エル・スール
『エル・スール』(西: El sur、英: The South) は、1983年のスペイン映画(ドラマ)。監督はビクトル・エリセ。
エル・スール | |
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El sur | |
監督 | ビクトル・エリセ |
脚本 |
ビクトル・エリセ 原作: アデライダ・ガルシア・モラレス |
製作 | エリアス・ケレヘタ |
出演者 |
オメロ・アントヌッティ ソンソレス・アラングーレン イシアル・ボリャン |
音楽 | エンリケ・グラナドス |
撮影 | ホセ・ルイス・アルカイネ |
編集 | パブロ・ゴンザレス・デル・アモ |
配給 | フランス映画社 |
公開 |
1983年5月19日 1985年10月12日 |
上映時間 | 95分 |
製作国 |
スペイン フランス |
言語 | スペイン語 |
エリセ監督にとって2作目の長編であり、アデライダ・ガルシア・モラレスによる同名の短編小説を原作としている。当初、この映画の上映時間は3時間の予定だったが、プロデューサーのエリアス・ケレヘタが後半部90分の上映を許さず、上映時間95分の映画となった。1983年のカンヌ国際映画祭に正式出品された[1]。1996年、スペイン映画生誕100周年を記念して映画製作者と映画評論家によって行われた、歴代最高のスペイン映画を決める投票では、この作品が第6位にランクインした。
プロット
編集この映画は、スペイン北部のどこかで暮らす少女エストレーリャ(ソンソーレス・アラングレン)の物語である。エストレーリャは、父親アグスティン(オメロ・アントヌッティ)が文章に隠したらしき、「南部」の秘密に興味をそそられる。彼女が幼い頃、父親は謎めいた人物だった。やがて成長すると、かつて父親に恋人イレーネ(オーロール・クレマン)がおり、父親はまだイレーネを愛していることに気が付く。
キャスト
編集- オメロ・アントヌッティ(アグスティン・アレーナス) - エストレーリャの父親
- ソンソーレス・アラングレン(8歳のエストレーリャ)
- イシアル・ボリャイン(15歳のエストレーリャ)
- ローラ・カルドナ(フリア) - アグスティンの妻
- ラファエラ・アパリシオ(ミラグロス)- アウグスティンの乳母
- オーロール・クレマン(イレーネ・リオス/ラウラ)- 女優
- フランシスコ・メリーノ(イレーネ・リオスの共演者)
- マリア・カーロ(カシルダ)- アレーナス家の家政婦
- ホセ・ビボ(グランドホテルのバーテンダー)
- ヘルマイネ・モンテーロ(ロサリオ夫人)-アウグスティンの母
受賞
編集映画祭 | 部門 | 結果 |
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サンパウロ国際映画祭 | 最優秀作品賞 | 受賞 |
シカゴ国際映画祭 | 最優秀作品賞 | 受賞 |
イベリコ・ブルデオス映画祭 | 最優秀作品賞 | 受賞 |
脚注
編集- ^ “Festival de Cannes: The South”. festival-cannes.com. 2009年6月7日閲覧。