Microsoft Pix、名刺を撮影して連絡先やLinkedInに追加可能に
Microsoftは3月10日、人工知能(AI)を活用した無料カメラアプリ「Microsoft Pix」をアップデートし、名刺を撮影すると名前や連絡先の情報をiPhoneの連絡先やLinkedInアカウントに追加できる機能を追加しました。
名刺を撮影するとiPhoneの連絡先に登録可能
「Microsoft Pix」は、AIを活用し人物をきれいに撮影することに力を入れたカメラアプリです。また、iPhoneをサイレントモードにしておけばシャッター音が出ないので、静かな場所での撮影にも向いています。
今回のアップデートにより、名刺を撮影すると傾きを自動で補正、名前、電話番号、メールアドレス、URLといった情報を認識し、iPhoneの連絡先アプリへの登録が可能になりました。
連絡先は、新しい連絡先の作成か、既存の連絡先の更新を選ぶことができます。
また、iPhoneでLinkedInにサインインしていれば、名刺情報をLinkedInのアカウントに反映し、情報を参照できます。
AIを活用して被写体の認識、カメラの自動調整
「Microsoft Pix」は、2017年9月のアップデートで名刺や書類、ホワイトボードを認識し、スキャン画像として保存可能になりました。
Microsoftは、Pixのスキャン機能について、AIを使って被写体を認識、カメラの設定を調整、不要箇所のトリミングや色彩・色調の変更、フォーカスの鮮明化などの処理を行っていると説明しています。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
Source:Microsoft
(hato)