クロジマクイナ(黒縞水鶏、学名:Laterallus fasciatus)は、ツル目クイナ科に分類される鳥類の一種である。別名クロジマコビトクイナとも呼ばれる。本種をムネアカクイナ属Anurolimnas)に分類する説もある。その場合学名は、Anurolimnas fasciatusとなる。

クロジマクイナ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ツル目 Gruiformes
: クイナ科 Rallidae
: コガタクイナ属
Laterallus
: クロジマクイナ
L. fasciatus
学名
Laterallus fasciatus
(Sclater&Salvin, 1867)
シノニム

Anurolimnas fasciatus

和名
クロジマクイナ
英名
Black-banded Crake

分布

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コロンビア東部からペルー東部、ブラジル西部にかけて分布する。

形態

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体長18-20cm。体の上面はオリーブ色がかった赤褐色で、風切羽は暗い褐色である。頭部から胸にかけては明るい茶褐色で、腹部から下尾筒にかけてはやや赤みを帯びた黄褐色に黒い横縞が入る。虹彩はやや灰色がかった赤色、嘴は灰褐色で、脚は赤色である。

生態

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熱帯や亜熱帯の森林の中にある湿地に生息する。


参考文献

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  • 黒田長久、森岡弘之監修 『世界の動物 分類と飼育10-II (ツル目)』、東京動物園協会、1989年、67、163頁。