首相や公明、大連立「選択肢にある」
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大連立「選択肢にある」 首相や公明代表が言及
石破茂首相は1日放送の文化放送ラジオ番組で、少数与党の現状を踏まえた野党との大連立について「選択肢としてあるだろう」と述べた。
・・・立憲民主党の野田佳彦代表と日本維新の会の前原誠司共同代表との関係に触れ「中道政治を目指し、相通じるものがある。長い友人で信頼でき、裏切られたことが一度もない」と語った。
https://www.47news.jp/11977643.html
石破さんは首相をやり続けたいのでしょう。しかし大連立は簡単にはいかない。首班指名で野田佳彦と書かなければ連立しないとゴネられるかもしれません。維新だって閣僚ポストを要求するでしょうし、大政翼賛会と言うよりも野合になってしまわないか。どうせ大連立するのであれば公明党との連立は解消した方がいい。
「裏切られたことが一度もない」と石破さんは言うが、石破さんは自民党内で裏切りをやってきた人で、他党の議員から信頼されていない。上手くいくはずがありません。
大連立を考えるのだったら、次の衆参同日選挙後に考えたらいい。勿論、次の選挙の顔は石破さんではダメです。だって選挙に負けても責任を取らない人ですから。
次の選挙の顔は誰とは申しませんが、最近、清水ミチコさんが物まねをされてる女性議員のような方がいいですね。保守層が戻ってきますよ。
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桜島からの初日の出。
私は一か月くらい前にこんな夢を見た。
私は自分のベッドに仰向けになっていると、すごく不快な臭いがした。人糞の何倍も臭い。「そこに居るのは誰?」と言ったところで目が覚めた。
夢の中で臭いがするのかな。昔、どこかで読んだような気がするが、どこだったか思い出せない。ま、いいか。
ところが、最近友人からもらった本をパラパラとめくっていたら、ありましたよ。
<ふと、謙吉は世間で「夢の様だ」と言うのが妙に思われた。音や色は勿論、近頃は匂いまで感ずる自分の夢の鮮かさを思う一方、夢に現れる自分というものの真実さよりしても其う云う様な言葉は怪しからんと思うのだった。
「八重子さんは匂いのある夢を見た事があるかい?」
「其んな病的な夢見るんですか、貴君の夢は匂いがするの?福神漬でないの?」
八重子さんは面白そうに笑った。
「福神漬じゃあないんだが・・・・」>(小林秀雄「蛸の自殺」 大正11年作)
この前に「匂い」に関することが書かれています。
<「富士子(謙吉の妹)さんは大学で何をやるんだね」
「英文科に行くと云ってた。」
「電車の中で西条八十なんて拡げている中はいいが、今に兄貴抑えられるぞ、テニソンの詩は匂いが生命よ━━なんて。」
「おならじゃあるまいに。」>
さらにその前に「福神漬」について。
<「まあ、謙ちゃんに自炊なんて芸当が出来るの!?」
「そらあ初めの中は妙なお菜(かず)を幾つも拵えて、嬉しがってたさ。だけど、だんだん不景気になって、終いには、福神漬許(ばか)り食べるもんだから、浜に出ても、福神漬の厭なゲップ許り出て閉口だ。」>
「匂い」も私の臭覚としての「臭い」も大して変わらない。「おなら」や「厭なゲップ」は臭い。
小林は他所で夢についてこんなこと書いています。
<人間は現実を創る事は出来ない。ただ見るのだ。夜夢を見るように。人間は生命を創る事は出来ない。ただ見るのだ、錯覚を以て。>(昭和2年「測船Ⅰ」)
私は青春時代の書として、コリン・ウイルソン「アウトサイダー」を挙げましたが、小林秀雄訳ランボオ詩集「地獄の季節」も愛読書の一冊でした。私としてはあまり”自白”したくありませんが。
小説家の島尾敏雄は胸の上に手を置いたり、苦しい姿勢で寝たそうです。夢を見るために。
話が大分逸れてしまいました。
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