こんにちは!9月になりましたが・・・まだまだ暑い日が続きますね。。
暑さ&台風の心配をしてスタートする9月。地球温暖化の影響か、今年の夏は長いっ!
そう感じる季節になりました。
前回MBA生の1日をご紹介しましたが、これが案外好評でした。笑
まだの方は↓より読んでいただくとして、
今日はタメになった講義3選と題してお送りしていきたいと思います〜!
*あ、これを読んでいる先生の皆さんへ、(読んでくれているかわかりませんがw)
このランキングに出ていないからといって決してタメにならなかった。ということではありません!
仕事としては、現場で働く20代会社員なので、「戦略論」などはタメになったのですが、
すぐに実務で活かせそうにはなく、、、みたいな環境の影響もあるので、その点ご容赦くださいませmm
そもそも・・・MBAの講義スタイルとは??
イメージついていない方もいるかもしれないので、一応フォローしておきます。
MBAの講義スタイルは、基本的には学部の授業と同じような講義スタイルです!
ただ、お昼は社会人として勤務している人が多く、聞く側も大人であることから、
学部の授業よりも実社会での事例が多いかな?といった印象です。
中には質疑応答で「私の勤めている会社ではxxxというものをやっているのですが、今日ご紹介いただいた理論に当てはめて考えるとどのように解釈したら良いでしょうか??」みたいなものもあり、
昼夜の社会人↔️学生を通じて、学んだ理論を即現場で実践しよう!という動機の同級生が多いと感じています。
講義だけか?と言われたらそんなことはなく、
- プログラミング系を中心とした演習授業(とはいえChatGPTを駆使しまくってますw)
- ゲーム形式の経営シミュレーション
- 実務家の講演会
- 紹介した理論をもとにチームでプレゼンテーションをするもの
など、各教授が学びを実務に繋げるために、様々な形式の授業が開講されています!
お待ちかね!タメになった講義3選!
お待たせいたしました!ここからはタメになった講義3選のご紹介です!
いずれも良い講義なので、①>②>③と順位がついているわけではないのと、
同じジャンルの講義が複数あったりしますが、その場合は領域ごとにまとめて記載しますので、
ご承知おきください!
①会計基礎
ビジネススクールといったらこの科目でしょ!と代名詞になるくらい、
みんな気合いを入れて臨む会計の授業
僕は損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、キャッシュフロー計算書(CF)の3つ財務諸表があることを理解し、利益には種類があること(売上総利益=粗利、営業利益、経常利益、純利益など)をざっくり認識しているくらいのリテラシーでした。
おそらく会計を学んだことある人からすると、
「それくらい知ってるでしょ?」というものかもしれませんが、
- なんで財務諸表って必要なの? →会社法で定められているから!
- 結果を表す貸借対照表、原因を表す損益計算書
- 財務会計と管理会計ってどう違うの??
- 特殊な計上が必要なもの(期末在庫の棚卸し、減価償却)
というような、なぜその書類が必要で、
どのように読み解いたら良いの?みたいなところから学んだので、
早速実務に活用できています!
同級生には会計士の先生もいて、「日本のビジネスマンはPL思考だ!」なんていっておりましたが、
たしかに黒字になるか、赤字になるかくらいしかお金のこと考えていないものなぁ、と。
ソフトウェアを作るのも「稼ぐ手段の構築(稼ぐためへの事業投資)」だけの考え方から、
「これは会社の固定資産を構築する営みなのだ」と視座を高めて物事を捉えるような意識を持つことができています!
学んでから実践!ということで、上場企業のIR情報を元に会計的な分析を行います。
流動比率がどう、とか、
同じ売り上げ規模でもこの会社の方が利益率が高いのはなぜだろう??とか・・
初めて会計かじった人が1ヶ月で分析させられるので嫌でも復習に熱が入りますよね(笑)
ということで①は会計でした!
②組織論
次に挙げるのは組織論。
こちらについても受講前の僕のモチベーションを綴っておくと、
「人事とか部長とか、マネジメントする人が考えていたらいーんじゃないの??」くらいの他人事でした(笑)
マネジメント論などはもちろんですが、
経営の視座で考えると「人事配置」なんて手段に過ぎないので、
戦略を遂行するための人事配置なのです。
ということで戦略論と隣り合わせの概念というか、より現場として理解しやすいというか・・。
受講後はそのような観点で捉えられるようになりました。
近年ではパワハラなどのキーワードもあるようで、
上司部下のパワーバランスが均衡化していることは働いていて感じることですが、
(むしろ部下の方が実権を握っていたりして!?)
実はそのように、部下がどのように上司をマネジメントするか、という領域の研究も発展してきており、
・昔から変わらない典型的な概念
・時代とともに変化する概念
このどちらも学ぶことができたのも、若手の僕としては腹落ちしやすいポイントでした!
③消費者行動
3つ目は消費者行動。
僕は仕事柄マーケティング領域のお仕事をしておりますが、
学部は理系の学部だったので、ビジネス書や実務を通じてマーケティングの世界に触れてきたので、
初めて学問としてマーケティングの領域を学んでいきました。
勤め先が消費財メーカー等であれば会社の中でやるのかもしれませんが、
私の会社では消費者行動の研修制度などもなく、初めて触れる概念でした。
「マーケティング」と聞いて連想するのは、「4P」「STP」「3C」などというキーワードの話かと思いますが、
たしかにそれらの領域もマーケティングです。
ですが、それらはマーケティング戦略の話が中心で、
相対する消費者の行動原則などを押さえるための学問が「消費者行動」だと理解しています。
(その領域の方々、僕の感じ方なので違ったらすみませんw)
具体的な中身としては、
・戦う市場をどのような考え方で捉え、
・どのように定義して、
・どのような打ち手を講じていくか
というプロセスを進めていくための消費者心理の原則などを学んでいきます。
マーケティングの戦略論はもちろんのこと、心理学なども隣り合わせの領域ですね。
また、消費者心理と言いながらブランド構築などで出てくる「ブランド論」という領域の議論もあり、
実際の消費財系の事例を交えながら講義が進んでいくのもとても印象的でした!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今日は「MBAでタメになった講義3選」と題して、僕が個人的に感じた講義を3つご紹介いたしました。
それぞれの学問での議論が進んでいますが、学術領域に閉じて研究や理論の質/精度を求めていくものもありますが、
会社で働きながら学ぶ身としては、それだけではなくビジネスの場で活用できるかが、
学びを面白く捉えられるポイントだと思っています。
そんな観点を中心に、タメになった講義を選定してみました。
MBA進学を悩んでいる方、イメージアップしたい方
ぜひご参考にしていただければ幸いです!
(余談ですが、「科目履修」などもできるらしいので、1つ1つの科目だけ受講しても良いかもですね!)
ではまた次回もお楽しみに〜〜!