撮影地　：神奈川県小田原市（自宅のベランダ）
撮影機材：ZWO ASI2600MC DUO

　　　　　BORG 72FL + 7108 (合成焦点距離432mm)

　　　　　ASIAIR Plus
　　　　　ZWO AM3にて追尾撮影 （DUOのガイド用チップとASIAIRを使用）

後処理等：R:[甲]のR+[乙]のR　G:[乙]のG　B:[甲]のG+[甲]のB+[乙]のB
　　　　　PixInsightにて、各種補正、加算平均の後ストレッチ


　　　　　Luminar Neoで微調整した後、トリミング、解像度変換、JPEG化
[甲]
撮影日時：2024年10月13日 22時ごろ
　　　　　Askar社のColour magic D1フィルタを使用

露光等　：f6.0 / gain=260 (3℃) Bin1 180秒X60枚

[乙]
撮影日時：2024年10月30日 21時ごろ
　　　　　STC社のAstro-MSフィルタを使用

露光等　：f6.0 / gain=100 (3℃) Bin1 180秒X60枚

　トリミング前の画像では近くにある輝星の方が大きく写っていて、「ここは1000mm超級の反射望遠鏡で撮るべき領域なんだろうな」と思いながら処理を進めました。それでも使えるデータを全て投入して2倍のdrizzleやらガツンとトリミングやらをして仕上げたら、M77の内側になんとなく構造らしきものが見えたり、左端中央付近にNGC1072とおぼしき滲みも見えて嬉しいかぎり。PixInightのSPCCのおかげか狭帯域フィルターのデータも使っている割には色もそれほど不自然ではなく、自分としては満足してます。