ギブス石
ギブス石(ぎぶすせき、gibbsite)とは、水酸化アルミニウム(Al(OH)3)よりなる鉱物(水酸化鉱物)。ボーキサイト(アルミニウム鉱石)を構成する主要鉱物の1つである。別名hydrargillite。多形にBayerite、Nordstrandite、Doyleiteがあるが、外見で区別は不可能である。
ギブス石 | |
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分類 | 水酸化鉱物 |
化学式 | Al(OH)3 |
結晶系 | 単斜晶系 |
へき開 | 一方向に完全 |
モース硬度 | 3 |
光沢 | ガラス光沢 |
色 | 白色 |
条痕 | 白色 |
比重 | 2.4 |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
アメリカ合衆国マサチューセッツ州バークシャー郡リッチモンドで発見され、同国の鉱物学者・鉱物コレクターのジョージ・ギブスにちなみ命名された。命名者はジョン・トーリー。
球状の集合体として産出することが多く、結晶はまれ。
用途
編集アルミニウム原料。
関連項目
編集参考文献
編集- 松原聰監修 『鉱物カラー図鑑』 ナツメ社、1999年、ISBN 4-8163-2693-6。
- 国立天文台編 『理科年表 平成19年』 丸善、2006年、ISBN 4-621-07763-5。
外部リンク
編集- Gibbsite(mindat.org)
- Gibbsite Mineral Data(webmineral.com)