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ジャニーズ頼みの演劇界、性加害問題で大きな痛手

スポーツ報知
ジャニーズ事務所

 Snow Manの渡辺翔太(30)と、SixTONESの森本慎太郎(26)が主演するミュージカル「DREAM BOYS」が9日、東京・帝国劇場で開幕した。

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 日本の演劇界はいま、ジャニーズ事務所のタレント抜きに成立することは不可能な状況にある。2000年に帝国劇場で始まった東宝製作の堂本光一主演「SHOCK」シリーズは毎年のように上演を重ね、2000回目前。これだけ続いているのは他でもなく、チケットが売れるからだ。ジャニーズの東宝演劇への進出を印象づけたのは、1998年の東京宝塚劇場ファイナル公演「ジャニーズ祭り」。それ以降、「DREAM BOYS」「滝沢革命」などの作品が帝劇を中心に日比谷界隈をにぎわせてきた。

 これは東宝だけに限らない。松竹は新橋演舞場で続いた「滝沢歌舞伎」もほとんど即日完売の勢いだった。かつての大御所俳優の座長芝居は姿を消し、満員になるのはアイドルによる舞台が大半という現実。ジャニーズ依存からの脱却は至難だが、今回の問題がどう影響するのか、演劇界も頭の痛い状況だろう。

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