カトーレック株式会社香川県高松市で創業し、東京都江東区に本社を置く、EMS事業(電子機器製造受託サービス)と物流業を営む会社である。もともと加藤汽船株式会社が陸運業の免許を取得し、その陸運部門が独立して、1967年に加藤陸運株式会社となった。その後EMS事業の伸長に合わせて1992年にカトーレック株式会社に社名を変更した。

カトーレック株式会社
Katolec Corporation
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
135-0051
東京都江東区枝川二丁目8番7号
設立 1967年4月1日
業種 陸運業
法人番号 3010601029525 ウィキデータを編集
事業内容 ロジスティクス事業(運送、倉庫、宅配、物流加工)
エレクトロニクス事業(電子機器の製造受託サービス)
代表者 代表取締役社長 加藤英輔
資本金 7600万円
売上高 926億円
(グループ合計・2021年度)
純利益 45億8500万円
(2023年3月期)[1]
総資産 615億0500万円
(2023年3月期)[1]
従業員数 2,130名 (グループ全体8,410名) 2022年3月31日現在
主要子会社 大西物流株式会社
カトーレックウエスト株式会社
精密自動車サービス株式会社
外部リンク https://www.katolec.com/
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物流業としては、国内で3PL特別積み合わせ倉庫保管、美術品輸送、通関などを行うほか、タイ、ベトナム、香港にも現地法人があり、倉庫業を中心に事業を行っている。

1990年代からEMS事業に参入し、国内に2工場、海外は8か国(インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、中国、メキシコ、インド)に10工場を数える。

2021年度のグループ全体の売り上げは926億円で、うちEMS事業が73%(世界のEMSランキング[2]で凡そ30位)、物流事業が27%である。

また、カトーレックの創業者・加藤達雄は1976年高松市の屋島南麓に「四国民家博物館」(現在は公益財団法人)を開設した。凡そ50,000㎡の敷地に、四国4県から約30棟の古民家等を移築復元し、凡そ20,000点の民具とともに保存・公開している。カトーレック株式会社はCSRとして、同博物館の開設以来財政的に支援している。

社名の「レック」はLogisticsのL、ElectronicsのE、CultureのCからとった「LEC」で、社名の英語表記はKatolec Corporation である。

沿革

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  • 1967年(昭和42年) - 加藤汽船株式会社の陸運部門を加藤陸運株式会社として分離
  • 1992年(平成4年) - 商号をカトーレック株式会社に変更
  • 2003年(平成15年) - 本店を東京都江東区枝川二丁目8番7号に移転
  • 2017年(平成29年) - インドにて電子機器製造受託サービス事業を行う合弁会社「Minda Katolec Electronics Service Private Limited.」を設立[3]

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b カトーレック株式会社 第56期決算公告
  2. ^ nvr-admin (2019年4月16日). “The MMI Top 50 for 2019” (英語). 2021年2月9日閲覧。
  3. ^ 『月刊マテリアルフロー』2017年4月号115頁

外部リンク

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