選り抜き記事
チンドン屋は、チンドン太鼓と呼ばれる楽器を鳴らすなどして人目を集め、その地域の商品や店舗などの宣伝を行う日本の請負広告業である。披露目屋・広目屋・東西屋と呼ぶ地域もある。
締太鼓と鉦(当たり鉦)を組み合わせたチンドン太鼓などの演奏、および諸芸や奇抜な衣装・仮装によって街を廻りながら、依頼者の指定した地域・店舗へ人を呼び込む。また集客した上で宣伝の口上やビラ撒きなどで商品の購入を促す。街を廻りながら行う宣伝を「街廻り」、移動せず店頭で行う宣伝を「居つき」という。3人から5人ほどの編成が一般的で、チンドン太鼓、楽士、ゴロス(大太鼓)を中心に、旗持、ビラまきらが加わる。……
- アンドリュー・コーリン・レンフリューはイギリスの考古学者。ニューアーケオロジーのリーダーの一人で、先史時代言語学、考古遺伝学や「離心減少モデル」などの理論や、考古遺跡の略奪・破壊の防止についての業績が注目されてきた……
- 源氏物語大成とは、池田亀鑑編著による源氏物語の校異を中心にした研究書。校異編、索引編、研究資料編、図録編から構成される。中核となる校異編は、源氏物語の本格的な学術的校本としては初めてのものであり、その後の源氏物語の研究に大きな影響を与えた……
- 熊野別当(くまのべっとう)は、9世紀から13世紀末頃にかけて、現地において熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)の統括にあたった役職。熊野信仰の中心として一体のものと観念される熊野三山……