iPhone16用A18に続き、Snapdragon 8 Gen 4も3nmで製造
Snapdragon 8 Gen 4は、全数がTSMCの3nmプロセス「N3E」で製造されるとWccftechが報じました。これが事実であれば、iPhone15 Proシリーズ用A17 Proに続き、Snapdragon 8 Gen 4が3nmプロセスに移行することになります。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone16シリーズ用A18と、iPhone16 Proシリーズ用A18 Proは、TSMCの改良型3nmプロセスで製造されると噂。
2. Snapdragonの製造も、2024年から改良型3nmプロセスで開始。
3. Snapdragon 8 Gen 5は、TSMCに加えSamsungの3nmプロセスでも製造。
N3Eでは、A18とA18 Proが製造されると噂
Snapdragon 8 Gen 4は、TSMCの3nmプロセスおよびSamsungの3nmプロセスで製造されると噂されていました。
このうち、Samsungが製造するSnapdragon 8 Gen 4は、Galaxy専用品になるとみられていました。
しかし、Samsungがこの計画に前向きではなかったため、Snapdragon 8 Gen 4はTSMCの3nmプロセス「N3E」で全て製造される見通しです。
改良型3nmプロセスである「N3E」では、iPhone16シリーズ用A18とiPhone16 Proシリーズ用A18 Proの製造も行われると予想されています。
Samsung、3nmプロセスの歩留まり率は低いまま
市場調査会社TrendForce社によれば、TSMCとSamsungがともに製造するSnapdragonの最初の製品は、1年遅れとなるSnapdragon 8 Gen 5になるとのことです。
この遅れの原因としてTrendForceは、Samsungの3nmプロセスの歩留まり率が低いことを挙げています。
Source:TrendForce via Wccftech
Photo:Apple Hub(@theapplehub)/X
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