こんにちは、ITプロマガジンです。
今回は、Scala言語でフリーランスになろうか検討している方に向けて、
- Scalaはフリーランスに向いている言語なのか
- Scalaフリーランスエンジニアの状況
- Scalaのフリーランス案件
について詳しく解説します。また記事の後半では、Scalaでフリーランスの案件を獲得するために必要なスキルを解説しているので、ぜひ最後までご一読ください。
ドンピシャ案件の探し方
「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」
エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・事業会社の自社開発案件が多い
などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
Scalaはフリーランスに向いている言語なのか?
Scalaは、フリーランスに向いている言語です。ただし、フリーランスに向いているかどうかは、自分のスキルセットや知識、市場の需要によって変わります。
Scala自体はJavaと互換性があり、柔軟性もあるため、多様なプロジェクトに対応できます。ビッグデータ処理に強い点も魅力ですが、学習コストが高いので習得に努力が必要となるでしょう。他の言語や技術も習得し、市場の需要に対応することが大切です。
以下の項目では、Scalaの特徴や開発できるものについて紹介します。
Scalaの特徴
Scalaは、オブジェクト指向プログラミングと関数型プログラミングの両方をサポートしている特徴がある言語です。両方サポートする柔軟性により、さまざまなアプローチを取り入れた効率的で簡潔なコードの記述を可能にします。
Scalaは、Java仮想マシン上で動作しJavaとの互換性があるため、Javaコードと組み合わせたり、Javaライブラリを利用したりできます。
さらにScalaは、静的型付けを採用しているため、コンパイル時に型のエラーの検出が可能です。実行時のエラーが減少し、プログラムの安定性を向上させられます。型推論機能が強化されており、コードの冗長性を排除し、簡潔な表現が可能です。
Scalaで開発できるもの
Scalaで開発できるものは、以下のとおりです。
- Webアプリの開発
- スマホアプリの開発
- 企業向けソフトウェアの開発
ScalaでのWebアプリケーション開発は、Play FrameworkやAkka HTTPなどのフレームワークを利用することが一般的です。
Scalaは、スマホアプリの開発にも利用されています。特にAndroidアプリの開発では、Scalaを使った開発が増えています。Androidアプリの開発で利用されているのは、Javaとの互換性があるためです。
さらにScalaは、安全性や保守性が求められる企業向けソフトウェア開発にも適しています。静的型付けや型推論機能により、エラーを未然に防げます。また、Javaとの互換性があるため、既存のJavaプロジェクトにScalaを導入することも容易です。
未経験だと習得に時間がかかる
Scalaは未経験者にとって習得に時間がかかるプログラミング言語です。習得するのに時間がかかる理由は、以下の通りです。
- 型に慣れていない
- 機能が豊富にあるため慣れるのに時間が掛かる
- 比較的新しい言語なので覚えるのに時間が掛かる
- 情報交換されているコミュニティがまだわずかしかない
上記の理由から、Scalaは未経験者にとって学習に時間がかかるかもしれません。しかし、基本をしっかり学び、プロジェクトで経験を積むことで、徐々に理解が深まります。最初は難しく感じても、コツコツと学ぶことが大切です。
Scalaフリーランスエンジニアの状況
Scalaフリーランスエンジニアの仕事内容と年収について紹介します。
Scalaエンジニアの仕事内容
Scala言語を使ったソフトウェア開発やシステム構築をおこないます。具体的には、以下の業務です。
- システム設計
- プログラムのコーティング
- テスト
- デバッグ
- 保守・改善
上記の内容が主な仕事内容です。また、Scalaはオブジェクト指向プログラミングと関数型プログラミングの両方をサポートしているため、さまざまな開発スタイルやアプローチに対応できます。
Scalaエンジニアの年収
Scalaエンジニアの年収は、経験の浅いScalaエンジニアでも年収はおおよそ400万円から600万円程度です。実務経験が3年から5年の場合、600万円から840万円と比較的高給になります。
もちろん年収は経験やスキル、地域、業種など、さまざまな要因によって変動します。また、フリーランスエンジニアとして働く場合、プロジェクトや契約内容によって収入が変わるため、一概にはいえません。
ただし、一般的なScalaエンジニアは、高い技術力が求められる分、他の一般的なプログラミング言語のエンジニアよりも高い年収が見込まれます。
Scalaのフリーランス案件・求人の種類
実際に弊社「ITプロパートナーズ」で公開している、Scalaのフリーランス案件・求人をもとにどのような種類があるのかを確認していきましょう。
【週3日から可】動画広告配信サービスのScala案件・求人
動画広告配信サービスのScala案件の場合、週稼働日数3日でも、月収50万円までもらえるようになっています。週稼働日数が少なくても、月収50万円もらえるのは魅力的です。
【リモート・在宅可】教育系EdtechのScala案件・求人
教育系EdtechのScala案件です。想定稼働時間も多い分、月収90万円と高額になっています。報酬が高い分、技術力が重要になっている案件です。
【高額案件】ライブ配信サービスのScala案件・求人
ライブ配信サービスのScala案件です。話題になっているライブ配信サービスのサーバーサイトポジションであるため、月収100万円になっております。しかし、週稼働日数も多く想定稼働時間も160時間とハードなのが特徴です。
弊社「ITプロパートナーズ」では、その他Scala案件・求人を取り揃えております。ぜひご相談ください!
scalaフリーランスで案件を獲得するために必要なスキル
scalaフリーランスで案件を獲得するために必要なスキルは以下の5つです。
- scalaに関するスキルを極める
- システム設計スキルを習得する
- フレームワークを扱えるようにする
- コミュニケーション力を磨く
- 必要に応じて資格を取得する
それぞれの内容について詳しく紹介します。
scalaに関するスキルを極める
Scalaフリーランスで案件を獲得するためには、まずScala言語に関するスキルを極めることが重要です。まず、基本的なScalaの文法や機能を把握したうえで、、主要なScalaライブラリやフレームワークの経験をします。とくにフレームワークは、現場での開発スピードや品質を向上させるために役立ちます。
ライブラリやフレームワークを使いこなすことで、より効率的かつ柔軟な開発が可能になるでしょう。さらに、Scalaのエコシステムに関する知識も重要です。上記のツールやフレームワークを使いこなすことで、開発プロセス全体の効率化や品質向上が期待できる人材として、案件を獲得しやすくなります。
システム設計スキルを習得する
Scalaフリーランスには、システム設計スキルも習得しておくことが大切です。システム設計スキルとは、要件定義や設計書の作成など、システム全体を構築するためのスキルのことを指します。
システム設計スキルを習得することで、クライアントとのコミュニケーションがスムーズになり、開発案件における問題の解決が容易になります。また、システム設計スキルを持っていると、開発チームとの連携も円滑になり、効率的な開発が可能になるでしょう。
フレームワークを扱えるようにする
Scalaフリーランスの方は、主要なフレームワークの知識も学んでおくことが重要です。フレームワークは、開発プロセスを効率化し、コードの品質や安全性を向上させるために役立ちます。現場でよく使われるScalaのフレームワークは、以下のようなものがあります。
- Play Framework
- Spring Boot
上記のフレームワークに精通していると、開発案件においてより多様な要求に対応できるため、案件獲得のチャンスが広がります。
コミュニケーション力を磨く
フリーランスで活躍するためには、技術スキルだけでなく、コミュニケーション能力も大切です。クライアントやチームメンバーと円滑なコミュニケーションをとれると、プロジェクトの進捗がスムーズになり、トラブルを未然に防げます。
クライアントやチームメンバーの立場や要求を理解し、コミュニケーションを心掛けることが大切です。また、プロジェクトの進捗状況や問題点を適切なタイミングで報告し、必要に応じて連絡や相談をしましょう。
コミュニケーション能力を学んでおくことで、クライアントやチームメンバーとの関係をより良いものにし、プロジェクトの成功につながります。
必要に応じて資格を取得する
Scalaフリーランスで案件を獲得するためには、資格を取得することも有効な手段です。資格はマストではなく、経験豊富なエンジニアであれば必要性は高くありません。
しかし初心者フリーランスにおいては、技術力や専門知識を客観的に証明できる手段であり、クライアントに対して自分のスキルをアピールする際の武器となります。また、資格取得によって自身のスキルを磨けて、より高度な案件に対応できるようになります。
フリーランスScalaエンジニアになるメリット
Scalaの特徴や、フリーランスの案件一覧を紹介したうえで、Sacalaフリーランスになるメリットは以下のとおりです。
- Scalaを極めるとフリーランスとして高い需要が見込まれる
- 習得者が比較的少ないため貴重な人材になれる
- 多種多様な案件に応募できるようになる
フリーランスとして活動することで、自分のスケジュールや働く場所を自由に選べます。これにより、プライベートと仕事のバランスをよりコントロールしやすくなります。
Scalaフリーランスとして、案件を探している方はITプロパートナーズで無料面談できます。経歴やスキルから、マッチする案件を紹介できる可能性があります。
フリーランスでのScala案件の探し方
フリーランスエンジニアがScala案件を探す方法は主に以下の4つの方法が考えられます。
- フリーランスエージェントを利用する
- SNS等で探す
- 知人から紹介してもらう
- クラウドソーシングサービスを利用する
フリーランスエージェントを利用する
フリーランスエージェントを利用することで、個人では難しい大手との取引や、高単価案件を紹介してもらうことができます。また契約周りや税金周りなど、エージェントサポートが受けられるため、安心してお仕事に取り組むことが可能です。
さらには在宅案件、週2案件など、こちらの要望を伝えることで、一人ひとりにあったお仕事を紹介してもらえます。手前味噌ですが、弊社ITプロパートナーズでは
- 高単価案件の紹介
- 契約、税金周りのエージェントサポート
- リモート・在宅、週2日の案件
全てのサポートを兼ね備えております。Scalaを扱うエンジニアの方でフリーランスを目指す方はぜひ一度ご相談ください!
SNS等で探す
FacebookやTwitter,LinkdlnなどSNSを利用してビジネスを展開する人が増えています。Scala案件もSNSでエンジニアを募集していることがあります。
SNSのマイページに自分のScalaの開発実績を掲載しておくとクライアントからスカウトが来る可能性もありますので、フリーランスエンジニアはSNSを活用してScala案件を探すのもおすすめです。
知人から紹介してもらう
知人からScala案件を紹介してもらうのもよいでしょう。ベンチャー企業はScala案件を扱っているところも多く、横のつながりでエンジニアを採用することも少なくありません。経験がそれほどない時は知人の紹介でScala案件を受注するのもよいでしょう。
しかしながら、知人の紹介であれば気楽に受注できるかもしれませんが、予め契約内容などは確認しておかないと条件のずれなどが生じる可能性もあります。契約内容は書面などでしっかりとエビデンスを残すようにしてください。
クラウドソーシングサービスを利用する
ランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングでもScalaの案件を探すことができます。
クラウドソーシングとは企業がインターネット上で不特定多数の人を対象に仕事をアウトソーシングする働き方のことです。クラウドソーシング上には開発案件も多く、大小様々な案件があります。
オフラインで手軽に案件を探せるのがメリットですが、相手の顔が分からないので見極めが重要な点、手数料として10-20%を支払わなければならないのがデメリットと言えるでしょう。
単価は安くなりますが、スキルのハードルが低い案件もあるので、慣れるまでは勉強のつもりで単価の安い案件を受注して実績を作るのもよいのではないでしょうか。
Scala案件を取り扱うおすすめのフリーランスエージェント
Scala案件を取り扱うおすすめのフリーランスエージェントは、以下の3つです。
- ITプロパートナーズ
- レバテックフリーランス
- Midworks(ミッドワークス)
- Bizlink
それぞれの特徴や強みについて紹介します。
ITプロパートナーズ
「ITプロパートナーズ」は、フルタイム勤務を望まないエンジニアにとって、週2日から3日の案件を豊富に用意しているフリーランスエージェントです。フリーランスエンジニアを支援する分野で、3,500社以上の取引先があり、直接依頼される案件も用意しています。
ITプロパートナーズは、起業家やフリーランスを支援する目的で始まったサービスです。高いスキルが求められる一方で、週に2日〜3日、リモートワーク可能など、柔軟な働き方が実現できる案件を用意しています。
副業や起業に挑戦しながら稼ぎたいと考える人には、最適なエージェントといえます。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスの運営会社であるレバレジーズ株式会社は、東京・ヒカリエを拠点にしています。
レバテックフリーランスは、業界内でNo.1とも言われるほど多くの案件数を抱えており、希望に合った案件の紹介が可能です。専任コーディネーターが、クライアントとの面談に同席し、参画中から参画後までしっかりサポートしてくれます。
フリーランスエージェントの1つであるレバテックフリーランスには、初心者から上級者のフリーランスエンジニアが登録しています。案件の単価が高額であり、幅広い分野の紹介が可能なため、どのエージェントを選ぶか悩んだ場合には、まず検討すべきエージェントの一つです。
Midworks(ミッドワークス)
Midworksは、フリーランスエージェントとして充実した保証を受けられるエージェントサービスです。エンジニアのスキルに見合った額が補償される給与保証制度を提供しており、正社員並みの待遇でフリーランスとして働けます。
さらに、書籍や勉強会費用に月1万円、交通費に月3万円の経費支援があり、保険料の半額負担や会計支援サービスも提供されています。家族がいる方でも十分にフリーランスとして働くことが可能です。
Bizlink
Bizlinkは、ハイクラスなエンジニア向けの案件を多数取り扱っており、副業を支援するフリーランスエージェントです。週1からの案件やフルタイム常駐、リモート案件も提供しているため、ワークライフバランスを重視するエンジニアにも魅力的なエージェントです。
直接契約が可能であるため、高単価案件が多い点も大きなメリットとなります。また、他のエージェントと比較してIT業界以外の案件が豊富であり、「他では見かけないおもしろい案件が多い」という口コミもあります。
ただし、週末に稼働する案件もあるため、稼働日数に注意して応募してください。
よりScalaの高単価案件を獲得するために必要なスキル・経験
Scala案件をフリーランスエンジニアが高単価で獲得するたえにはどんなスキルが必要でしょうか。主に以下の3つのスキルや経験が必要となります。
- 上流工程やPMとしての経験
- 大企業やスタートアップなどあらゆる規模での開発経験
- Webサービスだけではないシステム系やアプリ開発の経験
上流工程やPMとしての経験
開発、テストしかできないプログラマーではなく、要件定義、設計など上流工程もできるSEであればより高単価案件を受注することができます。
さらに、プロジェクト全体を管理するPM(プロジェクトマネージャー)であれば高単価が得られるだけでなく、長期間案件に携われことができ、プロジェクト終了後には他の案件を依頼されるかもしれません。
上流工程、PMの経験があれば仕事に困ることはあまりなくなるでしょう。
大企業やスタートアップなどあらゆる規模での開発経験
大企業での大規模開発やスタートアップ企業での開発など様々な規模の開発経験があるエンジニアは重宝されます。
開発規模や新規開発やリプレイス、エンハンスなど開発の種別によって進め方や利用するツールも異なる場合が多く、同じような規模しか経験がないエンジニアよりも、様々な開発規模での実務経験があるエンジニアの方が高単価の案件を受注することができるでしょう。
様々な現場を経験することで幅広いジャンルで活躍することができるので、好き嫌いせずに色んな仕事に挑戦してください。
Webサービスだけではないシステム系やアプリ開発の経験
Scalaは様々な現場で利用されています。現在、Webサービスの開発が人気ですがシステム系開発やアプリケーションの開発経験があるとより高単価の案件を受注することができます。また、システム系開発ではScalaのみでなく他のツールやデータベースなども利用するケースが考えられます。
Scala以外のツール、データベースの経験があると市場価値があがり、受注できる案件の幅も広がるのでシステム系やアプリケーションの開発案件も受注していくとよいでしょう。
案件・求人の種類からわかるScalaの将来性
Scalaを使用した開発の代表的な例として、TwitterやLinkedInが挙げられます。TwitterはRubyを使用していましたが、2011年頃からScalaへの移行が始まりました。
日本国内の有名な企業では、ChatWorkやSmartNewsがScalaを採用しています。さらに、サイバーエージェントやドワンゴ、はてななどのベンチャー企業や若いIT企業を中心に、Scalaが用いられています。
現時点では、国内の開発現場でScalaはまだメジャーなプログラミング言語とは言い難いです。しかし、フリーランス向けの求人案件サイトを調べると、ScalaやPlayフレームワークを使用した開発案件が増加傾向にあります。
また、フレームワークを活用することで、Javaでも記述可能な案件も存在し、Scalaの開発経験がないJavaエンジニアでも参入しやすいです。Javaとの互換性や開発効率を考慮すると、今後さらに多くの企業でScalaが採用されると期待されています。
まとめ:Scalaエンジニアとしてフリーランスを目指してみてはいかがでしょうか?
いかがでしたでしょうか?今回は、Scalaの案件・求人の獲得方法を中心にご紹介しました。ScalaはJavaのライブラリが使えるなどJavaの後継言語として注目されています。さらに単価も高く、開発効率がよいことから今後も高い需要が見込めます。
しかし、習得難易度は高く、Javaの開発経験があれば案件を受注することもできますが、全くの開発経験がなくてゼロからフリーランスエンジニアとして独立するには3年以上の経験は欲しいところです。
この記事を参考にぜひScalaのフリーランスエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。手前味噌ですが、弊社サービス「ITプロパートナーズ」では数多くのScala案件・求人を取り扱っています。もしご興味のある方はご相談ください
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
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