イェスー
イェスー(Jesu)は、ゴッドフレッシュの解散後の2003年、中心人物のジャスティン・ブロードリックが結成したポストメタルバンド。バンド名はゴッドフレッシュによる再結成前のラスト・アルバム『Hymn』の最終曲「Jesu」から名付けられた。ゴッドフレッシュ時代よりもメジャーコードの多用や柔らかい質感のサウンドと甘美なメロディ、ジャスティンの歌唱法の変化(ウィスパーボイスの増加)などシューゲイザー[1]からの影響が見られ、楽曲によってマシーンビートやインダストリアル、ダブ、アンビエントの要素を取り入れた、スラッジ的な重みのあるサウンドを持ち味としている[2]。
イェスー Jesu | |
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2005年 | |
基本情報 | |
出身地 | ウェールズ |
ジャンル |
ポストメタル スラッジ・メタル シューゲイザー エレクトロニカ アンビエント エクスペリメンタル・ロック |
活動期間 | 2003年 - |
レーベル |
Hydra Head Daymare Recordings Avalanche Aurora Borealis Temporary Residence Limited Dry Run Caldo Verde |
共同作業者 |
ペール・スケッチャー ゴッドフレッシュ ファイナル |
公式サイト | http://www.avalancheinc.co.uk/jesu.html |
メンバー |
ジャスティン・ブロードリック (ボーカル、ギター) ディルムッド・ダルトン (ベース) テッド・パーソンズ (ドラム) |
メンバーは3人であるが、音源によってはジャスティン1人が演奏しているものもあるため、実質的にはジャスティンのソロ・プロジェクトの様相を呈している。
ディスコグラフィ
編集スタジオ・アルバム
編集- 『イェスー』 - Jesu (2004年)
- 『コンクエラー』 - Conqueror (2007年)
- 『インフィニティ』 - Infinity (2009年)
- 『アセンション』 - Ascension (2011年)
- 『エヴリディ・アイ・ゲット・クローサー・トゥ・ザ・ライト・フロム・ホウィッチ・アイ・ケイム』 - Everyday I Get Closer to the Light from Which I Came (2013年)
- Jesu/Sun Kil Moon (2016年) ※with サン・キル・ムーン
- 30 Seconds to the Decline of Planet Earth (2017年) ※with サン・キル・ムーン
- 『ターミナス』 - Terminus (2020年)
コンピレーション・アルバム
編集- 『ペイル・スケッチズ』 - Pale Sketches (2007年)
EP
編集- Heart Ache (2004年)
- 『シルヴァー』 - Silver (2006年)
- Sun Down / Sun Rise (2007年)
- 『ライフライン』 - Lifeline (2007年)
- 『ホワイ・アー・ウィ・ノット・パーフェクト』 - Why Are We Not Perfect? (2008年)
- 『オウピエイト・サン』 - Opiate Sun (2009年)
- 『ハートエイク & ディスロウンド』 - Heart Ache / Dethroned (2010年)
- Christmas (2010年)
スプリット・アルバム
編集- Jesu / Eluvium (2007年)
- 『SPLIT』 - Envy / Jesu (2008年)
- Jesu / Battle of Mice (2008年)
脚注
編集- ^ diskunion /JESU /ASCENSION
- ^ “Jesu(イェスー) --Review--”. Grumble Monster (2010年4月12日). 2013年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年1月29日閲覧。