セイン・カミュ(Thane Camus, 1970年11月27日[1] - )は、日本を拠点に活動するアメリカ人タレント俳優[1]アメリカ合衆国ニューヨーク州出身。身長185cm、既婚。

セイン・カミュ
Thane Camus
本名 セイン・アレクサンダー・カミュ
Thane Alexander Camus
生年月日 (1970-11-27) 1970年11月27日(54歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューヨーク州
身長 185cm
言語 日本語、英語
方言 日本語英語
最終学歴 ホフストラ大学中退
現在の代表番組 7つの海を楽しもう!世界さまぁ〜リゾート(ナレーター)
過去の代表番組 汐留スタイル!
さんまのSUPERからくりTV
ぐるぐるナインティナイン
配偶者 既婚
親族 アルベール・カミュ(大叔父)
公式サイト イクリプスによるプロフィール
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略歴

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フランス系アメリカ人の父と、イギリス人の母を持つ。大叔父にはノーベル文学賞を受賞したフランス人作家のアルベール・カミュがいる。

生後まもなく実父と別れ、実母は後に日本人男性と再婚。母と共に再婚相手の仕事の都合で、世界各国を転々とする。家庭の事情により、滞在先のアメリカンスクールではなく、現地のローカルスクールに入学することによって、少年時代までに数言語を覚えることとなった。日本語英語を流暢に話し、フランス語も少々話せる。

6歳の時に来日し、教師や同級生などとの生活により日本語を覚える。神奈川県藤沢市で通っていた小学校には中居正広が在籍していた。横浜市サンモール・インターナショナルスクールを卒業後は、ニューヨークロングアイランドホフストラ大学に入学。当時は結婚まで考えていた恋人に振られたショックで大学を中退し、「ホームシック」気味になって日本に戻った。エキストラモデルとして活動した後にテレビ番組などへ出演し、以後はタレントとして活動するようになった。1991年の再来日の直後からNHK『やさしい英会話』のスキット(解説)に出演することでデビューを果たしているため、芸能界デビューはナインティナインキャイ~ンと同期であると語る。

少年期に日本で育ったために、訛りがない流暢な日本語を話す。趣味趣向は日本の大衆文化に属するものが多く、アニメなど、日本のテレビ番組に詳しい。神奈川県湘南地域の方言も身につけている。

森田一義アワー 笑っていいとも!』のクイズコーナーに一外国人として出演した際に、アニメなどに関するマニアックな知識を披露したことで注目されて、同コーナーのレギュラーとなった。

2002年に日本人女性と結婚。2003年2月に長男が誕生し、2005年12月に次男が誕生。2008年12月に長女が誕生し、3児の父親になった。

かつては、R&Aプロモーションに所属していたが、その後は同社を退籍。現在では友人たちとともに立ち上げたイクリプス・プロダクションに所属している。R&Aプロモーションからの脱退後はメディアへの露出が減少したが、講演や営業などで地道に活動を続け、現在ではナレーションやテレビ出演も再び行うようになった。

2015年から「Mr Coconut」という名でYouTuberとしても活動している。2016年10月以降は動画を作成していなかったが、2019年8月25日から活動を再開した。

事務所問題

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2004年末、セインは当時所属していたR&Aプロモーションと出演料などをめぐって対立した。

2005年3月にR&Aプロモーションは、10年間の専属契約を交わしていたセインが、友人の設立した事務所に移籍したことで損害を受けたとして約9,887万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。これに対し、セインはR&Aとの専属契約の解除は適法だと主張、R&Aがセインの営業活動を妨害したなどとして9,430万円の損害賠償を求め、反訴した。裁判は1審・2審ともにセインの勝訴で、2009年5月に和解が成立した[2]

人物

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主な出演

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映画

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テレビ番組

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テレビドラマ

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ラジオ番組

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舞台

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  • *pnish* vol.11 マハラジャモード(2009年)- 初舞台、主人公シヴァの兄ヴィシュヌ役で出演
  • 桃色書店へようこそ (2010年4月10日 - 18日、池袋シアターグリーン ビックツリーシアター) - ハチヤ社長役

ゲーム

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その他

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出版・著書

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  • セイン・カミュのすぐ使える旅の英会話 (主婦と生活社)
  • セイン・カミュのENGLISH PLEASE (日本文芸社)
  • セイン・カミュのなぜ英語が苦手なの? (日本文芸社)
  • セイン・カミュとまゆげ犬のペラペラ英会話 (廣済堂出版)
  • ザ・イクメン! (2010年9月28日、三省堂)
  • 英語でブログを書いてみよう(2018年4月25日)小松アテナと共著 (技術評論社)            

音楽

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シングル

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  • ドッキンNightにラララDance (歌:SPACE ALL STARS、アコム・むじんくんCMイメージソング) - オリコン51位。
  • ゴキゲンDodai (歌:SPACE ALL STARS)
  • ハトマメ 〜Say Hello To The World.〜(歌:The Students(セイン、ボビーアドゴニー、アミール)、作詞・作曲:槇原敬之) - オリコン46位。
  • カントリーロード(歌:もしツアオールスターズ、日本語詞:松井五郎

アルバム

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  • Star Ship (歌:SPACE ALL STARS)

脚注

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出典

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  1. ^ a b ゴースト読本 2016, p. 39, 「KAMEN RIDER GHOST REGULAR CAST Q&A 仮面ライダーゴースト レギュラーキャスト Q&A」
  2. ^ セイン・カミュは事務所独立問題がこじれ芸能界から消えた|実録 芸能人はこうして干される”. 日刊ゲンダイDIGITAL(2019年9月20日). 2019年9月21日閲覧。
  3. ^ FRIDAY、2017年4月14日号、38 - 39頁。
  4. ^ Gメン'75(Gメン75)(第307回)新Gメンの罠は金髪ヌード死体”. テレビドラマデータベース. 2024年6月28日閲覧。
  5. ^ 中川翔子、最新曲MVにセイン・カミュが宇宙人役で登場 (Listen Japan)
  6. ^ FORTUNE TRINITY公式サイト”. www.konami.com. 2019年4月28日閲覧。

参考文献

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  • 『OFFICIAL PERFECT BOOK 仮面ライダーゴースト公式完全読本 GREAT SOUL JOURNEY』ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK〉、2016年12月17日。ISBN 978-4-7986-1349-9 

外部リンク

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