ズグロコクイナ(頭黒小水鶏、学名:Laterallus ruber)は、ツル目クイナ科に分類される鳥類の一種である。

ズグロコクイナ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ツル目 Gruiformes
: クイナ科 Rallidae
: コガタクイナ属
Laterallus
: ズグロコクイナ
L. ruber
学名
Laterallus ruber
(Sclater&Salvin, 1860)
和名
ズグロコクイナ
英名
Ruddy Crake

分布

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メキシコ南部からコスタリカにかけて分布する。

形態

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体長14-15cm。頭部から頸にかけては暗い灰色、頸の側面から背中、肩羽にかけては明るい茶褐色である。胸、脇、下尾筒は赤茶色で、胸は白色である。虹彩は赤褐色、嘴は灰色がかった黒色で、脚はオリーブ色がかった緑色である。

生態

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熱帯や亜熱帯の低地から標高1500m位までの湿地に生息する。夜間だけでなく日中に活動することも多い。

沼地の茂みの中に営巣し、1腹4-6個の卵を産む。

参考文献

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  • 黒田長久、森岡弘之監修 『世界の動物 分類と飼育10-II (ツル目)』、東京動物園協会、1989年、68、163頁。