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レビュー8・ユーティリティソフトPQzIIの便利機能

ソフトバンクのWindows MobileスマートフォンX01HTには、キーボードが搭載されています。小さい筐体ながらとてもキータッチのキーボードとなっています。キーボードがあると便利なのですが、ちょっとした部分で使いにくさを感じたりします。そこで、ユーティリティソフトPQzIIを導入しています。
http://www.nicque.com/PQz/PQzII.htm
こちらからPQzII_CHT9000.cabと、PQzII_20060908_0007-2_Hermes.zipをダウンロードします。PQzII_CHT9000.cabは、X01HT上で実行すればインストールされます。常駐して使用しますので、メモリカードではなく、本体にインストールしましょう。さらに、PQzII_20060908_0007-2_Hermes.zipを解凍すると、PQzII.exeができますので、このファイルを入れ替えましょう。

インストールしたら、まず4つのexeファイルPQzII.exe、PQzII_Phone.exe、PQzII_Setup.exe、PQzII_Task.exeをタップして、一度起動しておきましょう。最初に出現する起動のセキュリティで、ハングすることがあるからです。
さて、使い方ですが、PQzII.exeをタップすると常駐します。PQzII.exeのショートカットをスタートアップに入れておくと、リセットの度に常駐しますので便利です。
PQzIIは非常に高機能なユーティリティなのですが、私は2つの機能しか使っていません。宝の持ち腐れです、id:Gzhさん、すいません。しかし、この2つの機能でも十分便利です。それでは、その2つの機能の設定方法を紹介します。
1.フルキーボードの"文字"ボタンでIME ON/OFF

キーボードの「文字」キーを押すと、あ→ア→A→Aなどとトグルします。このトグルがかったるいなあ、と感じてしまいます。通常、自分の使うモードであれば、あ→Aだけあればいいと思っています。その「文字」キーを「あ→A」と変更できる設定があります。PQzII_Setup.exeを起動して、「IME」タブを開きます。そして、IMEのボックスに「0x76」と入れます。そして、Shift+CURSORを「NO」にします。これで、「文字」キーで「あ→A」となります。Shift+CURSORを「NO」にするのは、W-ZERO3[es]でテンキー入力時に、PQzIIを起動しておくとATOKの予測変換ができなくなるためにこの設定をしています。
2.Ctrlキーの出力を「■とWIMの同時押し」を「■を押してからWINキーを押す」に変更方法

キーボードを使っていると、コピー、ペーストは多用します。コピーはCtrl+C、ペーストは、Ctrl+Vなのですが、X01HTは、Ctrlキーが独立していません。Ctrlを使うためには、■とWindowsキーを同時に押す必要があります。この同時押しは、テーブルに置いてでもやらないと、非常に辛い作業です。そこで、同時押しではなく、「■を押してからWINキーを押す」ことで、Ctrlキーを使える設定があります。PQzII_Setup.exeを起動して、「CTRL/ALT」タブにて、「CTRL」に「0x11」と入力してください。これで、コピーをするときには、■→Windowsキー→C、の順番でキーを押せばコピーができます。
私が使っている機能は以上です。PQzIIは、非常に多くのキーアサインが設定可能ですので、マニュアルを見ながら使い込めば、X01HTがどんどん使いやすいマシンに変身していきます。お勧めユーティリティソフトの一つです。