ガンダムウォー大阪日本橋残存部隊

まずは、12/2の関西クラシックCSに沢山の方々にご参加頂き、誠にありがとうございました。
8月のカードランド様のクラシックCS、今回の関西クラシックCSと既に2度の大会が開催されましたので、今回はそれらを踏まえた環境レポートを公開したいと思います。あくまで運営メンバーによる私見なので、一つのご参考程度に。

まずはデッキ分布です。

一番多いのがカンクスの6名で、次点が青中4名、水ランデス3名となりました。8月に開催されたカードランド様のCSではカンクスは1名だけでしたので、今回は大幅に増えておりました。カンクスの高い安定性が好まれ、更に強行偵察が減った為と考えられます。


ここで環境デッキの概要をおさらいです。
※以下のデッキ及びカード紹介のところにカード画像を添付しようとしたのですが一部うまく掲載できない画像があったため、カード画像がないカードがございます。ご了承ください


・水ランデス
　言わずと知れたゾックと水中仕様によるゾックループによるドロー加速から、G破壊、ユニット破壊を早い段階から継続して行えるメタデッキの中心ですが、強行偵察1枚に制限してもまだまだ強力でした。


・カウンターΞ(カンクス)
　赤の三種の神器のドローに加え、最速5ターン目に降臨する高機動6点を叩き出すΞガンダム。エスコートや加速する狂気、転向等、場をコントロールするカードも多彩で、カウンターに加えて、コスモバビロンやシャアの帰還等の回復も持つ万能型デッキです。


・青単中速(青中)
　14弾、Ζ編により強力なカードが収録された為、当時、急激に頭角を表したデッキ。
Ζガンダム(ハイパー・メガ・ランチャー装備)の高打点を始めとした強力なユニットに加え、抱擁による回復、14弾カミーユ等のキャラクター等、非常に攻防のバランスが取れたデッキです。


その他、イリア(自爆)ジオ、黒単重速、茶単バルチャー等も環境に存在しましたが、相手デッキへの様々な対策をしやすかったのが上記３デッキかと思われます。

ただ、3デッキ同士の対決は、運営メンバーによる調整時、相手の強力なカードと真正面から戦うと引きゲーになってしまう事が非常に多かったです。この為、一方的に相手に有利を取れる、或いはゲームを終わらせるカードが必要でした。
今回はそれらのカードをご紹介します。


・青中の対策カード
ロンデニオンU-126 採用1名(水ランデス対策)
→このユニットがリロール状態で居る限り、自軍Gは全て破壊されません。宇宙に出撃可能なので、シャズゴを回避可能です。また、2国の為、先行後攻関係なく、制圧作戦の前にプレイが可能です。


アムロレイCH-46 採用1名(水ランデス対策)
→相手ターンで水、砂漠、高機動を得られます。
水がある為、ズゴックE(シュタイナー機)や、水(テキスト消去)の影響を受けず、砂漠による先頭をロール可能で、ガンダム(ハイパーハンマー装備)等にセットされるとかなり処理の大変なユニットになります。


V2ガンダムセットU-191 (水ランデス、カンクス対策)
→水ランデスにはコアファイター(U-192)による防御、5国マルチプルによる戦闘ダメージの無効化が非常に有効です。また、カンクスには加速、転向、バビロンのオペを破壊可能な為、非常に有効です。但し、ユニットスペックが高くない点だけが弱点になっています。


・カンクスの対策カード
血の宿命C-5　採用1名(水ランデス、青中対策)
→受けたダメージをターン終了時に返す事ができ、今回のクラシックは3枚採用可能です。
水ランデスはドロー加速の為、本国が枯渇しやすく、1枚でも試合がひっくり返ります。また、青中は高打点の為、2枚打てれば、30近い本国を一瞬で削る事ができます。


・水ランデスの対策カード
ボラスキニフCH-75　採用1名(カンクス、青中対策)
→水を持つユニットにセットされていると、水を持つユニットのみ、防御ステップ終了時までの間、敵軍効果の対象になりません。加速やリックディアス、サイコミュなどを全て回避可能で、今回の環境には非常に強力なカードです。


上記の通り、対策としてかなり有効なカード達ですが、採用者は1名程度とかなり少なかった感じです。
勿論、採用したからと言って必ずしも勝てるわけではございませんが、採用していた方2名は上位4名に進出しており、一定の結果になったかと思います。当時は有名なカードでしたが、ロンデニオンやボラスキニフは知らない方も多そうでしたので、ここでご紹介させて頂き、更にメタゲームを楽しんで頂ければ幸いです。

それでは今回の残存部隊通信はこの辺りで。
次回のCSもお楽しみに！