アイティービー
アイティービー(iTV)は、株式会社ZTVが三重県伊勢志摩地方で事業展開する上での愛称[1]。正式名称は「株式会社ZTV伊勢放送局」[1]。2014年(平成26年)4月1日に吸収合併されるまでは株式会社アイティービー(iTV Co., Ltd.)という独立したケーブルテレビ局であり、伊勢市に本社を置いていた[1]。1992年(平成4年)放送開始。2001年(平成13年)までは「チャンネルアミーゴ」という愛称を使用していた。伝送方式には光同軸ハイブリッド伝送を用いている。
本社 | |
種類 | 株式会社 |
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略称 | iTV |
本社所在地 |
日本 〒516-0016 三重県伊勢市神田久志本町1313番地2 |
設立 | 1989年(平成元年)9月18日 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 有線テレビ放送事業、インターネット事業 他 |
代表者 | 代表取締役社長 松本貞文 |
資本金 | 21億5,000万円 |
主要株主 | 伊勢市、志摩市、玉城町、度会町、南伊勢町、濱田総業、ネイベル、百五銀行、三十三銀行、みずほ銀行、三重信用金庫他 |
外部リンク | http://www.itv-mie.jp/ |
特記事項:2014年(平成26年)4月1日吸収合併により解散 |
歴史
編集- 1989年(平成元年)9月18日 - 伊勢ケーブルネットワーク株式会社として設立。
- 1992年(平成4年)1月 - 伊勢市内の一部で放送開始。
- 2000年(平成12年)
- 2002年(平成14年)1月 - 株式会社アイティービーに商号変更。
- 2003年(平成15年)12月 - 地上デジタル放送の配信開始。
- 2004年(平成16年)6月 - IP電話サービスを開始。
- 2007年(平成19年)
- 2014年(平成26年)4月1日 - ZTVに吸収合併され、株式会社ZTV伊勢放送局になる[1]。アイティービー(iTV)は株式会社ZTV伊勢放送局の愛称として継承[1]。
不適切会計問題
編集株式会社アイティービー時代の2004年(平成16年)から2009年(平成21年)度の決算において、アイティービーの役員1名が、総額14億7100万円の不適切計上を行っていたことが判明した[2]。社内調査の結果、この役員は加入者の水増しと無料キャンペーン期間中の売り上げ相当額を計上していたことが明らかとなった[2]。また同役員はカフェ事業の売り上げの一部約2800万円の横領も行っていた[2]。これら一連の事態は、2010年(平成22年)に会計の仕組みを見直したことで発覚した[2]。
同社の常務は、同役員が1人でやったことであり、組織的な不正ではないと発表した[2]。また同役員の話には、横領の件と不適切会計の件の間に矛盾があるという[2]。この役員は既に辞職している[2]。
事業所
編集- 伊勢放送局 - 三重県伊勢市神田久志本町1313番地2
- 南勢営業所 - 三重県志摩市磯部町迫間1893番地1
- 鳥羽営業所 - 三重県鳥羽市大明西町1番1号 鳥羽ショッピングプラザハロー1階
サービスエリア
編集伊勢市
編集主な放送チャンネル
編集テレビ局
編集- テレビ愛知の地上デジタル放送の再送信は2008年(平成20年)10月14日より開始してるが、2014年10月1日以降は一部の地域のみでの再送信となった。
- デジタルTVは日本デジタル配信を使用している。
- 地上デジタル放送は、トランスモジュレーション方式とパススルー方式の両方式で同時に配信されている。
- デジアナ変換放送は、2015年3月12日正午をもって終了した。
ラジオ局
編集アナログ | デジタル | 放送局 | ||
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伊勢 玉城 度会 南伊勢 |
鳥羽 志摩磯部 |
伊勢 玉城 度会 南伊勢 |
鳥羽 志摩磯部 | |
78.9 | 81.3 | FM三重 | ||
80.7 | FM AICHI | |||
77.8 | ZIP-FM | |||
83.1 | 82.0 | NHK津FM | ||
61(副音声) | 79.5 | (J709(副音声)) | 放送大学ラジオ |
インターネットサービスプロバイダ
編集料金プラン
編集- iぶっとび160
- 下り 最大 160Mbps / 上り 最大 5Mbps
- 月額 5,985円
- iぶっとび100
- 下り 最大 100Mbps / 上り 最大 5Mbps
- 月額 4,860円
- iぶっとび30
- 下り 最大 30Mbps / 上り 最大 1Mbps
- 月額 3,218円
脚注
編集参考文献
編集関連項目
編集- ケーブルテレビ局の一覧
- 区域外再放送
- ISE YAMATO FC - ユニホームの胸スポンサー