アコレ
アコレは、東京都板橋区に本社を置くイオングループの株式会社ビッグ・エーが運営する小型のディスカウントストア。元々はイオンリテール株式会社のブランドだったが、2015年3月に事業が分社化され、2021年2月まで同名の「アコレ株式会社」によって運営されていた。
本社が入居するイオンタワー | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒261-8515 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目5番地1 |
設立 | 2014年9月9日 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 3040001087377 |
事業内容 | 小型ディスカウント事業 |
代表者 | 代表取締役 三浦弘 |
資本金 | 1億円 |
純利益 |
▲8690万1000円 (2022年02月28日時点)[1] |
総資産 |
657万4000円 (2022年02月28日時点)[1] |
従業員数 | 5,450名(社員、パートタイマー含む) |
支店舗数 | 341店舗(2023年5月末現在) |
主要株主 |
イオン株式会社 80% イオンリテール株式会社 20% |
外部リンク | http://www.acolle.co.jp |
特記事項:2015年3月1日にイオンリテールから事業を継承。 |
概要
編集2008年9月にイオンリテールが第1号店である平和台駅前店(東京都練馬区)を実験的に出店。2015年3月1日にアコレの事業を新設した「アコレ株式会社」へ分社化されたが[4]、2021年3月1日に同じイオングループでディスカウントストアを運営する株式会社ビッグ・エー[5]へ店舗事業が承継され、同社の運営となった[6]。
ドイツのハードディスカウンター(ディスカウントストアの一種)をモデルに、段ボール箱から商品を取り出さずに陳列したり、レジ袋を有料としたり、折り込み広告や特売セールを行わないなど徹底したコストダウンを図っている。かつては店内放送及びBGMを流していなかった点も特色の一つだった[7]。
店舗看板はオレンジをベースにしており、従業員のエプロンもオレンジのものを使用している[8]。当初は「ÆON」のロゴマークがなく、イオングループの「お客さま感謝デー」を実施せず、電子マネーの利用ができなかった。2013年ごろより各種電子マネー(WAON・iD・QUICPay・交通系ICカード)を利用した決済が可能となった。2016年6月8日より共通ポイントサービスの「WAON POINT」「WAON POINTカード」を他イオングループ店舗よりも先行する形で開始した。
2024年7月にみつわ台5丁目店を「ビッグ・エー」へ改装(同時に店舗名も千葉みつわ台店へ変更)したのを皮切りに、一部の店舗が改装のタイミングで「アコレ」から「ビッグ・エー」へ屋号変更されている。なお、屋号変更に伴ってWAON以外の電子マネーが利用不可(代わりにPayPayとau Payの利用が可能となる)、取扱クレジットカードの縮小(「AEON Financial」のアクセプタンスマーク又はVisa・mastercard・JCBいずれかの国際ブランドマークがあるカードのみ)、イオン商品券・イオンギフトカードの利用が不可となるなど現金以外の決済方法で一部変更されているので注意が必要となる。
マックスバリュ中部(現・マックスバリュ東海)の前身となる企業が「アコレ」の名称で三重県内を中心にスーパーマーケットを展開していたが、名称が同じであるだけで直接的な関係はない。
脚注
編集- ^ a b アコレ株式会社 第8期決算公告
- ^ “9月21日(土)アコレ新松戸北1丁目店がビッグ・エー松戸新松戸北一丁目店として改装オープン!”. 株式会社ビッグ・エー (2024年9月6日). 2024年10月19日閲覧。
- ^ “アコレ八潮TX店 営業終了のお知らせ”. 株式会社ビッグ・エー (2024年3月26日). 2024年10月19日閲覧。
- ^ 『3/1(日)イオンの小型ディスカウント店「アコレ」新会社を分社化』(PDF)(プレスリリース)イオン株式会社, イオンリテール株式会社、2015年2月27日。オリジナルの2015年2月28日時点におけるアーカイブ 。2015年3月1日閲覧。
- ^ ビッグ・エーは同じイオングループの株式会社ダイエーの子会社として設立されたが、2019年2月に全株式がイオン株式会社へ譲渡され、名実ともにイオングループの一員となっている
- ^ 『株式会社ビッグ・エーおよびアコレ株式会社の経営統合について』(PDF)(プレスリリース)イオン、2020年10月22日 。2020年10月22日閲覧。
- ^ “4人の子を育てる辻希美が頼るスーパー「アコレ」の魅力とは【スーパー総選挙】”. 株式会社TBSラジオ (2022年10月18日). 2024年5月18日閲覧。
- ^ オレンジ色は同じイオン系のディスカウントストアであるザ・ビッグでも採用されている。