ウロコクイナ
ウロコクイナ(鱗水鶏、学名:Himantornis haematopus)は、ツル目クイナ科に分類される鳥類の一種である。本種1種でウロコクイナ属を形成する。
ウロコクイナ | |||||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Himantornis haematopus Hartlaub, 1855 | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ウロコクイナ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Nkulengu Rail |
分布
編集形態
編集全長約23cm。頸が他のクイナ類に比べて短くずんぐりした体型をしている。脚は比較的長く頑丈で、嘴は短い。クイナ類の中で最も原始的な種とされている。
体全体が濃い褐色である。羽縁が薄い黄褐色で、鱗状の模様に見えることから和名がついた。頭頂部から後頭部にかけては灰褐色で、喉は褐色がかった白色である。
生態
編集熱帯の湿潤な森林に棲息する。主に朝と夕方に地上で活動し、夜間は茂みの中や小木の上で休息をとる。
昆虫類やヤスデ類、小型の爬虫類などを捕食する。植物の種子などを食べることもある。
樹上に営巣し、1腹3個の卵を産む。
亜種
編集以下の3亜種に分類される。
- Himantornis haematopus haematopus
- Himantornis haematopus petiti
- Himantornis haematopus whitesidei
参考文献
編集- 『世界の動物|分類と飼育 ツル目』、財団法人東京動物園協会、1989年、48頁