エフピコ
株式会社エフピコ(英: FP CORPORATION[3])は、広島県福山市に本社を置く食品容器の製造・販売等の会社である。食品容器製造では最大手で、シェアの3割を占めている[4]。
左:エフピコ総合研究所、右:本社 | |
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査等委員会設置会社[1] |
市場情報 |
大証1部(廃止) 7947 2013年7月12日上場廃止 |
本社所在地 |
日本 東京本社〒163-6036 東京都新宿区西新宿6丁目8-1 新宿オークタワー36階 福山本社〒721-8607 広島県福山市曙町1丁目13-15 北緯34度28分31.6秒 東経133度23分57.9秒 / 北緯34.475444度 東経133.399417度座標: 北緯34度28分31.6秒 東経133度23分57.9秒 / 北緯34.475444度 東経133.399417度 |
本店所在地 |
〒721-8607 広島県福山市曙町1丁目13-15 |
設立 | 1962年(昭和37年)7月24日 |
業種 | 化学 |
法人番号 | 5240001029984 |
事業内容 | 合成樹脂製および紙パルプ製簡易食品容器の製造・販売 |
代表者 | 佐藤守正(代表取締役社長) |
資本金 |
131億5000万円 (2020年3月31日現在)[2] |
発行済株式総数 |
4428万4212株 (2020年3月31日現在)[2] |
売上高 |
連結: 1863億4900万円 単独: 1499億9500万円 (2020年3月期)[2] |
営業利益 |
連結: 155億0700万円 単独: 104億2700万円 (2020年3月期)[2] |
経常利益 |
連結: 162億7400万円 単独: 122億8400万円 (2020年3月期)[2] |
純利益 |
連結: 109億1100万円 単独: 87億1000万円 (2020年3月期)[2] |
純資産 |
連結: 1193億0100万円 単独: 958億9900万円 (2020年3月31日現在)[2] |
総資産 |
連結: 2424億9700万円 単独: 2204億7900万円 (2020年3月31日現在)[2] |
従業員数 |
連結: 4,484人 単独: 885人 (2020年3月31日現在)[2] |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | 有限責任監査法人トーマツ[2] |
主要株主 |
株式会社小松安弘興産 34.69% 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 5.67% 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 5.64% 積水化成品工業株式会社 4.19% 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口9) 3.04% 株式会社西日本シティ銀行 2.13% エフピコ共栄会 1.89% 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(三井住友信託銀行再信託分・株式会社もみじ銀行退職給付信託口) 1.85% 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(退職給付信託積水化成品工業口) 1.45% 第一生命保険株式会社 1.33% (2020年3月31日現在)[2] |
関係する人物 | 小松安弘(創業者) |
外部リンク | https://www.fpco.jp/ |
概要
編集岡山県井原市出身[5] の小松安弘が「福山パール紙工株式会社」として設立し、1989年に株式会社エフピコに社名を変更した。広島県における有力企業のひとつで、東京証券取引所のプライム上場企業(証券コード:7947)である。本社は広島県福山市曙町1丁目にあるが、東京本社を東京都新宿区西新宿6丁目にある新宿オークタワー内に設置している。
スーパーマーケット、食料品店などで使用される簡易食品容器(いわゆるトレー)の製造・販売を専業とするメーカーであり、1981年には初めてカラートレーを製品化した[4][6]。また登録商標でもある「エコトレー」は、回収したトレーから精製したペレットから作られ、販売されている[7]。また使用済みペットボトルから精製した「エコAPET」の製造も行う。[8]。
また障害者雇用にも力を入れており、東洋経済新報社によると、2017年度の障害者雇用率はグループで13.78%に達し、2位であった[9]。
沿革
編集- 1962年(昭和37年)7月 - 福山パール紙工株式会社を設立。
- 1980年(昭和55年)1月 - 使用したトレーの回収を開始。
- 1981年 - カラートレーの販売を開始[6]。
- 1989年(昭和64年)1月 - 現社名に変更。
- 1989年(平成元年)11月 - 広島証券取引所に上場。
- 1990年 - 食品トレーの再生事業を開始[7]。
- 1991年(平成3年)2月 - 大阪証券取引所2部に上場。
- 2000年(平成12年)3月 - 広島証券取引所廃止により、東京証券取引所2部に上場。
- 2005年(平成17年)9月 - 東京証券取引所、大阪証券取引所各1部へ指定替え。
- 2010年(平成22年) - 渋沢栄一賞を受賞。
- 2011年 - 日本初の食品用PET再生工場である中部リサイクルセンターが開業[7]。
- 2019年 - 「出前館」を運営する夢の街創造委員会と提携[10]。
グループ企業
編集製造・流通・販売のために広島県を中心に全国各地に多くの子会社や協力会社を持っている。
詳細は エフピコグループ会社(公式ページ) を参照
テレビ番組
編集- 日経スペシャル カンブリア宮殿 世の中いいことなんか起こらない! ~苦境に強いネガティブ経営術~(2010年4月26日、テレビ東京)[11]
書籍
編集関連書籍
編集- 『私の経営学(2)』(著者:茂木友三郎 福原義春 梯郁太郎 佐野實 小松安弘)(2011年3月1日、商工中金経済研究所)ISBN 9784904735367
脚注
編集注釈
出典
- ^ 組織マネジメント - 株式会社エフピコ
- ^ a b c d e f g h i j k 株式会社エフピコ『第58期(2019年4月1日 - 2020年3月31日)有価証券報告書』(レポート)2020年6月26日。
- ^ 株式会社エフピコ 定款 第1章第1条
- ^ a b “エフピコ 食品容器首位、独自路線貫きシェア3割”. SankeiBiz (2019年7月23日). 2019年12月12日閲覧。
- ^ 宗宮正行「興譲館高の新男子寮完成――運動部以外も利用可能」『山陽新聞』 2013年(平成25年)3月22日付朝刊、笠岡・井原 32面、山陽新聞社。
- ^ a b “【エフピコ】M&Aで業界トップに躍り出た「最速の方法」とは”. M&A Online. 2019年12月12日閲覧。
- ^ a b c “エフピコの日本初の食品用PET再生工場が本格稼働、最新鋭設備備えた中部リサイクルセンターを訪ねる”. 東洋経済新報社 (2011年7月8日). 2019年12月11日閲覧。
- ^ “エフピコ、ペットボトル再生食品容器を増産へ”. 日経産業新聞 (2019年11月4日). 2019年12月12日閲覧。
- ^ 村山颯志郎 (2019年10月7日). “「障害者の雇用率」が高い上位100社ランキング”. 東洋経済新報社. 2019年12月11日閲覧。
- ^ “デリバリー容器開発へ 出前館、エフピコと協業”. 日本経済新聞 (2019年7月19日). 2019年12月12日閲覧。
- ^ 世の中いいことなんか起こらない! ~苦境に強いネガティブ経営術~ - テレビ東京 2010年4月26日