スカラー電磁波
スカラー電磁波(スカラーでんじは)は、ニコラ・テスラが発見したというテスラ波をもとにトーマス・ベアデン(1930年 -、サイコトロニクス協会、ニコラ・テスラ協会に所属)が「Gravitobiology: A New Biophysics(1991年)」[1]で提唱した(仮説的な)電磁波の一種。その名の通り方向の概念を持たない。ただし具体的な実証はなく、もっぱら疑似科学において使用されている用語。現在科学で裏付けられている電磁波はスカラー波ではなくベクトル波である。
2003年に白装束集団として話題を集めたパナウェーブ研究所は、共産ゲリラがスカラー電磁波を発していると主張し、これを遮断するためとして、白い綿布をまとった。
脚注
編集- ^ T. E. Bearden, Gravitobiology: A New Biophysics, 1991, Tesla Book Co, ISBN 978-0914119074
参考文献
編集- 『フリーエネルギーの挑戦 : 理論と技術の全面公開』横山信雄・加藤整弘監修、たま出版〈ニューパラダイムシリーズ〉、1992年。ISBN 4-88481-275-1。