怖いへんないきものの絵
2大ベストセラー 『怖い絵』と『へんないきもの』が、まさかの合体。アルチンボルドの魚、ルーベンスのオオカミ、クラナッハのミツバチ、ペルッツィのカニ……不気味で可笑しい名画...
怖いへんないきものの絵
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商品説明
2大ベストセラー 『怖い絵』と『へんないきもの』が、まさかの合体。
アルチンボルドの魚、ルーベンスのオオカミ、クラナッハのミツバチ、ペルッツィのカニ……
不気味で可笑しい名画の謎に迫る!
●オオカミが悪い男というのは真っ赤な嘘!?――『赤ずきんちゃん』ドレ
●友を助けて星になった、ある気の毒な蟹――『ヘラクレスとルレネーのヒドラと蟹』ペルッツィ
●鮫に襲われた男はなぜその再現を描かせたか?――『ワトソンと鮫』コプリー
●聖なる宗教画にハエを描き込む意図とは?――『聖母子』クリヴェッリ
●「写実的」と評判の魚介類が、どうもおかしい――『水』アルチンボルド
●なぜ西洋名画のサルは怖いのか――『美術鑑定家としての猿たち』マックス
―『人間の堕落』グース―
早川「中野先生、このヘビは何ですか? 手足がありますよ! これはさすがに変でしょう! 」
中野「旧約聖書では、アダムとイヴに禁断の果実を食べさせたヘビが、神の怒りに触れて手足を奪われた、とあります。この絵は、果実を口にする前なので、まだ手足はあっていいわけです」
早川「なるほど。しかしこいつの手足がなくなったら、さらにもっと気色の悪い生物になりそうです。わ、想像しただけで背中に湿疹が! 」
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群を抜いて面白い
2020/07/21 17:40
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半、特にひとつめのお題ではよだれが垂れるほど笑いました。対にあるような先生2人のいいとこ取りの本書は、炸裂するほどの笑いと共に絵が染みていきます。現地ガイドで説明されて本物を鑑賞するより、きっとこちらの方が印象に残るのではないでしょうか。私は絶対忘れないと思います。楽しい教養書をありがとうございました。続編もあるといいなあ。
怖い絵×へんないきもの
2019/05/09 17:53
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アリッサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「怖い絵」シリーズの著者・中野京子先生と、
「へんないきもの」シリーズの著者である早川いくを先生が
絵画に描かれた生き物について話しあうというこの本ですが、
非常に面白かったです。
中野先生のみの今までの本も良かったのですが、
喋りや目の付け所が面白い早川先生が加わることで、
より一層絵画に親しみがもてる本だと思いました。
「へんないきもの」シリーズ読んだことがなかったのですが、
この本のようにいきものが解説してあるなら
俄然読んでみたくなりました。
とても面白い本ですした
2021/04/03 05:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:バジリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
中野京子さんと早川いくをさんの会話が面白く、おもわず笑ってしまうところも多く、
また中野京子さんの絵の解説になるほどと勉強にもなり、最後まで楽しく、あっという間にに読んでしまいました。
美術館で見たことのある絵でも解説を読んで見るのと、ただ何となく見るのでは
雲泥の差だとつくづく感じます。
早川いくをさんのつっこみはなかなか思っても口に出すのは憚られるのを代弁してもらっている感じがしました。
吊り橋
2019/07/14 17:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
下世話というか、それでいて的を射ているような解釈が展開されていてとても面白い。難しそうでよくわからない絵画も、基本的知識さえあれば、見る側にある程度好き勝手解釈できる自由さがあるんだ、と励まされているような感じさえする。
ざっくばらんに解説されている絵画の数々を見ると、絵画ってあちら側とこちら側の世界をつなぐ吊り橋みたいだなって思う。時間的な隔たり、地域的な隔たり、伝説と事実、願望と現実をつなぐ吊り橋の上にいるような感じがする。ゆらゆらして怖いし、酔ったりして気持ち悪くなりそうなのに、理由もなく足が向いてしまう、目が吸い寄せられてしまうところも似ている。
面白かった!
2022/12/15 14:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みー - この投稿者のレビュー一覧を見る
神話に登場するいきものの解説が、絵画付きで説明されているのでわかりやすく、とても面白いと思った。
主体は「へんないきもの」
2021/11/30 22:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:historian - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書では中野京子はあくまで案内人で、「怖い絵」のような名画が描かれた当時の背景知識を知ることでその絵に秘められた深い意味が解き明かされる・・・という展開を見たいすると少々裏切られる。主体はあくまで早川いくをの「へんないきもの」と思った方がいい。とはいえ内容の面白さは太鼓判つきで、名画に登場する生物を豆知識を交えつつユーモラスに語る具合は一読の価値ありだ。もちろん、中野京子の解説もついてより深みを増した内容になっているのも間違いない。
一応、画集なので…
2019/01/12 07:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
中野京子さんと早川いくをさんの軽妙なやり取りで名画が解説されています。
当然、絵画が印刷されています。好みの問題でしょうけど、やはり絵は電子書籍より紙の本の方がしっくりきます。ドレの「赤ずきんちゃん」の艶めかしさにはドキリとさせられました。
教養と無邪気のマリアージュ
2019/01/12 07:28
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
『怖い絵』シリーズの中野京子氏と『へんないきもの』シリーズの早川いくを氏のコラボレーション作品です。早川さんの名画への無邪気な疑問に中野さんが広範な教養で答えていく掛け合いが楽しいです。
掛け合いが楽しい。
2020/07/24 10:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『怖い絵』の中野京子の説明も楽しいが、早川いくをの知識を基にした絵画の描かれた変な生き物、或るはユニークな姿へのツッコミが楽しい。ヘラクレスの足元のカニがそんな任侠のような漢に評されるとは!
絶妙の掛け合い
2019/04/27 12:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
早川いくを氏のツッコミが冴える。
特にゼウスを評した「エロオヤジが超能力を持ったらどうなるかの見本」には吹きだした(笑)
「カニに指を挟まれる少年」って、どうよ
2023/04/03 14:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「画家は、何でこんな絵を描いたのだろう」と言わずにはいられない作品といえば、パオリーニの「カニに指を挟まれる少年」というか、どう考えても、こいつ、自分からカニに挟まれにいってるし、へんな絵
二人の会話
2023/05/24 00:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
中野京子さんと早川いくをさんの会話が、テンポが良いし、内容が面白いです。さくさく読み終えました。しかし、じっくり読むと、神話に登場するのは……、深いですね。もちろん、数々の名画もあるので、お得な感じがします
こういう見方も
2019/01/23 23:14
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
こういう見方もあるのかーというかこういう見方でもいいのかーっていう感じ。
高尚過ぎない語り口で美術の世界も楽しくなります。
怖い判
2019/07/23 21:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大流行した「へんないきもの」シリーズの、「怖いへんないきものの絵」判です。絵に対する基礎知識があると、解釈をさらに楽しめるんじゃないかな。