iOS17では縦長ページのスクリーンショットをJPEGでも保存可能
iOS17では、縦に長いWebページのスクリーンショットの保存形式として、従来のPDFに加えて画像(JPEG)形式で保存できるオプションが追加されます。スクリーンショット画像を共有したり加工するのに便利になります。
※記事中の機能や使用しているスクリーンショットは、取材に基づく特別な許可に基づき使用しています。機能やデザインは、iOS17パブリックベータのものであり、正式版では変更される可能性がありますのでご了承ください。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS17では、縦長のスクリーンショットをJPEG画像でも保存可能。
2. macOSでは、フルページスクリーンショットの撮影は標準では非対応。
3. iOS17パブリックベータで試してみた。
縦長Webページのスクリーンショットを画像でも保存可能に
これまで、iPhoneやiPadで、縦長の画面のスクリーンショットを撮影して「フルページ」を選択した場合、保存方法は「ファイル」へのPDF形式での保存に限定されていました。
2023年秋に正式版が公開予定のiOS17とiPadOS17では、PDFに加えて、フルページスクリーンショットのJPEG画像を「写真」に保存可能となります。
PDFと比べて加工や共有が簡単なJPEG画像でのフルページスクリーンショットが可能になることは、多くのユーザーにとって便利な新機能と言えそうです。
なお、macOSでは標準機能として縦長画面のフルページスクリーンショットを撮ることはできず、macOS Sonomaのベータでも実現していません。
iOS17パブリックベータで試してみた!
iOS17をインストールしたiPhone12 Pro Maxで、iPhone Maniaのトップページのスクリーンショットを撮影してみました。
スクリーンショット撮影後、画面左下に表示されるサムネイルをタップすると、トリミングや書き込みができる編集画面が表示されます。
「フルページ」を選んで、縦長のスクリーンショットが表示されます。
「完了」をタップすると「”写真”に保存」と「PDFを”ファイル”に保存」が選択可能になっています。
「”写真”に保存」を選び、「写真」アプリを開くと、縦長のスクリーンショットが保存されていました。
Source:iDownloadBlog
(hato)