Appleが開発中の新型Magic Mouseは初の再設計となり、これまでの不満点が改善されているとのこと。Mark Gurman氏によると、この新型Magic Mouseは人間工学に基づいたデザインが採用され、ユーザーからの苦情が相次いでいたUSB-Cポートの位置が移設され改善しているとのこと。
機能面では、ジェスチャー操作が盛り込まれるということですが、現行モデルに搭載されているMulti-Touchのジェスチャー操作とどう違うのか?そのあたりが注目となります。
なお、一部で取り沙汰されていた「音声コマンド(Siri)に対応する」という内容については、誤訳であると訂正されています。
Siriの音声操作ならMacでできるので、わざわざマウスに音声操作機能を搭載するメリットは全くありませんから、これはちょっと3秒くらい考えればわかることだと思います。
Mark Gurman氏は、最近Logicool製のマウスとキーボードをMac用に購入したそうで、人間工学に基づいた設計やカスタマイズ性の豊富さを「Apple製品とは別次元だ」と高く評価。Apple製品もこういう部分に力を入れるべきだと述べています。
I recently bought the Mac Logitech mouse and keyboard and the ergonomics, input options and customizability is in a totally different league. As the operating system and main hardware maker, Apple should be putting more of a focus here — and all indications are they know this and…
— Mark Gurman (@markgurman) December 30, 2024
Magic Mouseについては人間工学デザイン以前の問題として、入力デバイスの外装にアルミニウムを採用するなよというのがあります。
金属パーツは樹脂パーツと比べて経年劣化に強いというメリットはありますが、冬になると、接触している手の体温がどんどん奪われていくという、入力デバイスとしては欠点すぎる欠点があって、これがかなりキツくて嫌になります。
AppleシリコンになってからのMacBookも同じくキツく、使っていると手が痛くなるほど冷えてきます。
Magic Mouseにはこの問題点があるので、マウスだけは他社製品をおすすめしたいというのが本音としてあります。
海外の掲示板サイトRedditのApple界隈でユーザーのデスクトップ周りの写真などを眺めていると、いかにもApple信者っぽいユーザーでも、キーボードとマウスはLogiを使っているケースがちらほら増えてきていて、長年アップデートされていないApple製品からLogiにシフトする動きがみられます。
新設計された新型Magic Mouseは、来年の2026年にリリースされる予定です。