ブックワームのひとりごと

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『ファンタスティックプラネット』感想 シュルレアリスム絵画のような世界でSF

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あらすじ・概要

巨大な青い種族、ドラーグ族が支配する惑星。そこでは人間はドラーグ族のペットとして扱われていた。テールはドラーグ族の少女に育てられながらも、彼女の学習機で知識を得る。やがてテールは他の人間たちと合流し、学習機の知識を人間たちに分け与えるようになる。

 

シュルレアリスム絵画のようなアニメ

シュルレアリスム絵画のような絵がずっとアニメーションとして動いています。青い巨人のドラーグ族の不気味な外見や、彼らに愛玩動物として飼われる人間の衣装のちぐはぐさが怖いです。

登場するモンスターもかっこいいというよりアンバランスさが強調されて、見ていて不安になりますね。

 

しかしそんな不気味な風景でも、「意に添わず大きい種族に飼われて好き勝手扱われている」という描写としては面白いのがすごいです。テールが変な服着せられてるのも、ペットに変な服着せるのと同じ感覚なんだろうなと思いますし。

時間が経ったらあっさりテールに飽きてしまうのも生々しいですね。

主人公テールはドラーグ族の学習機を使って彼らの文化を学ぶようになり、それが人間の運命を変えていくことになります。

学びが人を救うのはいいことなんですが、やっぱりその描写も不気味ですね。

 

半面ストーリーを楽しむ作品ではなく、展開はだらだらしています。雰囲気だけで楽しめる人向けの映画でした。

 

 

 

 

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