お花が池(おはながいけ)は、埼玉県加須市北下新井(大利根地域)に所在[1]するである。オハナ池(おはないけ)とも称される。

オハナ池(2011年11月)

概要

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ほぼ自然のままの姿が残されている自然池沼である。池には西方より近くに接近できる。お花が池は1786年天明6年)の決壊口跡と伝えられている。池の水は主に雨水地下水などにより保水されており、また水深も深く地下水脈に通じている[2]。南方には才谷ヶ池が所在している。

東方を流下している稲荷木落排水路の東側、埼玉県立栗橋北彩高等学校の南方には古堤と呼ばれている旧堤防が残っている[3]。これはかつての利根川旧流路の一つである浅間川[4][5]の名残であり、お花が池はこの浅間川の左岸(西側)の堤防周辺に該当する。浅間川はかつての埼玉郡(後の北埼玉郡)と葛飾郡(後の北葛飾郡)の境界を成していた河川であった。このため浅間川が締め切られた後も流路跡が郡境を成していた。

「お花が池」という名称の由来は大正初期に「お花」という女性が下駄を揃えた状態で入水したという古事に起因する[6]

所在地

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関連項目・周辺

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脚注・参考文献

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  1. ^ 『栗橋町全図』栗橋町発行 東武計画株式会社調製(平成20年11月調製)
  2. ^ 『大利根町史 民俗編』「第一章 水と暮らし 第六節 水にかかわる信仰と生活(155ページ)」 大利根町教育委員会編集 平成11年3月16日発行
  3. ^ 「栗橋駅-東鷲宮駅コース」 久喜市観光ウォーキングマップ (PDF) - 久喜市ホームページ
  4. ^ 『近世初頭の河川改修と浅間山噴火の影響』 (PDF) - Kubotaホームページ
  5. ^ 「昔の流れ」 幸手の環境を学ぼう - 幸手市ホームページ
  6. ^ 『大利根町史 民俗編』「第一章 水と暮らし 第六節 水にかかわる信仰と生活(136ページ)」 大利根町教育委員会編集 平成11年3月16日発行

外部リンク

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座標: 北緯36度8分3.5秒 東経139度40分50.4秒 / 北緯36.134306度 東経139.680667度 / 36.134306; 139.680667