Windows上のVMwareにmacOS 10.12 Sierraをインストールする方法
Windowsで実行できるVMware PlayerでmacOS 10.12 Sierraをインストールする夢を見たので紹介いたします。
Contents
必要なもの / 環境
- インテル バーチャライゼーション・テクノロジーに対応したCPU
- Mac本体もしくはVMwareで作成したOS X 10.9以降の環境
- VMware-workstation-10.0.2-1744117.exe.tar
7zなどで解凍(実際に使用するのはPlayerのみでOK) - unlock-all-v130.zip:VMware Unlocker for OS X – InsanelyMac Forum(会員登録が必要なためLinkを後述)
- unlocker207.zip – InsanelyMac Forum (会員登録が必要なためLinkを後述)
- Install macOS Sierra.app
VMwareをMac OS Xに対応させる
「VMware Workstation」をインストール後、「unlock-all-v130」にてWindowsでもMac OS Xを認識させるようにします。Link:unlock-all-v130.zip
展開後:
unlock-all-v130->windows->install.cmdを右クリックから管理者として実行
以上で完了です。
macOS Sierraのインストールディスクを作成
1.Mac App StoreからmacOS SierraをダウンロードmacOS Sierra
価格: 無料 サイズ:4,765.1 MB
ダウンロードするには、Mac で macOS High Sierra 以前が使われていることが前提となります。
macOS Sierra にアップグレードする方法 – Apple サポート
Download後、インストーラが起動しますが⌘+Qで終了させます。
2.インストール済み「Mac OS X」の仮想マシン設定の編集を開き、ハードディスク(VMDK)ファイルを追加
ハードウェアタブ>追加>ハードディスク>仮想ディスクの新規作成>SATAディスク最大サイズを8GB以上、仮想ディスクを単一のファイルとして格納
名前を「macOS Sierra 10.12.vmdk」にしておきます。
3.OS Xを起動し追加したディスクを初期化
パーティションタブを選択
ボリュームの方式:1 パーティション
オプション:GUID パーティションマップ
名前:Sierra サイズ:8GB
フォーマット:Mac OS 拡張(ジャーナリング)
適用してフォーマットします。
4.ターミナルを使ってSierraのインストール用ディスクを作成
1)作成した新規ディスクに下記コマンドでインストールDiskを作成
sudo /Applications/Install\ macOS\ Sierra.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/Sierra --applicationpath /Applications/Install\ macOS\ Sierra.app --nointeraction
2)完了後、右クリックで作成したディスクを取り外しシャットダウンします。
以上でインストールディスクの完成です。
macOS Serriaのセットアップ
1)VMwareを立ち上げて「新規仮想マシンの作成」をクリック2)「後で OSをインストール」を選択する
3)ゲスト OSを「Apple Mac OS X」の「Mac OS X 10.9」にする
4)名前を「macOS Sierra 10.12」にする(任意)
5)仮想ディスクを単一ファイルとして格納(容量は任意)
※SCSIで設定して下さい。
(SCSIじゃないと外部ディスクとして認識されるため)
6)完了後、「Mac OS X」で追加したハードディスクをVMwareの設定から削除
7)「macOS Sierra 10.12.vmx」をテキストエディタで開き、以下の項目を追加、保存
キーボードの有効化
keyboard.vusb.enable = "TRUE"
keyboard.vusb.idVendor = "0x0000"
keyboard.vusb.idProduct = "0x0000"
8)仮想マシン設定の編集から、既存のハードディスクとして「macOS Sierra 10.12.vmdk」を追加
9)詳細をクリックして、「macOS Sierra 10.12.vmdk」が SATA(もしくはSCSI) 0:0になるように編集
以上で完了です。
macOS Serriaのインストール
1)「macOS Sierra 10.12」を選択「仮想マシンの再生」をクリック2)立ち上がったら日本語を選択し、ディスクユーティリティを開く
3)先頭にフォーマットされていないディスクがあるので「消去」
名前を「Macintosh」にする(任意)
4)ディスクユーティリティを閉じ、「Install macOS」を選択
5)作成した「Macintosh」を選択してインストール
あとは、何度か再起動されインストール完了となります。
インストール後の設定
1.初期設定を行う完了後、キーボード設定アシスタントでキーボードを設定
2.VMware Toolsのインストール
「unlocker207.zip」をダウンロード
CD/DVD(IDE)の項目からISOイメージファイルを設定
unlocker207->tools->darwin.isoを読み込ませ、VMware Toolsをインストール
インストール後、再起動するとディスプレイのサイズやドラッグ&ドロップなどが出来るようになります。
ディスカッション
コメント一覧
Mavericksあたりからパフォーマンス求められるようになりましたが、実験や対応アプリのテストなどの名目であれば問題なく動きます。
あ、あくまでも夢の中で見た光景ですw
でも何故か何回もクリーンイストールさせられて今は普通に使える夢を見てます‼︎
ios9.3.3のIOS Terminalで
python2.xが使えるようにできませんか?(°_°)
気が向いたら記事にでもしますね
「Mac本体が無くてもWindowsだけでOS Xをインストールする方法」の記事を拝見して試してみたのですが、先に進めなくなってしまいました。
Snow Leopardをインストール後にアップデートしてAppStoreが開けるようになったのまでは良かったのですが、AppStoreを開くとTOP画像やAppsのアイコンなどが全く表示されず、OS X Yosemiteのインストールも出来ません。
Appsのタイトルと入手ボタンだけが表示されているので入手ボタンを押してみたのですが何の反応もなく、ナビリンクからmacOS Sierraのページに飛んで入手ボタンを押しても無反応で、Safariでyosemiteを検索しても「現在日本のStoreではご利用いただけません」と表示されてしまい、手詰まりになってしまいました。
その他にもアップルサポートページからOS X Capitanをダウンロードしようとしても、同じく「現在日本のStoreではご利用頂けません」の表示。
日付の問題かと思い、日付と時刻を確認したのですがAppleアジアで時間も問題ありませんでした。
こういった場合にどのような解決方法、または問題点があるか教えて頂けないでしょうか。
よろしくお願いします。
「Mac本体が無くてもWindowsだけでOS Xをインストールする方法」の記事を拝見して試してみたのですが、先に進めなくなってしまいました。
Snow Leopardをインストール後にアップデートしてAppStoreが開けるようになったのまでは良かったのですが、AppStoreを開くとTOP画像やAppsのアイコンなどが全く表示されず、OS X Yosemiteのインストールも出来ません。
Appsのタイトルと入手ボタンだけが表示されているので入手ボタンを押してみたのですが何の反応もなく、ナビリンクからmacOS Sierraのページに飛んで入手ボタンを押しても無反応で、Safariでyosemiteを検索しても「現在日本のStoreではご利用いただけません」と表示されてしまい、手詰まりになってしまいました。
その他にもアップルサポートページからOS X Capitanをダウンロードしようとしても、同じく「現在日本のStoreではご利用頂けません」の表示。
日付の問題かと思い、日付と時刻を確認したのですがAppleアジアで時間も問題ありませんでした。
こういった場合にどのような解決方法、または問題点があるか教えて頂けないでしょうか。
よろしくお願いします。
表示が「購入処理を完了できませんでした」
Mac OS XバージョンmacOS以降が必要なため、Machintosh HDは”10.7″にインストールできません。
このようになりました。
(続きはTwitterなどで)
別VHDDをインスト先にしてインストール作業を開始させ、再起動要求してきたら電源切ってVHDD取り出して他仮想マシンに放り込むとコマンド不使用でVHDDがインストーラ要因として機能するっていうのは多分既出ネタですが
SnowLeopardのみでSierra環境を作る時使えるネタなので追記しておくといいかもしれません
追記:SierraからCtrl + スペースになりました。