コスモス国際賞

日本の環境分野の国際賞

コスモス国際賞(コスモスこくさいしょう)とは、1990年大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」を記念し、その理念である「自然と人間との共生」の継承、発展を目的に、公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会が創設した国際賞。

概要

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1993年より始まり、対象は地球上のすべての生命現象に関し、生命体相互の関係性、統合性の本質を解明しようとする研究や業績で、具体には、自然界における生命のさまざまなありよう、及びそれらと人間との関わり、自然の一員として人間の文化や文明活動に関する研究や業績であって、「自然と人間との共生」という理念の発展に貢献すると認められるもの。1個人または1チームに賞金4000万円を授与する。

  • 対象とする分野
    1. 自然科学、人文・社会科学などの幅広い分野の研究
    2. 賞の理念に関連する思想、芸術、評論等の業績
  • 選考の観点
    1. 地球的視点にたったものであること。特定の地域や個別的現象に関するものであっても普遍性があるもの。
    2. 直接的な問題解決型ではなく、長期的な視点を持つもの。
    3. 包括的、統合的なものであること。
  • 選考

内外の学識経験者からなる「コスモス国際賞委員会」と、そのもとに「コスモス国際賞選考専門委員会」を設け、それらの組織で世界各国からの推薦が審査され、受賞者が決定される。

受賞者と授賞理由

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脚注

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  1. ^ コスモス国際賞に英博士 生物保全科学の先駆者”. 東京新聞 (2024年7月17日). 2024年7月18日閲覧。
  2. ^ 国際花と緑の博覧会記念財団. “2015年度(第23回)コスモス国際賞授賞式”. 2016年11月24日閲覧。

外部リンク

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