「Appleメガネ」のイメージ動画、空中をスワイプでアプリ切り替えなど
Appleが開発中と噂されるメガネ型デバイス「Apple Glass」について、これまでに出たリーク情報などを踏まえたイメージ動画が公開されました。
Appleが開発中と噂のメガネ型ARデバイス
Appleは近年、拡張現実(AR)に力を入れており、iPhoneと接続して使うメガネ型デバイスを開発しているのではないか、と噂されています。
フランス在住のエンジニアリング学生のケビン氏が、YouTubeチャンネルthe Hacker 34で、「Appleメガネ」をイメージした動画を公開しました。
「エアスワイプ」などで操作
ケビン氏は、「Appleメガネ」のハードウェアを以下のようにイメージしています。
- 進化したLiDARスキャナ
- デュアルコア「G1」チップ
- 透過性のデュアルRetinaスクリーン
- 光センサー
- マイク
- 近接センサー
iPhoneがAppleメガネを認識すると、AirPodsシリーズのように簡単にペアリングできます。
メッセージが届くと、現実世界の視界に重ねて表示されます。
メガネのフレーム右側をスワイプ、または目の前で手を振る(エアスワイプ)動作で、アプリの切り替えができます。
iPhoneが見つからない時は、Siriに頼むと誘導してくれます。
現実の道路に案内表示を重ねたナビゲーションもできます。
iOSやmacOSと同様、日中は明るい画面が、日没後は自動でダークモードに切り替わります。
「One more thing」として、丸いレンズのスティーブ・ジョブズバージョンも一瞬紹介されています。
価格はリーク情報で知られるジョン・プロッサー氏が述べていた499ドル(約54,800円)から、と想定されています。
ケビン氏が公開した動画はこちらでご覧ください。
Appleメガネ、来年にも発売か
Appleのメガネ型のARデバイスについては、2021年に発売されるのではないかと噂されています。
Appleメガネのデザインは、高性能重視のヘッドセット型と、軽量なメガネ型の両方が開発されていたものの、最終的にはメガネ型に落ち着いたと報じられています。
Appleは、メガネ型デバイスに関連する特許を数多く申請・取得しており、テンプル交換で機能を切り替える構造や、視力矯正機能が採用される可能性があります。
Source:the Hacker 34/YouTube via Cult of Mac
(hato)