にしだ あつこ(本名:西田 敦子(読み方同じ))は、日本の女性グラフィックデザイナーイラストレーター。元ゲームフリーク所属。一般的にピカチュウをデザインした人物として知られる。

来歴

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学生時代は趣味で絵を描く程度で、就職するにあたり、ゲームが大好きでドット絵を描くのが好きになったことからゲーム開発の仕事をする決心を持った[1]

入った当初はイラストとは無縁の仕事だったがドット絵を描く気持ちが高まった事から志願するようになった。最初は楽しかったが莫大な量のドット絵のノルマに圧倒され、大きな10円ハゲが出来てしまった[1]

ドット絵の需要がなくなり、デザインとイラストの仕事にシフトすることになった[1]

ポケットモンスター』シリーズのキャラクターデザイナーの1人。知人の紹介によって、ゲームフリークに森本茂樹藤原基史よりも1年遅れて入社してきた[2]。入社前は別のメーカーでグラフィッカー、デザイナーとしての経験を積んでいた。

ゲームフリーク社員として初代ポケットモンスターのデザインに携わり、他のデザイナーやプランナーと話し合う中で「ピカチュウ」を考案し、「ピカチュウ」の名付け親でもある。ただ当初はリスをモチーフにしたポケモンで、「チュウ」は響きでなんとなく足したものであり、それを田尻智が後付けで「ねずみポケモン」とした[3][4]。後にフシギダネヒトカゲゼニガメのデザインも担当した[4]

現在はゲームフリークを退社し、フリーランスとしてポケモンのキャラクターデザインやポケモンカードゲームのイラストを手がけている。その他、『ラグナロクオンライン[5]、企業キャラクターなど、様々なジャンルのイラストやデザインを担当、多彩に活躍している。

ペンネームは最初、本名をそのまま使っていたが、後にひらがな表記へと改名した。

人物

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人生で初めて書いたイラストは幼稚園の頃に書いたチューリップ。ひたすら描き続けたが形が癖になったという[6]

好きなイラストレーターは藤子・F・不二雄。背景は物作りにおいて色々影響を受け、キャラクターの伝わりやすさ、シンプルながらも記憶に残る造形として評価してる[6]

好きなゲームは複数存在したと言及するが特定のタイトルについては思い浮かばない[6]

イラストの仕事を歩まなかったら動物が好きと言う事で飼育係や農業等の動物に関する仕事をしてた[6]

ラム肉、うどん、ポップコーン、モロッコヨーグルが好き。

参加作品

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ゲーム

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テレビアニメ

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キャラクターデザイン / ポケモン

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キャラクターデザイン / その他

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展示 / その他

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  • ポケモンカードゲーム カードイラスト
  • 雑誌キャラぱふぇ ポケモンといっしょ!(連載)
  • 第19回 NHKハート展 出展 (2014年)
  • 水の中の金平糖 出展 (2014年)
  • 第17回 にっぽんの招き猫100人展(2015年)
  • 熊本県長洲町 おひなさまときんぎょ展 装飾デザインやアート作品などプロデュース(2015年 - )
  • 薬師窯(鈴音印) 雛人形、招き猫などのデザイン(2016年 - )
  • ポケモンセンターオリジナルグッズ 干支置物 陶飾りシリーズ原型デザイン(2019年 - )
  • 奈良「春日大社」絵馬奉納 はるちゃん はくちゃん (2021年 - )
  • ローズキャット『にしだあつこ展』in AFRIKA ROSE &FLOWERS/AFRIKA ROSE 体験型アート展 (2022年 - )

参考文献

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  • とみざわ昭仁「ゲームフリーク 遊びの世界標準を塗り替えるクリエイティブ集団」(メディアファクトリー)
  • 「第52回キャラかみ」『Nintendo DREAM』2014年2月号、アンビット、2013年12月21日、88-89頁、JAN 4910071130246 

脚注

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  1. ^ a b c Nintendo DREAM 2014, p. 88.
  2. ^ 「ゲームフリーク 遊びの世界標準を塗り替えるクリエイティブ集団」111ページ。
  3. ^ “ピカチュウは大福? 初めて明かされる誕生秘話 : 深読み”. 読売新聞. (2018年5月2日). https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/20180501-OYT8T50139/ 2021年7月17日閲覧。 
  4. ^ a b ピカチュウ誕生秘話(1ページ目)”. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  5. ^ ガンホー、MMORPG「ラグナロクオンライン」メインイラストレーターに「にしだあつこ」氏を起用”. Game Watch (2004年10月27日). 2009年1月1日閲覧。
  6. ^ a b c d Nintendo DREAM 2014, p. 89.

外部リンク

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