農業消滅
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付録 建前→本音の政治・行政用語の変換表が秀逸
2023/01/12 13:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の農業が危機に瀕している
コロナ禍、ウクライナ危機で食の安全保障に注目が集まっている時代だからこそ、農業がどうあるべきか考えなくてはいけない
付録に本音への変換表があり、大変面白い
国益を守る→ 自分の政治的生命を守る事。アメリカの命令に忠実に従い政権に結び付く企業の利益を守る事で国民の命や暮らしは犠牲にする
自由貿易→アメリカや一部企業が自由に儲けられる貿易
自主的に→グローバル企業の言う通りに
などなど
消費者と 農家にいい農業 追求
2024/11/16 14:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:清高 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1.内容
日本の農業の問題は後継者不足だけではない。カロリーベースの食糧自給率は38%だし(p.9参照)、「国産の農産物が買い叩かれている」(p.10)し、農薬や遺伝子組み換え食品(GM)の実験台という現状もある(第4章)。これらは農業政策の失敗である。そこで、農業従事者が高く農作物を売り、消費者が安く国産の農産物を買え、なおかつ安全な農作物を食べられるようにするにはどうすればいいかを考察した本である。
2.評価
(1)あらかじめ結論を書くと、本書の主張は一理あるが、本書の主張通りだと貿易が成り立たないのではないかとも思う(国産の、安全なものを食べられるようにするという意識なので)ので、4点とする。
(2)本書は、「はじめに」と「おわりに」を見終わったら、付録をざっと読んで、それから終章を読んだ方がいいと思った。食べるものがなければ生きていけないので、国内で食糧を供給できないといけないという、鈴木宜弘の気迫が感じられるからである。あえて特記すると、「農家への直接支払いは(略)消費者のための補助金なのだ」(p.188.カナダ政府の理屈を鈴木が取り上げた)のくだりは、目からうろこが落ちた。
そして、大規模農業や企業が関わることの問題点(利益を上げるために消費者の健康をないがしろにしかねない)、アメリカの要求を後先考えずに受け入れる日本政府の問題も理解できるだろう。また、農薬に関する規制について、日本が世界の潮流から遅れていることも。
食糧問題
2023/05/08 10:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これからの日本の食糧問題が、いろいろな角度から分析されていて、よかったです。農業の大切さを、再認識できました。
食べ物
2021/11/24 21:25
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の農業をめぐる課題について様々論じた一冊。アメリカ産レモンのポストハーベストの問題はだいぶ前に「美味しんぼ」で読んだ記憶があるので事態は全く好転していない様子。巻末の「建前から本音の政治・行政用語の変換表」を見ると、著者の嘆きが感じられます。
農業
2023/04/09 16:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の農業の危機感が伝わってきて、いろいろと大変なんだなということがわかりました。ニュース見方が変りました。