ウィロー
『ウィロー』(Willow)は、1988年のアメリカ合衆国のファンタジー映画。ロン・ハワード監督、ジョージ・ルーカス原案。「モーフィング」の技術が初めて使われた作品である。
ウィロー | |
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Willow | |
監督 | ロン・ハワード |
脚本 | ボブ・ドルマン |
原案 | ジョージ・ルーカス |
製作 | ナイジェル・ウール |
製作総指揮 | ジョージ・ルーカス |
出演者 |
ワーウィック・デイヴィス ヴァル・キルマー ジョアンヌ・ウォーリー ジーン・マーシュ パトリシア・ヘイズ |
音楽 | ジェームズ・ホーナー |
撮影 | エイドリアン・ビドル |
編集 |
ダニエル・ハンリー マイケル・ヒル |
製作会社 |
ルーカスフィルム イマジン・エンターテインメント |
配給 |
MGM/UA Communications Co. UIP |
公開 |
1988年5月20日 1988年7月23日 |
上映時間 | 126分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $35,000,000 |
興行収入 | $57,269,863[1] |
配給収入 | 14億9000万円[2] |
次作 | 『ウィロー』 |
ストーリー
編集小人族の農夫兼見習い魔術師ウィローは、川を流れてきた人間の赤ん坊を拾ってしまう。赤ん坊を人間の世界に送り返す役目を村人から押し付けられたウィローは故郷の村を後に旅に出る。途中、荒くれ者マッドマーティガンや騒がしい妖精コンビを仲間に加え、ウィローたちの旅は邪悪な魔女から世界を救う戦いへと巻き込まれていく。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
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ソフト版 | TBS版 | ||
ウィロー | ワーウィック・デイヴィス | 富山敬 | 三ツ矢雄二 |
マッドマーティガン | ヴァル・キルマー | 谷口節 | 安原義人 |
ソーシャ | ジョアンヌ・ウォーリー | 高島雅羅 | 深見梨加 |
バヴモーダ女王 | ジーン・マーシュ | 高橋和枝 | 沢田敏子 |
フィン・ラゼール | パトリシア・ヘイズ | 京田尚子 | 竹口安芸子 |
アルドウィン長老 | ビリー・バーティ | 辻村真人 | 山野史人 |
ケール将軍 | パット・ローチ | 中庸助 | 銀河万丈 |
アーク | ギャヴァン・オハーリー | 有本欽隆 | 荒川太郎 |
ミーゴッシュ | デヴィッド・スタインバーグ | 秋元羊介 | |
ヴォンカー | フィル・フォンダカーロ | 笹岡繁蔵 | |
バーグルカット | マーク・ノースオーヴァー | 島香裕 | |
ロール | ケヴィン・ポラック | 田口昂 | 島田敏 |
フランジーン | リック・オーヴァートン | 石丸博也 | 中村雄一 |
シャーリンドリア | マリア・ホルヴォー | ||
カーヤ | ジュリー・ピータース | 滝沢久美子 | |
ラノン | マーク・ヴァンデ・ブレイク | 折笠愛 | |
ミムズ | ドーン・ダウニング | 神代知衣 | |
役不明又はその他 | 巴菁子 岡のりこ 小室正幸 小野健一 鈴木勝美 広瀬正志 加藤正之 伊井篤史 |
吉田美保 大谷育江 矢島晶子 鈴木勝美 中博史 | |
翻訳 | 山田ユキ | 徐賀世子 | |
演出 | 小山悟 | 蕨南勝之 | |
調整 | 熊倉亨 | ||
制作 | 東北新社 TBS | ||
初回放送 | 1996年1月2日 『新春特別ロードショー』 |
スタッフ
編集評価
編集レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは59件のレビューで支持率は53%、平均点は5.90/10となった[3]。Metacriticでは12件のレビューを基に加重平均値が47/100となった[4]。
小説
編集- 『ウィロー』(ウェイランド・ドルー著、黒丸尚訳、ハヤカワ文庫、1988年)
続編
編集本作から20年後を舞台とした同名の続編ドラマが2022年11月から2023年1月11日までDisney+独占で1シーズン全8話が配信された。
Deadlineは本ドラマシリーズがシーズン1で打ち切りになったと2023年3月15日に報じた[5][6]。しかし、本ドラマのショウランナーやルーカスフィルムはこの報道を否定していだが[7]、後述の出来事により、やはり正式に打ち切られたことが明らかになった。
2023年5月、ウォルト・ディズニー・カンパニーは動画配信事業における赤字を削減するため、一部作品の配信を今後取り止めることを表明[8]。同月に配信打ち切り予定作品のリストが社内に公開され、本作品もその対象に入っていることが報じられた[9][10][11]。その後、同月26日以降に対象作品が一斉削除された[12]。これにより、独占配信だったドラマ版は最終話公開から約半年で視聴する手段が失われた[13]。
出典
編集- ^ “Willow (1988)” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2011年5月9日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)470頁
- ^ "Willow". Rotten Tomatoes (英語). Fandango Media. 2022年12月23日閲覧。
- ^ "Willow" (英語). Metacritic. Red Ventures. 2022年12月23日閲覧。
- ^ Logan Plant (2023年3月16日). “Disney+のドラマ版『ウィロー』がシーズン1で打ち切りに”. IGN Japan. 2023年3月21日閲覧。
- ^ “ドラマ版「ウィロー」第1シーズンでキャンセル”. シネマトゥデイ (2023年3月16日). 2023年3月21日閲覧。
- ^ Ryan Dinsdale (2023年3月18日). “打ち切りが報じられた『ウィロー』、ショウランナーがその噂を完全否定 ただし、撮影再開は1年以上先になる模様”. IGN Japan. 2023年3月21日閲覧。
- ^ “米ディズニー、配信作品を削減 黒字化に向け戦略見直し”. 日本経済新聞 (2023年5月11日). 2023年6月3日閲覧。
- ^ Andreeva, Nellie (2023年5月18日). “Disney Removes Dozens Of Series From Disney+ & Hulu, Including ‘Big Shot’, ‘Willow’, ‘Y’ & ‘Dollface’”. Deadline. 2023年6月3日閲覧。
- ^ Goldberg, Lesley (2023年5月18日). “‘Y: The Last Man,’ ‘Willow’ Among Dozens of Shows Yanked From Disney+, Hulu”. The Hollywood Reporter. 2023年6月3日閲覧。
- ^ Lucas Shaw、Chris Palmeri (2023年5月19日). “ディズニー、動画配信サービスで番組打ち切りに着手へ-関係者”. Bloomberg.com. 2023年6月3日閲覧。
- ^ “ディズニープラス、100作品以上の配信を終了…『マーベル ランナウェイズ』などは事前告知ナシ”. 海外ドラマNAVI (2023年6月2日). 2023年6月3日閲覧。
- ^ KAT BAILEY (2023年5月20日). “ドラマ『ウィロー』が配信開始からおよそ半年でDisney+から削除に コスト削減計画に基づき、一部作品の配信が終了と報じられる”. IGN Japan. 2023年5月29日閲覧。