こんにちは、ITプロマガジンです。
「Reactの副業は稼げるのか?」「どのような案件があるのか?」など気になっている人もいるでしょう。多くの企業がReact技術者を求めていることもあり、Reactのスキルや経験があれば、副業案件に取り組むことができます。
この記事では、Reacを使った副業案件の獲得方法や、おすすめの案件紹介サイトについて解説します。未経験からReactの副業を始める手順や、高単価案件を獲得する方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ドンピシャ案件の探し方
「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」
エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・事業会社の自社開発案件が多い
などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
Reactの副業案件の特徴
ReactはFacebook社が開発したJavaScriptライブラリで、日本でも人気が高まってきています。Reactのスキルを持ったフロントエンドエンジニアの求人もあり、副業でReact案件に取り組むエンジニアもいます。
Reactの副業案件には、以下のような特徴があります。
- 副業向けの案件数が多い
- 在宅で働きやすい
- 土日や週1・2日案件もある
それぞれの特徴について、以下で詳しくみていきましょう。
副業向けの案件数が多い
人気が高まっているJavaScript関連技術のReactは、さまざまなプロジェクトで採用されるライブラリです。そのため案件数が比較的多く、副業に向いている案件を探しやすい特徴があります。
実際に、大手クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」で「React」と検索すると、「612件」の案件が見つかりました(2024年8月時点)。また、IT/Web系フリーランスエージェントである弊社「ITプロパートナーズ」でも、「React」と検索すると、「714件」の案件が見つかります(2024年8月時点)。
案件数が少ないと、1つの案件に多くの応募者が集まり受注できる確率が下がってしまいますが、このようにReactは比較的案件数が多いので、副業案件を獲得しやすいでしょう。なお、JavaScriptの副業については以下の記事で紹介しているので、併せて参考にしてください。
在宅で働きやすい
Reactはフロントエンド開発で用いられるライブラリで、Webサービスの開発などは在宅でできる案件が多いのが特徴です。平日の帰宅後や土日などに、自宅で副業に取り組みたいと考えている人も多いでしょう。
クラウドソーシングサイトに掲載されている案件は、基本的に受注から納品までオンラインで完結するものが多く、在宅でも問題なく仕事ができます。クラウドソーシングサイトにはReact案件が多く掲載されているので、在宅で副業したいエンジニアにもおすすめです。
土日や週1・2日案件もある
React案件は、土日だけや週1〜2日稼働の案件もあります。弊社ITプロパートナーズでは週1・2日から働ける案件を多く取り扱っていて、以下のようにReact案件も掲載しています。
案件名 | 週1日〜リモートOK!【JavaScript React】技術力に自信のあるエンジニア募集 |
---|---|
案件単価 | Reactの案件単価:〜300,000 円/月 |
勤務地 | リモート |
スキル | ・Webの基本的なユーザーインターフェイスに関する知識 ・HTML.CSS(Sass)の使用経験 ・React. Reduxの使用経験 |
職種・ポジション | エンジニア |
週に1日のみで、しかもリモートOKならば、副業として無理なく続けられるでしょう。ただし、この案件のクライアントは、ワーカーからの積極的な意見を望んでいます。稼働時間が少なくても、しっかり成果を挙げるように努力しましょう。
Reactの副業案件の報酬相場
Reactの副業案件はどのくらい稼げるのか、気になるところです。そこで、実際に募集されている副業案件の報酬額を見ていきましょう。
副業向けのサイトやエージェントでReact副業案件の単価を調査した結果、稼働時間「週1〜2日」の案件では時給約3,000~5,000円でした。例えば、週に10時間程度働いた場合の想定月収を計算すると、12万~20万円です。
さらに、弊社「ITプロパートナーズ」でReactの週1日または2日の案件を検索したところ、想定月収が30万~40万円の案件が多くありました。なかには想定月収50万~70万円の案件も掲載しています(2024年8月時点)。
報酬は案件の内容やクライアントによってさまざまですが、週1日または2日の稼働でも30万円以上の報酬が得られる案件も多いため、副業でも十分稼げる可能性があります。
Reactでできる副業の種類と案件例
Reactの副業案件としては、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、Reactを扱った副業の種類を紹介します。
システム開発案件
Reactの副業案件には、システム開発の依頼が多い傾向です。主にフロントエンドの開発の担当を任されます。採用条件として、Reactの開発に関する専門知識や実務経験が求められます。Reactのシステム開発案件の単価相場は月30万〜40万円程度です。
案件名 | 【React】産業IoT(モノのインターネット化) システムに携わるフロントエンジニアの募集 |
---|---|
案件単価 | Reactの案件単価:~400,000円 /月 |
勤務地 | リモート |
スキル | TypeScript、React.jsでの開発経験(1年以上) |
職種・ポジション | エンジニア |
開発のサポート案件
開発のサポート業務もあります。実際に開発を進めるエンジニアにアドバイスし、適切に開発を進めるために支援する仕事です。エンジニアの疑問に答えて助言する必要があるため、Reactによる開発について深い知識や経験をもっている必要があります。
Reactの開発のサポート案件の単価相場は月40万円程度です。
案件名 | 自社サービスの開発を担当するフロントエンドの募集 |
---|---|
案件単価 | Reactの案件単価:~400,000円 /月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | ・React もしくは Vueを用いたフロントエンドの設計 ・構築経験2年以上 ・Gitなどのバージョン管理ツールの使用経験 ・チームでの開発経験 |
職種・ポジション | エンジニア |
アプリ開発の案件
Webアプリや、React Nativeを使ったモバイルアプリの開発業務もあります。企画をもとに、要件定義から開発、テストおよび実装まで一連の開発を任される案件です。
1から新しいサービスを作り出すため、ReactやReact Nativeを使った開発実績が3年以上、プロジェクトマネージャーとしての経験などが求められます。そのため、案件の単価相場は月60万~100万円と高額です。
案件名 | 【React.js/ReactNative】ゲーム専用仮想ウォレット開発におけるエンジニアの募集 |
---|---|
案件単価 | Reactの案件単価:~800,000円 /月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | ・React Nativeでの開発経験 ・IOS/Androidアプリいずれかの開発経験 |
職種・ポジション | アプリケーションエンジニア |
Reactの副業に求められるスキル
Reactの副業案件は数も多く、魅力的な条件の場合もあることが分かってきました。そこで、上述してきたような案件を獲得するのに役立つ下記3つの条件を紹介します。
- Reactを使用した2~3年の実務経験
- フロントエンド開発全般のスキル
- リモートワークのスキル
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
Reactを使用した2~3年の実務経験
副業案件では、Reactの実務経験が必須といえます。なぜなら、副業人材を募集するクライアント側は即戦力としてすぐに活躍できるエンジニアを求めているからです。雇用の場合はポテンシャル採用もありますが、副業ではそのようなことはありません。
ですから、ある程度自分の判断で仕事を進められる2〜3年の実務経験が求められるのです。なお、Reactの使用経験はなくても、「Vue.js」などJavaScript関連の開発経験があれば応募できる可能性は高くなります。
Vue.jsの副業については以下の記事でまとめています。
フロントエンド開発全般のスキル
React案件では主にフロントエンド開発を任されるケースが多いため、フロントエンド全般の開発スキルが求められます。例えば、HTML/CSSのスキルやUI/UXに関する基礎知識、実装経験などです。
また、案件によってはWebデザインの知見・実務経験や、SEOに関する知識もプラスで求められます。必須スキルではありませんが、フロントエンド全般の知識を幅広く理解できている場合、案件の幅が広がり報酬単価アップも狙えるでしょう。
リモートワークのスキル
副業ではリモート案件が多いため、チャットツールやリモート会議ツールの使用経験およびコミュニケーションスキルが必要です。特に、複数の担当者でソースコードなどを共有できる「GitHub」や、コンテナ管理ができる「Docker Hub」は、リモート開発の現場において使用頻度が高いプラットフォームです。
また、ツールの使用経験だけでなくリモートでのコミュニケーションスキルも重要。なぜならリモートワークは対面コミュニケーションとは異なり、文章で相手の意図を読み取る力や、報告・指示を的確に行う文章力が求められるからです。
コミュニケーションスキル
前述のとおり、React案件では主にフロントエンド開発を任されます。デザイナーやマーケター、ディレクターなどのさまざまな立場の人がかかわるフロントエンド開発では、技術力に加え、高度なコミュニケーションスキルが必要です。
また、React案件に限りませんが、クライアントの要望を的確に理解してチームメンバーと連携を取るためにも、コミュニケーションスキルの高いエンジニアは重宝されます。
Reactの副業案件を探す方法
Reactの副業案件を探す方法は、以下です。
- 副業エージェントを活用する
- クラウドソーシングサイトを活用する
- 知人の紹介で案件を受ける
- 直接営業する
- SNSやHPから案件を受ける
それぞれの案件獲得方法について解説します。
副業エージェントを活用する
副業案件を効率的に探すためには、副業エージェントに登録するのがおすすめです。副業エージェントでは副業として取り組める幅広い案件をエンジニアに紹介しています。Reactに対するニーズは高まっているため、副業エージェントでもさまざまな案件を扱っています。
副業エージェントはクラウドソーシングサイトと比べて高単価な案件を扱っている場合も多く、単価の交渉も任せることが可能です。そのため、好条件で働きやすい案件をスムーズに獲得できます。
Reactに関する豊富な開発経験やスキルを持つ人は、ぜひ弊社「ITプロパートナーズ」をご利用ください。フリーランス向けエージェントである弊社では、週2〜3日程度の稼働で対応できる案件を多く扱っており、9割がエンド直案件となっています。
クラウドソーシングサイトを活用する
Reactの副業案件を探す場合は、クラウドソーシングサイトを活用するのも1つの方法です。クラウドソーシングサイトとは、仕事の発注者と受注者をオンラインで結びつけるサービスのこと。さまざまなジャンルの仕事が募集されており、Reactの開発や開発サポートの依頼も多く見つかります。
ただし、クラウドソーシングサイトで募集されている案件は単価が低い場合もあるため、内容をよく確認して応募することが大切です。
知人の紹介で案件を受ける
知人の紹介により副業案件を獲得している人も多く見られます。仕事関係の人脈を広げておけば、案件の募集について声がかかりやすくなるでしょう。また、知人の紹介ならスムーズに案件を獲得しやすい傾向です。将来的にフリーランスとしての独立を目指している場合は、特に早い段階から人脈を構築しておくと後で役に立つ可能性があります。
直接営業する
クライアントに直接営業するのも、副業案件を獲得する方法の1つです。企業に営業メールを送ったり、交流会やセミナーで出会った人に自分を売り込んだりすると、依頼につながる可能性があります。直接契約は、クラウドソーシングサイトのように手数料がかからないのがメリットです。ただし、営業に時間がかかり案件獲得の効率がよくないといった、デメリットもあります。
SNSやHPから案件を受ける
近年は、SNSやHPから案件につながるケースが増えています。日頃からSNSやブログなどでReactやJavaScriptに関する情報やこれまでの実績などを発信していると、クライアントの目に留まって依頼が来るかもしれません。
SNS上で信頼されるためには積極的に発信して、スキルや人となりが分かるアカウントに育てる必要があります。SNSでの案件獲得を目指すなら、早めにアカウント運用を始めることをおすすめします。
Reactの副業で高単価案件を獲得する方法
副業するなら、やはり高単価案件の獲得を目指したいところです。では、Reactの高単価な副業案件を獲得するには、どうすればよいのでしょうか。これからReactの副業を始める人や、すでにReactの副業をしているものの収入の伸び悩みを感じている人に、高単価案件につながる下記3つの方法を紹介します。
- エンド直の案件を探す
- バックエンドのスキルも身につける
- 上流工程も経験する
それぞれについて詳しく解説していきます。
エンド直の案件を探す
「エンド直」とは、クライアントから直接発注を受けることです。React案件に限らず、システム開発では、二次請け、三次請けと多重下請けになる場合が多く、その分マージンが引かれることになります。しかし、エンド直であればダイレクトに報酬が反映されるため、報酬単価が高い傾向にあります。
また、高単価案件を獲得できるだけでなく、エンドユーザーと直接やりとりした経験や実績は信頼性につながる点もメリットです。なお、弊社「ITプロパートナーズ」では、エンド直案件も数多く取り扱っています。
バックエンドのスキルも身につける
Reactはフロントエンドに用いられることが多いライブラリですが、バックエンドの知識や実装スキルがあれば、応募できる案件の選択肢が広がり高単価案件を獲得しやすくなるでしょう。具体的には、PHPやRuby、Node.jsなどのサーバーサイドスキルを指します。
またAWS、Azure、GCPといったクラウドサービスの知識・スキルも昨今求められるポイントです。実装スキルがない場合でも、知識があればバックエンドエンジニアと円滑なコミュニケーションが取りやすくなります。
上流工程も経験する
要件定義・設計などの上流工程や、マネジメントの経験を必要とする副業案件は、高単価の傾向にあります。なぜなら上流工程はプロジェクトの成功を左右する重要なポジションだからです。その分、ある程度責任を担います。
またReactでの実装作業に必要なスキルだけでなく、ヒアリング能力やマネジメント能力など幅広いスキルが必要です。本業で実績を積めない場合は、プロジェクトマネージャーなどの資格にチャレンジするのもよいでしょう。
未経験からのReactの副業の始め方
現時点では未経験であっても、スキルを身につけて経験を積めばReactの副業案件を獲得できます。具体的には、以下のステップで進めましょう。
- スキルを身につける
- 企業で実務経験を積む
- ポートフォリオを作成し副業をスタートさせる
以下で、それぞれのステップについて解説します。
1.スキルを身につける
まずは、Reactのスキルを身につける必要があります。書籍やオンライン学習サイトなど独学でスキルを習得するほか、スクールを活用するのもおすすめです。
例えば、「React公式サイト」や「Keicode.com」では、入門者向けのスタートガイドがまとめられているため一読するとよいでしょう。動画で学びたい人は、コンテンツが豊富なオンライン講座「Udemy」が活用できます。
Reactを使った開発ができなければ案件に対応できないので、自分に合った方法でスキル習得を目指しましょう。
2.企業で実務経験を積む
Reactの副業案件は実務経験が求められるケースが多いため、スキルを身につけたら企業に就職して実務経験を積みましょう。実務経験があるのとないのとでは、受注できる副業案件の内容や報酬が変わってきます。スキルがあっても実務経験がなければ採用されないこともあるため、実際の現場で開発に携わることが大切です。
なお、「本業ではReactの実務経験を積めない」「技術にまだ自信が持てない」という人は「Tech Academy」など案件紹介のあるスクールで学ぶ方法もあります。受講費用はかかりますが、高単価案件を獲得するため実績作りは重要です。
3.ポートフォリオを作成し副業をスタートさせる
Reactの副業に挑戦する際、ポートフォリオやスキルシートの作成は不可欠です。自分が手掛けたコードのサンプルや開発したWebサイト・アプリを載せたポートフォリオを作成しましょう。特に未経験から副業を始める場合は、自作のアプリなど小規模な開発でも実績を記載することが大切です。
なお、副業をする際は本業を持ちながら時間が限られているため、効率的に案件を探すことが重要です。クライアントとのつながりがない人は、案件を募集・紹介しているサービスに登録するのもよいでしょう。実務経験が乏しい初心者エンジニアであれば、クラウドソーシングサイトがおすすめです。
Reactの副業を始めるメリット
Reactの副業を始めるメリットについて、以下に触れつつ解説します。
- 収入アップが期待できる
- スキルアップできる
- 人脈が広がる
- フリーランスの足掛かりになる
収入アップが期待できる
副業に取り組むと働いた分だけ収入を得られます。なかでもReactで副業をするメリットは、短時間で柔軟に働ける案件が多いところ。エンジニア向けの案件のなかでも、Reactの案件には、土日のみや週1~2日の稼働で済む案件が豊富です。リモート・フルリモートの案件もあります。
副業に注力しすぎて本業が疎かになっては本末転倒です。本業と副業のバランスを適切に保ちながら継続することで、はじめて安定的な収入アップが期待できるでしょう。
スキルアップできる
Reactは需要が高いライブラリです。Reactの副業案件に取り組むと、現場で重宝されるスキルを磨けます。Reactの人気が高い理由の1つは、処理の速さです。大規模な案件では特に、多量のデータを効率的に処理する必要があるため、Reactのような高速で効率的なライブラリが重宝されます。
また、副業を通じて得た実践的な知識やノウハウは、本業にも大いに活かせるでしょう。
人脈が広がる
Reactの副業案件は比較的豊富に存在します。副業を続けるうちに、多様な業界のクライアントや異なる専門性を持つエンジニアと、出会う機会が増えるでしょう。
人脈が広がると、技術的な部分はもちろん、多くのビジネス的な視点や価値観に触れられます。結果的に、キャリアの幅を広げられ、人間的にも成長可能です。
フリーランスの足掛かりになる
フリーランスの足掛かりとしても、Reactの副業案件に取り組む意義があります。前述のように、Reactの副業を続けると、技術的スキルの向上と幅広い人脈形成が可能です。
高度なスキルは、フリーランスとしてクライアントに価値を提供するうえで欠かせません。同時に、豊富な人脈を持つフリーランスは、新たな案件の獲得や情報収集において有利な立場にあります。
Reactの副業を始めるデメリット
Reactの副業を始めるデメリットについて、以下に触れつつ解説します。
- 自己管理を徹底する必要がある
- 税金の手続きが必要になる
自己管理を徹底する必要がある
副業する時は、自己管理を徹底しなくてはなりません。Reactの案件には短時間で柔軟に働ける案件が多いとはいえ、働きすぎると本業に支障をきたす可能性があります。体調やメンタルに無理のない範囲で、副業の仕事量を管理しましょう。
また、副業の納期や成果物のクオリティを高めるためにも、自己管理は必要です。高いパフォーマンスを発揮できると、案件を継続してもらえたり、単価アップにつながったりする可能性があります。
税金の手続きが必要になる
副業で得た収入については、原則として自身で確定申告を行い、適切に税金を納付する必要があります。本業で年末調整を受けている場合でも、副業収入は別途申告が必要です。
確定申告を適切に行うには、日頃から収支を記録し、領収書や請求書などの書類を適切に管理しなければいけません。会社員であれば、税務手続きに馴染みがない方も多いでしょう。分からないことがあれば、国税庁のサイトで勉強したり、税理士などの専門家に相談したりすると解決できる可能性があります。
React副業についてのよくある疑問
最後に、Reactで副業するにあたって気になる点と、その回答を紹介します。
Vue.jsとどっちがおすすめ?
JavaScript関連のスキルとして、Reactとよく比較されるのが「Vue.js」というフレームワークです。「Vue.js」は、フロントエンド開発に使用されるフレームワークですが、Reactと比べどちらの方が副業に向いているのか悩まれる人も多いかと思います。
しかし、副業案件の数や報酬単価の相場などには大きな違いはありません。一方で利用シーンが異なるため、どのような案件に参加したいかで選ぶ考え方もあります。
また、学習難易度は「Vue.js」の方が低いといわれます。なぜなら「Vue.js」は教材が豊富で、独学でも勉強しやすいためです。さらに詳しい比較について知りたい人は以下のページを参照してください。
フリーランス向けの案件もある?
後々、Reactを武器にフリーランスエンジニアとして活躍したいと考えている人も多いでしょう。React案件は、副業だけでなくフリーランス向けの案件も数多くあります。雇用ではなく、業務委託としての募集で稼働日数が週5日と多く、高単価な案件も募集されています。
例えば、下記の案件はフリーランス向けの案件です。
案件名 | 【Python/React.js】不動産DXにおけるフルスタックエンジニアの案件・求人 |
---|---|
案件単価 | Reactの案件単価:~700,000円 /月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | ・Django、Reactの実務経験 ・WEBエンジニアの経験5年以上 ・稼働時間が週5日、1日6時間以上確保可能なこと ・周囲と協調しながら開発を進めてこられた人 |
職種・ポジション | フロントエンドエンジニア バックエンドエンジニア |
想定月収は70万円と比較的高単価です。ただし、Reactの実務経験に加え、PythonやDjangoの実務経験と、エンジニアとしてトータルで5年以上の経験が求められます。
Reactの将来性は?
Reactは規模を問わず多くのフロントエンド開発で活用されていて、世界中で需要の高いライブラリです。そのため、将来性は高いといえます。日本でも需要が高まってきているので、副業やフリーランス向けの案件もさらに増えていくでしょう。
また、エンジニアの数が不足していることから、Reactに限らずシステム開発を担える人材は需要があります。これらの理由から、Reactを習得しておくとエンジニアとして安定して仕事を獲得できる可能性が高まるでしょう。
まとめ
Reactに対する需要は高く、副業として取り組める案件も多くあります。今後もますますReactに注目が集まると考えられるため、継続的に案件を獲得しやすいでしょう。
Reactの副業案件はさまざまな方法で探すことが可能です。サービスや人脈を有効活用し、より好条件の案件を獲得できるようにしましょう。副業として取り組む場合も、高単価案件の獲得を目指すならフリーランスエージェントを活用するのがおすすめです。Reactのスキルをしっかり身につけ、副業案件をこなしましょう。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
まずは会員登録をして案件をチェック!