あるWebメディアさんに「色んな会社がどうやって組織を円滑回すためのITを組んで会社を回しているのか、総務的かつ技術的な視点で刺激を与えるシブ知な連載どうですか」と持ちかけたんですが、まずは取材先や読者層がどれだけいてくれるのかってのが知りたくて、このブログで取材先を公募をすることにしました。
コーポレート・エンジニアリング is 何
非常に簡単に言えば、会社の運営上の問題をITを使ってどうやって解決して、組織の運営を最適化していくのか、それを支えるエンジニアリング組織をどう作るか、という活動です。私は、そのように定義しています。プロダクト開発のあり方を考えるのではなく、組織運営のオペレーション設計やあり方を考えるのが主眼です。
で、まぁ結局すべきことって1つしか無くて「オペレーションの改善と改革」です。自分達がやっているタスクを、正しいやり方に再定義して、みんなが働きやすい環境を作り、会社の運営をヘルシーにする。こういう流れというかサイクルを作って回す仕組みを、ITで用意する。そのITがハックする対象が、コーポレート(会社組織)になるわけです。
「IT技術を使って、人に依存することなく働き方を変えて、会社を変える・良くする仕組みを考えて、実行に移すこと」
自分がずっとご業務システム畑にいたこともあってか、こういうITの使い方をもっとやりたいな、知りたいなっていう思いが、とても強いです。
業務のDXと事業のDX
ITを手の内に入れる(企画から運用改善までのサイクルを、自社で管理できるような体制をつくる)のが、DXなるものを実現するための骨子。これは及川さんの著書「ソフトウェア・ファースト」で書かれていた定義です。
ただ、私の中では「事業やプロダクトを開発するDX」と「業務やオペレーションを改善し、組織運営のインフラを開発するDX」の2つがあると思っています。前者と後者は、どこかで融合するといいますか、結節するポイントがあると思ってて。ラグビーでいうとフォワードとバックスのような、そんなイメージを持っています。バックスがトライを上げるために、コーポレートが前でスクラムを組むわけですわ。プロダクトが生み出す価値と、組織改革として生み出す価値が交差する議論をしていく中で、エンジニアリングの幅を広げていける刺激を提供したい、そんな風に思っています。
取材先の会社さんを募集します
取材させて頂きたい内容としては、以下の通りです。
- 事業内容
- 総務部門の体制
- コーポレート系のエンジニアの主な業務内容・キャリアパス
- 会社運営上、特にITで解決したいと思っているエリア
- バックオフィス運営のやりがい
- 業務運営でウチはここを工夫しているぜ!っていうアピールポイント
- コーポレート・エンジニアリングに期待すること
- 今後の抱負
これがテンプレになっていて、これをベースに1時間〜1.5時間枠程度で、いろんな議論が取り交わせればと思っています。私が話し手となって、ショーンKのごとく色んな話を引き出させて頂ければと思います。コーポレート部門でエンジニアを活用している会社さんが最も関心が高いと思いつつも、ウチの創意工夫を聞いてもらって手伝ってくれる人を探したい方、一緒にこの企画を運営したい方からのお声がけをお待ち申し上げております。
来週以降、私から個別にDMが飛ぶこともあるかと思いますので、引き続きよろしくおねがいします...!!
掲載先
企業メディアさんが当該企画にJOINしていただけるのであれば、そちらに掲載しようと思っています。特にいらっしゃらない場合は、私が運営しているnoteに掲載します。