標本空間の言い換え
今後は、
結果空間
と表現する事にします。outcome spaceなる用例が英語にあるので、それの訳です。疫学などの用法を参照すると帰結でも構わないでしょうが、むしろ区別して使ったほうが見通しが良いかも知れませんし、馴染みの無い語でもあるでしょう。
↑outcome spaceと表現している確率・統計の本があって、それはsample spaceとは異なるのか、との質問です。
↑outcome spaceとeventの説明。結果空間の部分集合が事象として、その観点からは結果空間そのものを全事象と、すっきり表現出来るでしょう。結果空間の要素は結果(outcome)で、それのシングルトン(単一事象)は根元事象。綺麗ですね。
日本語で結果空間を検索しても、なかなか見つかりません。帰結空間だとヒットしましたが、確率論におけるものとは異なる用法のようです。
↑outcome spaceとsample spaceの違いを議論しています。議論になっているのか…?
アウトカムは結果だから、その前提として何かをするのがある、という話は解ります。確率の理論だと、実験:experimentや試行:trialですね。対象を単なる集合と捉えたいなら、試行の結果を想起させる結果は余計に思えるのかも。でも、だとしたら標本は良いのか、て話にもなります。
↑YouTubeでoutcome spaceと表現しているのはこれくらいかな。
こんな所にこんなにも拘るのは私くらいなのでしょうけれど。