ChatGPTが変える日常生活管理の未来。デジタルアシスタント化へ大きな一歩

OpenAIは、ChatGPTに革新的な新機能「Tasks」を導入することを発表した。この機能により、AIチャットボットがスケジュール管理やリマインダー設定が可能な本格的なデジタルアシスタントへと進化する。

新機能は月額20ドルのPlusプランをはじめ、TeamプランやProプランの有料ユーザーから順次提供を開始。GoogleアシスタントやSiriのような従来のデジタルアシスタントの機能に、ChatGPTの高度な言語処理能力を組み合わせた画期的なサービスとなる。

具体的な機能として、毎朝の天気予報配信やパスポートの有効期限通知、子供向けの就寝前のジョーク配信など、日常生活をサポートする多様なタスクに対応。設定は「4o with scheduled tasks」を選択し、実行したいタスクと時間を指定するだけの簡単な操作で完了する。

タスク管理は最大10個まで同時実行可能で、ウェブ、デスクトップ、モバイルでの通知に対応。チャットスレッドまたは専用のTasks セクションから簡単に管理できる。

さらにBloombergの報道によると、OpenAIは自律型AIエージェント「Operator」の開発も進めており、「Caterpillar」というコードネームのプロジェクトでは、ウェブサイトの操作や文書分析などの高度なタスク実行機能の開発も進行中という。

この機能は現在ベータ版として提供されており、信頼性や時間に正確な情報提供については検証段階にある。OpenAIは実際のユーザーフィードバックを基に、さらなる機能改善を進めていく方針だ。

（Source: The Verge）