タイー族(タイーぞく、ベトナム語Người Tày / 𠊛)はベトナムに住む少数民族である。人口は150万人ほどで、ベトナムでは、主要民族のキン族に次いで人口が多く、53少数民族の中で最大である。中国との国境に近い東北部山間部ではヌン族と共に主要のタイ系民族である[1]

タイー族
総人口
約150万人(2001年)
居住地域
言語
タイー語
宗教
アニミズム仏教道教

名称

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言語(タイー語)と共に「タイー」と表記し、同じくタイ・カダイ語族で2番目に多い少数民族のタイ族タイ王国の75%を占める民族)と区別されることが多い。ベトナム国内の「タイ族」は、「ターイ族」とも呼ばれる。ベトナム語においてTày(タイー)は、Thái(ターイ)に対して母音の長短だけでなく、子音声調も異なる。タイとは伸ばさないが、中国語(: 岱依族)でもDài yīとなっている。

脚注

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  1. ^ タイー族・ヌン族の国内移住の構造 伊藤正子