スズカケノキ科(スズカケノキか、Platanaceae)は、スズカケノキ属のみからなる科。

スズカケノキ科
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta<
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ヤマモガシ目 Proteales
: スズカケノキ科 Platanaceae
学名
Platanaceae

スズカケノキ属

10種前後が北アメリカヨーロッパ南東部・トルコと、ベトナム付近(1種のみ)の温帯隔離分布する。また街路樹公園樹などとして世界的に栽培されている種類もある。落葉高木で、は互生。は単性で小型の風媒花で、球形の頭状花序になる。雌雄同株がく花弁(雌花のみ)・雄蕊(雌花にも仮雄蕊がある)は各3-4個のものが多い。雌蕊は5-8個ほどが離生し、花柱の内側が長い柱頭となる。果実は閉果が多数集まり複合果となる。

かつてはマンサク科などに類縁があるとされたが、現代の遺伝学的研究からはヤマモガシ科ハス科に近いとされ(形態的には大きく異なる)、新しいAPG分類体系ではヤマモガシ目に入れている。