたいけどプレッシャー」”. Wow!Korea. 2022年9月4日閲覧。
- ^ “キム・ゴウン&ナム・ジヒョン&パク・ジフら出演の新ドラマ「シスターズ」予告ポスターを公開”. Kstyle. 2023年2月27日閲覧。
- ^ “ナム・ジヒョン&チェ・ヒョヌク&キム・ムヨル、新ドラマ「ハイクッキー」に出演決定”. Kstyle. 2023年4月29日閲覧。
- ^ “【PHOTO】チャ・スンウォンからユ・ジュンサンまで、映画「古山子 大東輿地図」制作発表会に出席”. Kstyle. 2023年2月27日閲覧。
- ^ “ZE:A ヒョンシク&ナム・ジヒョン、広告業界も認めた相性…ファッションブランドで共演”. Kstyle. 2023年2月27日閲覧。
- ^ “【PHOTO】イ・ジュンギからチュウォンまで「KBS演技大賞」に出席“豪華顔ぶれが大集合””. Kstyle. 2023年2月27日閲覧。
- ^ “【PHOTO】ソ・イングク&ナム・ジヒョン「2016 MBC演技大賞」レッドカーペットに登場”. Kstyle. 2023年2月27日閲覧。
- ^ “HISTORY 2016 Winners”. Asia Artist Awards組織委員会. 2017年10月23日閲覧。
- ^ “【PHOTO】AFTERSCHOOL ナナ&ナム・ジヒョン&キム・ユジョン&キム・ジウォンら「2016 Asia Artist Awards」レッドカーペットに登場(総合)”. Kstyle. 2023年2月27日閲覧。
- ^ “【PHOTO】ナム・ギュリ&イム・スヒャン&ナム・ジヒョンら「2020 MBC演技大賞」レッドカーペットに登場”. Kstyle. 2023年2月27日閲覧。
- ^ “パク・ヘジン「2020 MBC演技大賞」で大賞を受賞…今年のドラマ賞は「コンデインターン」に輝く(総合)”. Kstyle. 2023年2月27日閲覧。
- ^ “「2016 MBC演技大賞」ベストカップル賞の候補を公開…イ・サンウ&キム・ソヨン vs イ・ジョンソク&ハン・ヒョジュの接戦が予想”. Kstyle. 2023年2月27日閲覧。
外部リンク
編集- NAM JI-HYUN- Management SOOP
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