政府は2023年6月、「女性版骨太の方針2023」を決定。「女性活躍と経済成長の好循環の実現に向けた取り組みの推進」を第1に掲げ、女性登用を加速すべく、各企業における行動計画の作成を促しています。女性社員の活躍推進は大企業のみならず、中小企業にとっても重要な経営戦略です。機関投資家のESG(環境・社会・企業統治)や人的資本経営への注目度が高まる中、女性管理職比率や女性取締役の登用は、投資家に選ばれる企業であるための必須条件といえます。
そこで本レポートでは、30余年の歴史を誇る「日経WOMAN 企業の女性活用度調査」の最新調査結果を徹底分析。女性活躍先進企業のデータや取り組みを解説しながら、女性活躍を着実に進めるための最新ノウハウを1冊に凝縮して紹介します。
他社の事例、働く女性の実態が赤裸々に分かり、自社で取り組むべき課題を浮き彫りにできます。女性活躍を推進する上で有効な施策を考察する羅針盤となる1冊です。
対社内施策としてだけでなく、企業価値向上策として喫緊の課題となるダイバーシティ推進。
どういった点が対外的に評価されるのか、自社に足りない施策は何か。
独自調査「女性活用度調査」参加企業512社のうち99社を並列比較できるようスコア化し詳解します。
分析例:「2023年 企業の女性活用度調査」
1位 資生堂 より
資生堂(1位)/アフラック生命保険(2位)/髙島屋(3位)/損害保険ジャパン(4位)/りそなホールディングス(5位)/三井住友海上火災保険(6位)/パソナグループ(7位)/EY Japan(8位)/東京海上日動火災保険(10位)/大和証券グループ(11位)/イオン(12位)/メットライフ生命保険(13位)/JTB(14位)/全日本空輸(ANA)(15位)/三菱UFJ銀行(16位)/明治安田生命保険(17位)/日本生命保険(18位)/第一生命ホールディングス(20位)/あいおいニッセイ同和損害保険(21位)/千葉銀行(24位)/NTTデータ(25位)/花王(26位)/日本航空(JAL)(27位)/ゆうちょ銀行(29位)/日立製作所(30位)/日本年金機構(31位)/アクサ生命保険(34位)/中外製薬(36位)/大同生命保険(37位)/シミックホールディングス(38位)/SMBC日興証券(39位)/丸井グループ(41位)/NTTドコモ(42位)/クレディセゾン(44位)/富士通(45位)/BIPROGY(49位)/太陽生命保険(50位)/SOMPOひまわり生命保険(51位)/三越伊勢丹(54位)/コニカミノルタ(56位)/横浜銀行(57位)/大丸松坂屋百貨店(58位)/朝日生命保険(59位)/東日本電信電話(NTT東日本)(63位)/パーソルホールディングス(64位)/大日本印刷(65位)/ファンケル(66位)/小松製作所(コマツ)(69位)/関西みらいフィナンシャルグループ(71位)/アサヒグループホールディングス(73位)/西日本電信電話(NTT西日本)(74位)/SBI新生銀行(77位)/ニチイ学館(78位)/三菱商事(79位)/SCSK(80位)/日本メドトロニック(81位)/リコーリース(82位)/富士フイルムホールディングス(83位)/MRKホールディングス(84位)/ブリヂストン(86位)/住友商事(88位)/三菱UFJモルガン・スタンレー証券(89位)/コカ・コーラ ボトラーズジャパン(90位)/三井住友海上あいおい生命保険(91位)/ソラスト(92位)/カルビー(94位)/アステラス製薬(97位)/帝人(100位)/アクサ損害保険(101位)/富士ソフト(103位)/NECソリューションイノベータ(104位)/TIS(106位)/ルネサンス(110位)/大林組(117位)/東日本旅客鉄道(JR東日本)(132位)/関西電力(144位)/古河電気工業(152位)/ENEOS(158位)/ユニ・チャーム(163位)/カゴメ(164位)/明治ホールディングス(174位)/ルネサスエレクトロニクス(177位)/あすか製薬ホールディングス(185位)/JERA(195位)/総合メディカル(197位)/大東建託(207位)/AGC(225位)/四国銀行(229位)/住友ゴム工業(279位)/ロイヤルホールディングス(293位)/東洋インキSCホールディングス(302位)/森下仁丹(313位)/ALSOK(315位)/しまむら(316位)/日本曹達(346位)/東武百貨店(348位)/富士通ゼネラル(363位)/トーカロ(397位)/トラスコ中山(400位)
働く女性2926人の仕事の価値観と、会社への帰属意識、転職希望などを徹底調査・分析。
男性との意識の差を浮き彫りにする。
女性従業員のエンゲージメント向上のヒントに
彼女たちがキャリアにどう向き合い、組織に何を求めているのか、年代や役職、業界別に男性との意識の差を含めて詳しく分析する。
東証プライム市場上場企業、約1800社の時価総額ランキング上位500社について、女性取締役の人数や比率、個人名、生年月日、略歴などを調査分析。女性取締役を増やしたい企業にとって有用な唯一無二のデータベース。
●東証プライム上位企業では取締役の16.6%が女性
●女性取締役比率55.6%のトップ企業は?
●女性取締役が4人以上いる企業は20社
●前年より女性取締役を増やした企業は約2割
●女性取締役の最年少は34歳 最年長は85歳
●4社の社外取締役を兼務する5人とは?
女性社員の活躍推進は、あらゆる企業で重要な経営戦略になっています。
岸田文雄首相は2023年4月、東証プライム上場企業において「25年を目途に、女性役員を1名以上選任するよう努め、30年までに女性役員比率を30%以上とすることを目指す」と明言。同年12月には、中間目標として25年までには19%に引き上げ、女性役員を登用していない企業をゼロにする方針を示しました。
また、政府は同年6月に「女性版骨太の方針2023」を決定し、多様性が尊重される社会を実現するために推進する具体的な取り組みのうち、第1に掲げたのが「女性活躍と経済成長の好循環の実現に向けた取り組みの推進」でした。業種を問わずあらゆる企業に対し、女性登用を加速すべく、短期的な数値目標の設定および行動計画の策定を促しています。
そんな中、機関投資家は、企業が取り組むESG(環境・社会・企業統治)や人的資本経営を厳しい目で評価しています。女性取締役が一人もいない企業に対しては、株主総会で明確に“NO”を突きつけ、変革を迫るケースも増えてきました。さらに、就職先・転職先として選ばれる企業として、今やダイバーシティ経営は必須であり、多様化に背を向ける企業は選択肢にさえ上がりません。企業の存続すら危ぶまれる事態に陥りかねないのです。
では、企業が今まさに実行すべき女性活躍推進策、タイバーシティ施策とは何でしょうか。
本レポートは、女性活躍に関する日経BP独自の最新調査データと分析、そして女性活躍を企業経営に生かす方法をまとめた、唯一無二の調査レポートです。
30余年の歴史を誇る「日経WOMAN 企業の女性活用度調査」最新結果を徹底的に分析し、業種別、企業別の課題をあぶり出します。また、働く女性約3000人を対象に、女性のキャリア・働き方意識調査を実施。社内調査では聞き出しにくい、働く女性の“本音”をレポートします。
一連のデータを踏まえて、具体的に何をすべきか、一歩踏み込んだ解決策を指南。他社の事例や、働く女性の実態が詳細に分かるのはもちろん、自社で取り組むべき施策が明確になります。女性活躍を進める上で、羅針盤となる1冊です。
ぜひ、ご活用ください。
編集者内田久貴
日経BP
日経xwoman オーディエンスエンゲージメント長
<経歴>1971年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、1993年に日経BP入社。「日経クリック」副編集長、「日経TRENDY」副編集長、「日経PC21」編集長を経て、2018年「日経xwoman」開発長。2020年から現職。
【収録内容】
● 本書の使い方
● 第1章 【2023年企業の女性活用の現状と課題ー「企業の女性活用度調査2023」結果分析】より【男女が同じ土俵で働き、評価される社会に「機会の平等」ある環境がもたらすものは】、【「企業の女性活用度調査2023」調査概要】の一部
● 第2章 【大手企業99社の女性活躍施策と成果】より【2023年「企業の女性活用度調査」回答企業99社の女性活躍推進策と実績】の一部
● 第3章 【組織の女性活躍の実態を測定する4つの指標と分析ポイント】より【日経WOMAN「企業の女性活用度調査」の測定項目に見る女性活躍の進め方】の一部
● 第4章 【女性のキャリア、働き方意識調査2024】より【日経xwoman 読者2926人 女性のキャリア(働き方)意識調査2024サマリー】の一部
● 第5章 【東証プライム上場企業500社の女性取締役の現状】より【女性取締役比率ランキング1位はディップ50%超 東証プライム500社で取締役女性比率は2.1pt増】の一部
● 第6章 【女性役員に聞くD&I】より【中小企業の女性活躍を促すには、大手が先陣を 亀田製菓 古泉直子常務取締役】
● 第7章 【「女性活躍」気になる数字】より【企業の女性管理職比率30%「2040 年に達成可能」 新任課長の女性比率は既に3割近くまで来ている】の一部
● 第8章 【女性活躍推進への無理解と挑戦のリアル】より【「女性活躍、進んでいません!」実態と希望 日経xwoman読者から集まったエピソード集】の一部
※誌面サンプルは日経BPの許諾なく無断転載することを禁じます。
※ご利用にはオンラインサービスセットのご購入が必要です。
「テキスト検索」
「レポート閲覧」がすぐできる
入力したキーワードと関連するテキスト情報を瞬時に検索し、一覧表示。また、目次に沿ってレポートを閲覧することもできます。
入力した検索ワードの「関連キーワード」
「関連企業」が分かる
日経BP独自の機械学習エンジンで、入力した検索ワードに関連する「キーワード」や「企業」の検索結果を表示します。
図表の解説文を分析図表だけを
探せる
入力したキーワードと関連する図表だけをサムネイルで一覧表示。図表をクリックして、詳細情報にアクセスできます。
出典や説明文も一緒にボタン一つで
パワポに出力
検索したテキスト情報や図表などのコンテンツは、ボタン一つでパワーポイント形式でダウンロードできます。
セット購入の方は、オンラインサービスの利用規約をご確認いただき、ご同意の上お申し込みください。