honeylab's blog

各種ハードウェアの改造、主にファミコンミニなどをやってます(ました)

SHARP 太陽光発電 エネルギーモニタ JH-RWL7を分解する

去年の夏に取り付けた太陽光発電システムのエネルギーモニタ端末です。
タッチパネル方式。

 


ネットワーク周りやUIの様子から組み込みLinuxが入ってたりしないかなとの思いの検証です。

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一応組み込みWebサーバから画像での運転状態取得はできるのですが、
それより細かい状況を外から見えないかな、と思って調べてみます。

無線LANで家庭内ルータにつなぐことができます。
なぜかftpサーバもたっているようなのでアクセスしてみますが、ユーザ名とパスワードがわかりませんね。

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早速分解してみます。本体内部。

Ethernetコネクタ、電源・外部IO(多分mobus)、ROM or RAM、CPUが見えます。

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本体基板と無線LANモジュールはフラットケーブルで接続されています。

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モジュール形式はVRL4149-0101Fと読めます。

検索すると

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SMK株式会社というのが出てきますね。

MACがA0:CC:2BでMurata Manufacturing Co., Ltd.と出るので
てっきり村田だと思ったんですが。

 しかし、当メーカページには製品情報が掲載されていないようです。
OEM、組み込み専用モジュールのようですね。

CPUはMCIMX257Dと書かれています。ARM系、ということで期待ができます。

シリアル通信はこの写真の真ん中編のピンかな。
もしかするとここはJTAGで、UARTは別かもしれませんが。

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電源を投入するとしばらくこの画面が表示されています。
このあいだに何か出てないか、次回以降検証していきます。

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