無料で使えるスタジオが渋谷のど真ん中に登場!USTREAMスタジオ渋谷がにぎやかにオープン

世の中、無料で使えるものもいろいろあるとはいえ、放送設備の整ったキレイなスタジオが無料で使えるようになるとはだれが想像しただろう。しかもこの立地である。渋谷の駅前徒歩5分の好立地、文化村通り沿いでサーティーワンアイスクリームとか不二家レストランのちょっと先。ソフトバンク渋谷の上にそのスタジオはある。その名も“USTREAMスタジオ渋谷”。

『USTREAM(ユーストリーム)』について改めて説明すると、これはネットを使った生中継が簡単にできるウェブサービス。パソコンにウェブカメラさえついていれば、だれでも気軽に無料でネット生放送を開始できる。また『iPhone』『Android』等のスマートフォンにも対応しており、これらスマートフォンから放送をおこなうことができる。もちろん、これらのスマートフォンから番組の閲覧も可能だ。既にこの『USTREAM』を使ってさまざまな番組が企画され、放送されている。内容は、宴会の様子から大臣の会見まで多様。思いついたときに無料で配信開始できるのがなによりの魅力で、同様のサービスを展開する『ニコニコ生放送』と並んで新しいものが好きなネットユーザーの注目の的となっている。誰でもどこからでも番組を放送でき、どこからでも観ることができる。そんな時代へ今、本格的に突入しつつあり、そんな時代を象徴するサービスのための無料で使えるスタジオが渋谷のど真ん中にいよいよ登場、ということで今日はとても象徴的な日なのではないかと感じた。

さてこのスタジオ、5月10日がオープンということで、本日オープン記念の『MySpaceJapan』さんによる公開収録がおこなわれた。下の階には『iPad』の予約が開始されたソフトバンク店舗があり、ガジェット好きにはそんな意味でもホットな空間となっている。建物には既に“USTREAM”という大きな看板がかかっており、なかなかの迫力。

エレベーターで5階にあがると、正面に受け付けスペースがあり、すぐ奥がセミナー形式の収録スペース。左手が30~40名ほどは入れそうな公開収録スペースとなっている。観覧者が座る椅子も準備されているのだ。使えるスペースは大きく2つにわかれているので、放送の際はどちらかを使う形になる。放送に使う機材もひととおりそろっており、手ぶらで来場しても本格的な放送をおこなうことができる。

そうこうするうちに、いよいよオープン記念の放送がスタート。会場には抽選で選ばれた一般観覧の方が30名ほど来場されていました。番組はDJ TAROさんとSascha(サッシャ)さんが進行役となり、なごやかなムードで収録開始。DJ TAROさんは左腕を骨折していて、包帯をぐるぐる巻いた状態ですが、ユーモア溢れるトークは健在。そしていよいよゲスト登場。今夜のゲストは3名で、登場順に紹介するとスイートバケイションのMAYさん、アーティストの宍戸留美さん、元光GENJIの山本淳一さん。MAYさんはバンコク生まれのヴォーカリスト。おみやげのタイ風焼きそばをもってきたそうで、出演者みんなでおいしく食べてました。記者もおなかすいてたのでうらやましかった。そして宍戸留美さんはギターの伴奏で歌を披露。とても素敵な歌声でした。

元光GENJIの山本さんは出演者の中で唯一(もしかしたら会場にいたスタッフも含め50名ほどの中で唯一?)「Twitterのアカウントをもっていない」ことが番組中発覚。なんとその場でアカウントをつくることになりました。アカウントは「@banjee228」に決定。会場の人たちは先を争ってフォローしてました。

最後にはDJ TAROさんとSaschaさんの即興DJプレイとVJプレイも炸裂し、そんなこんなでエンディングへ。楽しい時間はあっというまに終わり、収録が終了すると会場の皆さんは記念写真を撮って、おみやげの“USTREAMステッカー”をもらって帰宅となりました。観客の皆さんだけという話の“USTREAMステッカー”を記者もお願いして一枚もらっちゃいましたぞ。

収録後、スタジオについての質問に親切に答えてくださった広報の方によれば“USTREAMスタジオ渋谷”の5月分の予約は既にいっぱい。6月分に関してはこれから募集とのことなので、使ってみたい人はUSTREAMスタジオの予約ページを時々チェックしよう。

USTREAMスタジオ特設ページ(TV Bank)

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深水英一郎(ふかみん)

トンチの効いた新製品が大好き。ITベンチャー「デジタルデザイン」創業参画後、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」を個人で開発。利用者と共につくるネットメディアとかわいいキャラに興味がある。

ウェブサイト: http://getnews.jp/

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