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2017-02-09

2回目の目の手術、その後

私は両目に翼状片(よくじょうへん)という病気を患って、2年半前に右目、2ヶ月前に左目の手術をして、それを切除した。

その体験記をブログに書き残してきたので(「目の手術(翼状片)」というカテゴリーにまとまっています)、私のブログには「目の手術 怖い」とか「翼状片 云々…」といった検索ワードで訪れる人がけっこういる。

のだけど、特別そういう人たちに向けて書いたのでもない個人的な吐露に終始してきたため、このことを気に病んで検索してきた人にとってバランスのとれた文章にはまったくなっていない。私のおぞましい体験記を読んだとすると、「よっしゃ、手術受けよう」とは、なかなかならないだろう。どちらかと言えば、手術を踏みとどまるほうに作用するに違いない。というのが、ずっと気になっていた。

なので遅ればせながら、ここに書き残しておきたい。終わってしまえば、やっておいて良かったと思っています、ということを。両目とも術後は順調にきているし、目には今まったくカケラが見当たらない。再発率が低い手術をしてもらったおかげもあってか、右目は2年半再発していない。運よく、腕のいい先生に執刀してもらえて、術後もしっかり診てもらえたというのは大きい。その環境あってこそと思うけれど、手術した決断に後悔は一切ない。

最近手術した左目のほうは、今ひと月おきに眼科に行って経過を診てもらっている。昨日は術後2ヶ月経ったところの診察、「今のところ順調ですね」と言われて安堵。ちなみに先生はいつも「今のところ」という言葉を欠かさない…のを私も聞き逃さない。あ、でも、右目はいつからか「今のところ」が消えた、そういえば。

この2ヶ月間は、冷蔵保存しなきゃいけない目薬(リンデロン)をさす必要があって、最初の1ヶ月は日に5回、そこから1ヶ月は日に4回、時間を守って点眼していた。保冷剤にはさんで目薬を持ち運び、家と会社では冷蔵庫に入れておくのが地味に大変だったけど、今回の診察でリンデロンとはおさらばだ。

この後は、リンデロンの1/3くらいの効きの目薬(フルメトロン)を日に4回さして、また1ヶ月後に診察に行く。たぶん、もう数ヶ月良好に進めば、通院は2ヶ月に1回ペースになり、目薬はドライアイを防ぐヒアレインというのに変わる見込み。それで1年かそこら、様子を見ていくことになる。

あとは再発防止策で、紫外線を避けた生活(ハット型の帽子、サングラスなど)はずっと続く。どこまでやるかは人それぞれだろうけど、私はもうあの手術は嫌なので、わりとこまめに装着している。日中に外で会うと、ずいぶんと野暮ったい人である。

これに今は防寒対策のニット帽とか、これからしばらくは風邪防止と花粉症対策のマスクが加わって、カバンにはいろんなものが入っている。さすがに帽子とサングラスとマスクの3つ装備だとだいぶ怪しいので、場所に合わせて2つまでに収まるようにしている。

屋内や地下鉄ではマスクのみ、表を走る電車や地下鉄でも外に出る区間はマスクとサングラス、外を歩くときは帽子とサングラスなど、なんやかんや小まめな入れ替えが必要になる。それでも、あの手術に比べたらなんてことはない。

もちろん人によって気になるポイントも環境も様々だから、これは一体験記に過ぎない。ただ、検索して訪れた人に、やっておいて良かったと思っていることは伝えないと、と思って書いた。わりに、関係ない話がだらだら続いてしまったけど。

これで、目の手術にまつわる話は終わりになるかな。ぜひとも、そうしたい。あとはプール通いを再開できたら、私的には通常モードに戻れる。リンデロンが終わったので、そろそろ再開だ。

2017/6/12の追記:その後の経過。手術から3-4ヶ月目はフルメトロンを日に4回、5ヶ月目は日に2回、6ヶ月目は日に1回になり、半年経ってフルメトロンの処方は終了。
ドライアイ症状もあるので、引き続きヒアレインはさしていくのだけど、次は3ヶ月後に見せに来ればよいとのこと。お若いのに(眼科患者的には…)再発の兆候もないし、たいへん良いですね!とのこと。良かった!

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コメント

保険入ってる?
手術給付金出るかもよ~

それにしても、目の手術って怖いよ、想像するだけで。
レーシックですら、勧められても受けたくないし(^-^ゞ(汗)

かず〜さん、久しぶり!コメントありがとう。
保険は…、入ってないのよ。
いやー、ほんと目の手術は怖いよ。私もレーシックだったら絶対やらない。まぁ今回は致し方なくね。

初めまして…突然コメントして、すみません。

私も半年前に翼状片と診断されました。私の場合、黒目横にボコッと膨らみがあり、広がりがあるというより、厚み?があります。ほんの少しだけ、黒目にかかり始めています。

失礼かもしれませんが、おいくつですか?私は今年39歳です。眼科的にいうと?まだ若いらしく、一つ目の病院(翼状片手術で有名な…)は、あなたが気になるなら、手術しましょう!二つ目、三つ目は、再発率が若いと上がるから…様子見との事でした。
一つ目の病院では、4か月待って手術でしたが、怖くてキャンセルしてしまいました。
鏡を見る度に気持ちが滅入り、手術すべきか悩んでいます。再発には個人差はあるので、年齢が近いから大丈夫な訳ではありませんが、教えて頂けると助かります。

naさん、はじめまして。
目の手術なんて、ほんとビビりますよね…。
とはいえ黒目にかかり始めているとのこと、不安なお気持ち、お察しします。
私は41歳です。私もよく(眼科患者的に)若いと言われました…。若さのことも再発率には関係あるようですが、あとは手術法ですね。私がお世話になった先生は、確か再発率5%以下の手法を編み出した方で、それの指導を後輩にもしているようですが、病院によっては10%以上もあるようですから、医師の手腕によるところもあるようです。翼状片で有名な病院ということでしたら、おそらく大丈夫なのかなと思いますが。
どうか良い方向に向かいますように。

初めまして。いきなりのコメント失礼します。
私は翼状片ではありませんが、まだ黒目にかかってない瞼裂斑という隆起が白目にあります。これが翼状片になるかはわかりませんが、とても気になり手術を考えています。翼状片手術の名医と呼ばれる医師にお願いするつもりですが、裸眼視力が落ちる可能性がゼロではないといわれました。私は両目とも1.5あります。hysmrkさんは元々視力は良かったですか?また術後視力は変わりましたか?手術の際に視力が下がるかもしれないとの説明はありましたでしょうか?質問ばかりですみません。

はじめまして。不安な心中、お察しします。
私も視力はいいほうで、調べるとだいたい1.2、これは手術前も術後も変化ありません。
翼状片の手術をしないで、黒目に翼状片がかぶってくると視力低下や失明の恐れがあるとは、事前に言われました。それでやむなく、「やるか…」と思いました。
一方、手術をして視力が低下するリスクについては、特に説明を受けた覚えがないのですが、手術の成功率99%とかいう話で、手術するからには1%のリスクが伴ったのは覚えています。医師の過失や合併症が起こるリスクについては同意書を書かされました。まぁ「絶対に」ということは何事においても言えないことなので、そこは仕方ないかなと思いました。
よい形で落着しますように。どうか、お大事になさってください。

早速のお返事ありがとうございます!
術後に視力の変化もないと聞き安心しました。
私がかかろうと思う横浜の名医とよばれる医師は再発率が1%ということです。病変の箇所を切り取って、上瞼の見えないところの綺麗な結膜を切り取って張り付けるというものです。術後はありえないくらい充血し、(まぶたが内出血することも)三ヶ月で手術して良かったなと思うそうです。再発率も低いことから全国から患者が来るそうです。再発率も低い手法なので視力変化の可能性もあるのかなと感じました。
本当に、絶対なんてことはないですもんね。私は視力も良く、あまり眼のことで苦労をしたことがありません。見た目や少しの違和感だけで手術をしていいものか悩んでいます。
質問ばかりですみません。
手術をしたところは、他の白目の部分よりもにごったりしていますか?疲れたときなど充血しやすかったりするものでしょうか?あと違和感を感じることなどありますか?
本当に質問ばかりで申し訳ございません。

「再発率1%」「病変の箇所を切り取って、上瞼の見えないところの綺麗な結膜を切り取って張り付ける」というのは、私がかかった医師と同じやり方です。その方が発明したやり方だと言っていましたが、そこはよくわからないので置いておいて。その手法自体は、進んだやり方だと思います。そのやり方を採らないと、再発率が高くなり、実際、今も再発率10%以上でやっている医師もいるらしいです(って手術中の、医師同士のおしゃべりで聞いた…)。
手術をしたところは、しばらくは真っ赤になっていますが、術後1週間くらいで抜糸をすると、一気に落ち着いてきます。数週間もすれば見た目も落ち着いていたのではないかと思います。術後落ち着くと、違和感はなく、今はすっきりきれいな白目です。手術の跡は特にありません。
疲れたときに充血しやすかったのは翼状片があったときで、術後は充血しなくなりました。
ちなみに、手術するタイミングとしては、私は翼状片と診断されてからも数年間は先延ばしにしていまして、逃げ切れるならそのまま…と思っていましたが、翼状片が進行してきて黒目に近づいてきたところで、そろそろやったほうがいいねという医師の勧めで、数年越しにやることを決めました。もう少し早めにやっていたら、もう少し軽めに手術できたのかもしれませんが。そのあたりは医師と相談しつつの自己判断ですかね…。
あくまで一例としてですが、ご参考まで!

返事をしていただいたのに、コメントが遅くなりすみません。
術式は同じだったのですね(*^^*)そういう方の貴重なお話は本当に励みになります。ありがとございます!
術式は同じですが、こちらの医師は勝手に脱落する糸を使用して抜糸はありません。ホームページには、抜糸はしないが糸で充血する人は抜糸をするとのことです。ただ、私はだいぶ遠方に住んでるのでこういう場合はどうするんだろうと疑問です。他の方も他院で抜糸をしないと糸で充血する場合があると言われたそうです。ただ、年間300例以上されているみたいなので、あまり不安にならなくてもいいのかなとも思います。
でも、絶対…はないですよね!
hysmrkさんは数年越しに手術を決意されたとのことですが、以前に見た目で悩んだりはありましたか?
何度もすみません。
この目の悩みが無くなったらどんなに嬉しいだろうと思います。

私も、2回目(右目)の手術のときは、ホームページだったか、手術前に渡された資料だったかでは、抜糸しないのを通常とするという説明を読んでいたので、もしかして今回は抜糸がないのでは!と淡い期待をいただいたのですが、結局1回目(左目)のとき同様に抜糸がありました。
もし直接確認していないようでしたら、どちらなのか直接伺っておくとよいかもしれません。特に、遠方から手術のためにいらっしゃるということですと、事前にわかっていたほうがよさそうですね。手術自体はおそらく日帰りでしょうし。
私は、見た目で悩んだというのではないですが、翼状片があったときは、疲れると充血しやすかったので、周囲の人によく目が赤いと指摘されました。
よいかたちで悩みが解消しますように。

お返事ありがとうございます(*^^*)
手術を決めたら確認事項をまとめて聞きたいと思います!
確かに考えたら抜糸は無い方がいいですよね笑。同じように治ってくれれば(*^^*)
手術は20分程度で日帰りです。ただ都合がつけば一週間目の診察は受けたいなと思っています!
見た目ではご自分ではあまり悩まなかったのですね!充血を指摘されるのも度々では辛いのかなと思います。手術をする前に重度のドライアイを少しでも治しておかなければ…。
色々な質問に答えていただいてありがとうございました!
また、なにかありましたら、訪問させてください☆

20分程度ということは、私に比べるとずいぶんと軽度なのでしょうね。よかった。経過観察は、私はドライアイの薬ももらいがてら、もう何年もずっとしていただいています。
まなみさんはおうちの近くで、短くとも数ヶ月は通ってみてもらうことになるのかな。私のはあらゆる点で一例に過ぎないので、ぜひ疑問点などは一通りお医者さんに確認されるのが良いと思います。健闘を祈ります。

以前も質問させて頂いたんですが、また質問させて下さい。
hysmrkさんは、黒目にどのくらいかかってから、手術を勧められましたか?私は、去年は肉眼で少し入ってるかな?くらいでしたが、今は入ってるな〜と分かるくらいです。ただ、よく言われる黒目中心から半分という所にはまだまだいかなそうです。
近くの眼科、他の翼状片に詳しい眼科では、まだ黒目の半分までいってないから様子を見ましょうと言われます。手術も再発も怖いし、逃げれるなら…と思う反面、見た目も膨らんでいるので気になるし、頑張って早くやった方がいいのか…悩んでいます。
hysmrkさんの眼科の名前は出せないと思うので、ヒントを教えて頂けると助かります。

naさん、ご質問の件ですが、私は黒目にかかる前に手術を勧められたと思います。黒目にかかると視力に影響が出てくるので、という話だったかと思います。記憶が少し曖昧になってきているのですが…。
ただ、白目にある状態でも、黒目に近づいてきて進行しているのは自分でもわかったので、このまま黒目に覆いかぶさって視力を失うよりは思い切って、と手術に至りました。
あと、進行が進めば進むほど、手術が大変になると思うので、やるなら早めに、というのはありますよね。私も逃げ切れるものなら逃げきりたかったのですが、逃げ切れないなら過剰に進行してしまう前に、という按配で…。
その判断が度胸がいって難しいわけですが…。
私がお世話になったのは、東京は新橋にある、新橋眼科の山口先生です。当初は大きな病院にお勤めでしたが、途中で定年を迎えられて、新橋に移られました。が、腕はとても良いと思います。医院名は、少し後で削除するかもしれませんが、もしみてもらいたいということでしたらメモっていただいて、訪ねてみてください。

hysmrkさん、返信ありがとうございます。
黒目が欠ける前に勧められたんですね。私が行った眼科は、横浜の有名な所以外は、黒目のふちが少し欠け始めてる現状では様子見でした。横浜の眼科は、自分がやりたい時に…でしたが、キャンセルしてしまいました。再発、手術が怖くて…と逃げる気持ちと、やるなら小さいうちが…と思う気持ちでおかしくなっています、笑。教えて頂き、ありがとうございます!

初めまして。
読ませていただきとても参考になりました。
ありがとうございます。
私は1週間前に手術をしました。
手術後石鹸をつけての洗顔、化粧(目のまわり)、メイク落とし、洗髪はいつ頃されましたでしか?工夫されたことはありますでしょうか?抜糸は術後2週間たってからです。目が心配で。よろしければ教えてください。

ソフィさん、参考になったなら何よりです。手術、大変お疲れさまでした。
ご質問については、正直だいぶ前のことになってしまったので記憶が定かではないのですが、「いつ頃」については個人差があると思いますので、ソフィさんの手術を担当された先生に確認するのが安全だと思います。
術後1週間だと、少し痛みはやわらいで過ごせるようになってきたでしょうか。私は抜糸までどうにも、「痛い」と「違和感」がごっちゃになって、なかなか目を開いて生活するのがしんどかったです。なので、工夫したことというと、極力早く寝る、目を使わぬAMラジオと音楽で娯楽を楽しむ、仕事は最低限、食べ物は目をつぶったままでも食べられるおにぎりなどを好んで食していたように思います。ちょっとした工夫だらけで恐縮ですが、順調に快復されますように!!

返信ありがとうございました!
とても参考になりました!

今はまだ瞼の辺りの白目がつっぱる感じです。今日抜糸です。

私は手術前から何度も何度も読み勇気をいただいていました。本当にありがとうございました😊

ソフィさん、お役立ていただけたようで良かったです!抜糸を終えると、一気に楽になります。2週間、大変お疲れさまでした。本当に勇気いる手術でしたよね。あとはゆっくり、穏やかにいきましょう!

ありがとうございました!
10針縫い、抜糸も終わり、赤みは少しありますがようやく落ち着いてきました。
まだ用心しながら過ごしています^_^
ブログとメッセージとても心強かったです。
本当にありがとうございました!

ソフィさん、良かったです!今後も紫外線に用心していきましょー。

不安な目の手術についてご体験をシェアしてくださって励まされました。

私は数ヶ月前マッサージのおばさんに何を思ってか突然、電磁器具で目の周りを圧迫されてしまい、両目の白目全体に瞼裂斑と結膜弛緩が生じてしまいました。
あちこちに火傷や陥没もでき、健康だった目も今やすっかり変わってしまい、ショックでひどく落ち込んでいます。

地元の大学病院の眼科にかかり、ドライアイとの診断を受けましたが処方された目薬も効果なく納 、改めてインターネットで自身の症状を調べたら上述の症状ではと気づき、再診で伝えると、あらそうだ、と。
大学病院は信用できると期待していたのですがアバウトな診察にますます不安になってしまいました。しかも手術事例は殆どないらしく、やる気もないみたいでひたすら目薬処方のみ。
自力で根本的改善に向け治療できる眼科を調べるしかないと泣きながら(余計に目が渇いてしまいつつ)インターネット検索しています。
本当はインターネット以外に、信頼できる情報源があるとよいのですが地方にいるとなかなか得られないのも難です。
疾患を負ってしまったことが未だに信じられずノイローゼになりかけですが
翼状片も含めて手術されている方、検討しているみなさんのリアルボイスを拝見できて、
どうにか良くなると信じて頑張ろうと思えてきました。
ありがとうございます。

なんと、、、大変なご状況ですね…。目というのは本当に繊細な器官だし、いろんな意味合いをもっているから、気を揉みますよね。少しでも私の、恐いだの痛いだのと泣きながらも回復していった道中の文章が励みになったなら嬉しく思います。
頑張ろうと思えてきたとのこと、やっぱり気持ちってすごく大事だと思うので、その気持ちを大事に、大事にしてください。
私はもう何年も目医者さんとつきあいがありますが、それで個人的に思うには、結局のところ先生(医師)次第だなと思います。腕の良さ(頭脳だけでなく、手先の器用さもかかせない)とか、症状の見立て力、治療方針の立て方、誠実さのようなものって結局のところ医者個人によるところが大きく思えて。
でも、あぁこの人は信頼おけるって思える先生もきっとたくさんいるとも思うんです。なので、一人目、二人目がダメでも、あきらめずに街の眼科医(開業医)も含めて、あたってみてもいいかもしれません。
ご友人や知り合いで、目医者にかかっている人に腕利きの先生を紹介してもらえれば一番ですが、身近にそういう人がいない場合は、お近くで眼科をグーグル検索してレビューを読んでみて、良さそうな先生のところを訪ねてみるとかもありです。
あと眼科にかかる患者は、40代の私でも若いねって言われるほどで、70〜80代の患者さんが多いようなので、身近に話を聞けるその年代の方がいらしたら、そういう方々の口コミもあてになるかもしれません。
医師に直接会って、円ちゃんの話にきちんと向き合ってくれる先生に会えれば、お、この先生は良さそうだぞって、自分の体が教えてくれると思います。心に無理のないかたちで、ぜひ信頼おける先生探し、してみてくださいね。

hysmrkさん、あたたかいメッセージをありがとうございます。
本当に気持ちの面は大事ですよね。
突然のアクシデントにすっかり心身が滅入ってしまって、自分はこんなに弱い人間なのかと自信もなくしていました。
しかし希望はある。かならず乗り越える意志で頑張っていきたいです。
大学病院は改めて今後の治療方針をしっかり聞くために再診予約をとりました。
遠方含めて候補にある眼科にも連絡をとってみます。
自力で調べるだけではなく、親類や周りの知見ある方にも頼ってみようと思います。
よい医師にもきっと出会えると信じ、前向きに動いていきたいです。

眼科、皮膚科、神経内科…と病院巡りの毎日になり、自身にとっては大きな試練ですが
家族や周りの方の優しさ、存在に支えてもらい、苦しいなかにも感謝や気づきが日々にあります。
長い人生のなかで濃い学びの時間なのかもしれません。
hysmrkさんのブログに出会えたこともラッキーだなと思います。
ありがとうございます!

最新予約をとれたとのこと、具体的なアクションを起こしていて、その確かなエネルギーで前進していく様子を感じ取りながら拝読しました。支えになってくれる人の優しさ、身に沁みますよね。私も応援しています!

はじめまして、私は、北関東に住む者です。実は、高校生の息子が翼状片でとても悩んでおります。息子は、小4の時に角膜に傷を負うケガをしました。それから約10か月後位から、翼状片になりました。当時は、近所の眼科でも、はっきりと、病名を教えてくれず。「見るには支障はない」と言われ、本人も痛みなどはないようで、私も様子を見るしかないのかな。と単純に考えていました。今思えば、当たり前ですが、いっこうに治る気配もなく、中学生になる頃に赤みが気になり、何件かの眼科をまわり、やっと翼状片と診断名を突き止めました。と、同時に、手術しか、治す方法がない事も分かりました。ここからが、問題だったのですが、高校受験も終わった春休み以前図書館で借りた本で、翼状片を切らずに治す、そして、マイトマイシンは使わないとうたう東京の眼科に息子を連れ訪ねました。すると、再発のリスクの説明はぜんぜんなく、春休み中に手術をしましょう。来週の手術日に何とか空きがあるとかというふうで。私と、家族は、すっかり舞い上がってしまい手術をしました。その手術自体、簡単に縫い止めだけのもので、その後は、恐怖の日々でした。充血が、3ヶ月以上続き、私も、ノイローゼになりそうなくらいで。その頃hysmrkさんのブログをみつけ、hysmrkさんの主治医の先生のところに駆け込みました。すると、先生は、息子の眼圧が凄く高くなっているのを何とかしなくてはと、また、酷いドライアイでも
あると教えて頂きとても親身になってくださいました。今も、3ヶ月に1度のペースで、通院させて頂いています。本当に、hysmrkさんの、ブログで、主治医の先生を見つけられなかったら、私や息子は本当にどうなっていたか、分かりません。本当に、貴重な情報ありがとうございました。息子の左目は、現在、先生の、処方して下さるビタミンAの目薬と、フルメトロン0.02の目薬をつけております。先生の所に通い出して1年位たったころ、だいぶ充血が目立ちにくい日も出てきて、これが毎日なら、と思っても、目薬をつけるのを面倒くさがり目薬の回数が減ると赤くなるという日々でした。でもその頃hysmrkの主治医の先生に初めて診察して頂いた時に、ステロイドの目薬で、眼圧が上がる息子は、手術には向いてないとおっしっていた先生が、充血が治まって

すいません、続きを書きます。
再手術、いけるかもしれないとおっしゃって下さいました。大学生とかになって時間がある時ね。とも。
私も、息子もとても嬉しくて。でも、やはり、息子は、かなり子供で、目薬をつけそびれる日もここの所多くなり、すると、また、充血して。
再手術は、慎重にとは、思うものの、先生がいけるかもと、おっしゃるのだから、頑張れば良いのにと。息子も、再手術はとても恐ろしいのだと思いますが。先生も、手術5割、術後のケア5割とおっしゃっていらしたので、息子の日々の目薬を面倒がる様子をみてると無理かぁとも。すいません、長くなってしまいました。hysmrkさんは、術後の目薬では、眼圧があがったりということは、なかったですか?簡単で良いのでお返事頂けたら、とても嬉しいです。宜しくお願いしますm(_ _)m

チョコランドさん、はじめまして。息子さんが翼状片で悩んでおられるとのこと、親御さんの心中もいかばかりかと、お察しします。このブログが、信頼をおける先生との橋渡しになったのであれば、それは良かったです。私も、今も3ヶ月おきに経過観察していただいていますが、本当に頼りになる先生ですよね。

私は、術後の目薬で眼圧があがるということは、なかったと思います。眼圧について、何か医師から指摘を受けたことは一度もなかったはずです。

手術の前の期間について少し書き添えますと、私も先生に症状をみてもらいながら数年、手術のタイミングを待っていた期間があります(私としては、できるなら逃げ切りたかったわけですが、先生からすればタイミングを待っていたという感じではないかと)。
その期間は、私も充血がひどい日、軽い日がありました。目薬のおかげで、何もしていないときより安定は得られていたのでしょうが。
それで、手術せずに、このさき充血から完全解放されることはないだろうし、遅かれ早かれ進行が免れないのであれば、どこかで覚悟を決めて切除したほうがいいんだろうな、手術するなら信頼をおける、この先生にお願いしたいと思って手術の意志を固めました。逆に、手術を先延ばしすることで、他の先生に執刀してもらう事態は避けたいという思いも、手術を選ぶ後押しをしました。やっぱり、腕のいい先生、信頼をおける先生に執刀してもらえることは大事で、それはいつでも、いつまでもあるものではありません。

高校生だと、なかなか目薬を日々徹底するのって難しいと思いますが、一定期間、集中的に目を安定した状態までもっていって切除ができれば、やっぱり、すごくすっきりした目の状態で、社会に出ていけるのかなって思います。よい方向へ向かわれますように、心から願っています。

hysmrkさん、早速のお返事ありがとうございました。やはり、眼圧は、ステロイド剤の目薬で上がっていらしゃらなかったのですね。
息子は、術後のリンデロンで眼圧が23くらいまであがり、慌てた、前の病院で、フルメトロン0.1と、ガチフロ0.3と、ラタノプロスト0.005まで処方されても眼圧は、高く。今の先生のところに駆け込んだ時に、手術をした左目が22くらいの眼圧で。その時に、先生に、「眼圧が上がるタイプの人には、手術には、むかないんだよ」と教えて頂き、自分達の無知さに、後悔しても仕切れないのでした。先生のおかげで、いまは、眼圧は、両目とも15くらいに落ち着いていますが。
先生の所に、通いだして1年位がたった頃、(その頃までは、ビタミンAの目薬、2時間おきに、フルメトロン0.02を朝夕1回の点眼を頑張っていたとおもいます。学校にいる間、どこまでつけられていたか分からないのですが)充血がだいぶ治まったのを先生がごらんになって、「再手術がいけるかもしれない。」とおっしゃって下さって。息子も私もとても嬉しくて。でも、最近、息子が、目薬を面倒がるようになって。やはり、ビタミンAのつけ方が少ないと、充血が目立ちます。息子は、これは、ありがたい事ですが、痛みがないこと。友人達があまり気にならないよ。と言ってくれる事などもあるのでしょうか、「俺は、ステロイド剤の目薬で眼圧があがるから再手術は無理だ」や、「世の中には、色んな障害の人がいるだろ、俺の目も一緒だよ。これでやって行くしかない。」とも。私は、自分達のせいで翼状片をひどくしてしまったので、治せるものならとせつに願っているのですが。
hysmrkさんは、2回目の手術から6年経っているようですが、やはり、経過観察の通院は、続けているのですね。あと、目薬は、まだ使っていらっしゃるのですか。あと、hysmrkさんの手術の名前は、先生が考案した、上方結膜有けい弁移植Host結膜断端部反転縫合法という手術でしたか?また質問すいません、簡単にでも教えていただけましたら幸いです。

眼圧が上がるタイプがあるだなんて、患者には分からないですものね。今は落ち着かれたようでしたら何よりです。

ご質問の件は、手元に残っている書類を調べてみたのですが、正式名称として記載してある文書がなく、確かなことは言えません。ただ、(1)先生が考案したものであること、(2)自分の目の白目の部分の健康なところの膜を移植する手術であったことは、先生から受けた説明が確かな記憶として残っていますので間違いありません。

再手術は、一度こわい思いを経験されているだけに、腹を決めるのに大変な度胸を要すると思います。私も、可能ならば避けたいと思っておりましたもの。
ただ、気持ちも、症状も、一定ではありません。時とともに変化します。
成人していく過程で、あるいは充血の具合によって、やはり手術を受けておこうかと、息子さんが心を決める日も来るやもしれません。私も正直、少しずつ気持ちを作っていって腹を決めたという感じです。

定期的に眼科に通っているのでしたら、先生とのやりとりの中で、都度検討する機会には恵まれましょうから、3ヶ月ごと通院して診ていただくことだけは、とにかく続けられることをお勧めします。
私もそういう中で先生への信頼を深め、この先生にならという思いから(あと、やはり進行している具合が認められたため)、先生の勧めるタイミングで手術を決めました。

経過観察は、今も続けています。眼圧、視力検査して、先生に診ていただいて、再発の兆候がないかを確認する、正味10分もかからないものです。
目薬は、ドライアイ対策のヒアレインのほか、翼状片の再発予防のフルメトロン0.02を、右目は日に2回、左目は日に1回さしています。私は、右目のほうがいくらか懸念されるところ大きいようです。
術後を振り返ると、目の状態によって、フルメトロン0.1(強め)を採用する時期もありましたし、左目にも日に2回点眼にした時期もありました。そんな微細な調整ごと、私には到底わからないことですが、先生が丁寧に診察して調整してくれています。そうやって、私は今のところ再発の兆候なくやってこられていて、先生には大変感謝しています。参考になれば幸いです。

hysmrkさん、度々のお返事ありがとうございます。書類なども、調べて頂き本当に感謝いたします。
翼状片は、今のところ手術の方法が沢山あると、という事は、難しい手術でもあると、先生の眼科に最初に駆け込んだ時に教えて下さいました。その後から、素人の調べられる限りの情報から、先生の手術の方法が一番、再発率も少なく、優れている様に思っております。
息子もhysmrkさんのおっしゃるとおり、充血した目を治したいと覚悟を決めてくれる時がきたら、この手術の方法でやって頂けたらたら、もしかして翼状片を治す事が出来るのかなと。そんな日がいつかくればと、願う毎日です。
hysmrkさんには、とても親身になって頂き本当にありがとうございました。翼状片をこじらせてから、嵐の様な日々で正直、参ってました。でも、hysmrkさんに、励まして頂き前進あるのみと、また、頑張っていけそうです。再手術は、さておき、先生の眼科にこれからも息子が通うようにサポートしていきます。本当に温かいお返事ありがとうございましたm(_ _)m

目は、本当に大事な器官ですものね。3ヶ月おきに診てもらっているかぎり、これは早々に手術しないとという変化があれば、先生もきちんと言ってくださると思いますしね。心から、健闘を祈ります。

温かいお言葉ありがとうございます。先生を信じて、息子の気持ちにも寄り添い、良いサポートが出来るように、頑張っていきます。本当にありがとうございました。

以前、相談させて頂いた者です。
6年ほど悩み、先月末に新橋の病院で翼状片の手術をして頂きました。不安、恐怖もありましたが、こちらのブログで流れが分かっていたので助かりました。
術後2週間と少し経ちましたが、目頭のピンクの部分がかなり広くなっている感じ?膜がある感じ?(上手く説明出来なくてすみません)なのですが、時間とともに馴染みましたか?今は普通の目でしょうか?このままだったらこのままでしょうがないとは思うんですが…。
まだ再発の可能性もあるので油断は出来ませんが、こちらのブログに巡り会えて、本当に良かったです。ありがとうございました。

naさん、ご丁寧なコメントをありがとうございます。
新橋の病院で手術をされたのですね。大変お疲れさまでした。
術後2週間と少しということですと、抜糸は終えて、すこし落ち着いてきた頃合いでしょうか。
私は、右目の手術が10年近く前、左目の手術が7年半ほど前のことになるため、当時の手術直後のことは記憶がかなり曖昧になってしまっているのですが、現状をご報告しますと両目ともに再発もなく、非常にクリアな白目を維持しています。
新橋の先生のところには、3ヶ月おきに伺って経過観察を続けていますが、現状再発の兆候も見られません。
術後、数ヶ月かけて馴染んでいって、すっかり落ち着くまでには、それなりに時間がかかったように思いますが、けっこう大変な手術を終えたばかりのご状況かと思いますので、いくらか気長に快復を待つ心持ちでおられたらよいのかなと思います。

ちなみに私は、もう絶対あんな手術は嫌だよーと思っているので、その後も紫外線は慎重に避けて暮らしていて、日中は日傘、帽子、サングラスを常用しています。それが功を奏してか、無事に10年やってこられました。
naさんも、今回の奮闘の甲斐あって、この先すっかり快復して、ゆったり穏やかに暮らしていけますよう心から願っています。本当にお疲れさまでした。

お返事ありがとうございます。
再発なく普通の目に戻ったとの事なので、安心しました。まだ2週間なのに、かなり前に手術した気持ちになり、少し不安になってしまいました。
日傘、帽子、サングラスは私もしていますが、電車、リビングなど陽が入る時に、どこまで気をつけるべきか神経質になってしまっています。再発、もう片方の小さい翼状片が成長しないように必死です。

ブログを書いて、こういう場を作って頂いて本当にありがとうございました。

naさん、少しでもお役に立てたなら良かったです。私も再発防止に必死、ともに頑張っていきましょう!

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