セグロカッコウ
セグロカッコウ(背黒郭公、学名:Cuculus micropterus、英名:Short-winged Cuckoo または Indian Cuckoo)は、カッコウ目カッコウ科の鳥類の一種である。
セグロカッコウ | |||||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Cuculus micropterus Gould, 1837 | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
セグロカッコウ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Short-winged Cuckoo |
形態
編集全長:約33cm、 大きさ、姿はハトを細身にしたシルエットでカッコウやツツドリに似るが、背中は褐色味が強く(これが和名の由来である)尾は灰褐色で先端部分に黒帯がある。雌雄はほぼ同色である。
分布
編集インドから東はアムール川、南はジャワ・ボルネオにかけて分布する。北方のものは、冬期は南へ移動する。
日本では数少ない旅鳥として、主に春の渡りの際記録される。本州や九州の各地で記録されているが、特に日本海側の島嶼部(飛島、舳倉島、対馬)での記録が多い。繁殖期にさえずりが聞かれることもまれにある。しかし国内での繁殖記録は確認されていない。
生態
編集平地から山地の林の中で生活し、林内から出ることは少ない。
さえずりは、ホトトギスの声をずっと太くした感じで、ホトトギスの場合6声ひと区切りだが、それを4声にしテンポを遅くした印象となる。特徴のある鳴き声のため、さえずりのみが記録されることも多い。日本で初めて本種が記録されたのも、鳴き声だけの記録であった。